活動期間は短いながらも、日本のパンク&ニューウェイヴ・シーンに深い傷痕を残したバンド「自殺」。
名盤『TOKYO NEW WAVE '79』に収録された2曲のライブ音源と、映画『ロッカーズ』でのライブ・シーンしか公式作品がなく、その全貌が謎に包まれていた彼らの未発表ライブ音源『LIVE AT 屋根裏 1979』が12月11日に発売される。
今回発売される音源はバンド最盛期のもので、川上浄(vo)、栗原正明(g)、中嶋一徳(b)、佐瀬浩平(ds)の4人によるもの(中嶋と佐瀬は『TOKYO NEW WAVE '79』以降の参加)。
オリジナル曲に加えて、同時期に活動した 8 1/2のレパートリーでもある中嶋の作品「3-2-1-0」やイギー・ポップのカバーなども聴ける。
監修・解説をサミー前田(VOLT-AGE records)が務める本作は、初回生産限定のボーナスCDとして『LIVE AT Lo-D PLAZA 1979』(全7曲29分・曲目秘匿)を封入。今年の3月に急逝した佐瀬“BIG BEAT”浩平の追悼盤でもある。
バンド解散以降のメンバーの重要なキャリアとしてバンド名を挙げると、コックサッカーズ(川上が参加)、THE FOOLS(栗原、中嶋、佐瀬が参加)、山口冨士夫のTEAR DROPS(中嶋、佐瀬が参加)などがある。
なお、ジャケット写真は小滝橋通りにあった旧新宿ロフトのエレベーターで撮影されたものだという。
商品情報
自殺
『LIVE AT 屋根裏 1979』
WC-083
定価:2,160円+税
2014年12月11日発売
【Disc 1】
1. GIMME SOME SKIN
2. みずたまりにて
3. セカンド・スーサイド
4. 3-2-1-0
5. I GOT A RIGHT
6. ファンシー
7. WOO-
8. ひなたぼっこ
【Disc 2】
1. LIVE AT Lo-D PLAZA 1979.(7曲入・曲目秘匿・29分収録)