11月14日（木）に発売されるbloodthirsty butchers（ブラッドサースティ・ブッチャーズ）の3年8ヵ月ぶりとなるニュー・アルバム『youth（青春）』。その最新ミュージック・ビデオが遂に完成、キングレコードのブッチャーズ・サイトで公開となった。
リード曲「デストロイヤー」は、長年ブッチャーズのビデオ制作やライブ撮影に携わり、2011年にはブッチャーズのドキュメンタリー映画『kocorono』を発表した川口潤監督による作品。
そして「youth パラレルなユニゾン」は、ブッチャーズのリーダー吉村秀樹が札幌時代にブッチャーズと並行して活動していたバンド、スピットファイヤーのメンバーでもあった小磯卓也による美術チームReguReguが手掛けている。
ともにそれぞれの映像作家にしか表現し得ない、個性が際立つ映像作品に仕上がっており、『youth（青春）』の世界観を見事に具象化することに成功している。
さらにもう１曲、「ディストーション」のビデオを米国ニューヨークにてJimbo Matisonが目下制作中とのこと。
Jimboは1993年にブッチャーズと出会い、吉村秀樹とのライブ共演や、ブッチャーズのアメリカ・ツアーを手伝ったりと長年ブッチャーズを応援してきたアーティストであり映像作家。こちらも完成次第アップされる予定なので期待したいところだ。
なお、吉祥寺バウスシアターで開催される『爆音収穫祭 BAKUON HARVEST』（10月26日〜11月8日）にてブッチャーズのドキュメンタリー映画『kocorono』（監督：川口潤）が一夜限りの爆音上映されるが［11月8日（金）18:30〜］、この上映時に「デストロイヤー」のビデオも上映されることが決定した。
このビデオは上映時限定の爆音仕様になるそうなので、繊細かつ桁外れな怒涛の音圧でまっさらな新曲を聴ける二度とないチャンスと言えるだろう。
bloodthirsty butchers 最新アルバム『youth（青春）』からのミュージック・ビデオはこちらにて。
●「デストロイヤー」＜監督：川口潤＞
川口潤
SPACE SHOWER TV/SEPを経て2000年に独立、多数の音楽番組やミュージック・ビデオの演出を手掛ける。
2007年にNYで行われたイベント『77BOADRUM』のライブ・ドキュメンタリー映画を自主制作・自主配給にて公開、2008年にはドキュメンタリー映画『アナーキー』を再構築、そして2011年、ブッチャーズのドキュメンタリー映画『kocorono』を発表。
ブッチャーズとの付き合いは1996年のアルバム『kocorono』発表時まで遡り、以後ライブ映像の撮影やミュージック・ビデオ制作に携わる。
●「youth パラレルなユニゾン」＜監督：ReguRegu＞
ReguRegu（レグレグ）
カヨと小磯卓也による美術チーム。2008年結成。映像、人形制作、音楽などの活動を行う。札幌在住。
『NO ALBUM 無題』より2曲、羊毛フェルト人形を使ったコマ撮りアニメーションのPVを製作。初個展はブッチャーズの自主企画『official bootleg』の会場であった。2011年、secreta tradesよりショートフィルムDVD『ゆめとあくま』を発表。2014年1月には同レーベルより2作目の作品集『よどみのくに』をリリース予定。
小磯卓也は札幌時代に吉村秀樹がブッチャーズと並行して活動していたハードコア・バンド、スピットファイアーのベースであった。
＜BAKUON HARVEST 爆音収穫祭＞での一夜限りの爆音上映！
映画『kocorono』＋爆音「デストロイヤー」MUSIC VIDEO
11月8日（金）18:30〜 吉祥寺バウスシアター
チケット1,300円絶賛発売中
バウスシアター劇場窓口かboid通販にて
＊爆音収穫祭公式サイトはこちら
商品情報
youth（青春）
キングレコード KICS-1967
定価：3,000円（税込）
2013年11月14日（木）発売
【収録曲】
01. レクイエム
02. コリないメンメン
03. デストロイヤー
04. ディストーション
05. サイダー
06. Techno! chidoriashi
07. Goth
08. ハレルヤ
09. youth パラレルなユニゾン
10. アンニュイ
kocorono【アナログLP】
391tone NAS-2009〜10
定価：5,040円（税込）
2013年11月14日（木）発売
●1,000セット限定プレス
●見開きダブルジャケット仕様
●アナログLP180g重量盤（2枚組）
●33 1/3rpm
＊ブッチャーズ レーベル「391tone」（www.391tone.com）限定発売
＊限定盤となりますので、数量に達し次第販売終了となります。
【収録曲】
【side-A】
01. 2月 / february 親愛なるアレックスさんへ
02. 3月 / march 青空
03. 4月 / april「大人になんか解ってたまるものか！」
【side-B】
04. 5月 / may インスト
05. 6月 / june あめ, アメ, 雨
06. 7月 / july 心
【side-C】
07. august / 8月
08. 9月 / september ぼく
09. 10月 / october 黄昏
10. 11月 / november インスト
【side-D】
11. 12月 / december トウキョウ
