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INTERVIEW

トップインタビューレイラ - 実験的でポップ。結成10周年に放つ1stアルバムのジャンルは「レイラ」

実験的でポップ。結成10周年に放つ1stアルバムのジャンルは「レイラ」

2026.07.10

生きることに目を向けよう

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写真 稲垣ルリコ

──この3曲がありつつ、「飛べる」はレイラの得意技というか。「透明少女」や「夏風邪」に続くめちゃくちゃパワフルでライブ感のある曲ですね。

有明:そうですね。ライブハウスでやることをイメージして作ったんで、その勢いはできるだけなるべくつけたし、ライブハウスでやってもカッコイイのが想像つくような間奏にしたりしました。

──次の「zzz」は、なんて読むんですか?

みうら:読み方決まってないんですけど、僕は勝手に「おやすみ」って言ってる(笑)。

──「zzz」から続くラストの「いまを生きる」は壮大なアンビエント曲ですが、もともとこの2曲はつながっていたんですか?

みうら:いや、もともと「いまを生きる」が先にあって。アルバム作るんだったらそういう曲につながるインストみたいなのが入ったらもっと世界観が広がるなと思って、着手したっていう感じでした。アンビエントはもともとすごい好きで、Gregory and the Hawkの影響が大きいですね。アンビエントってあんまり認識されていないし、「おまけ」みたいな感じになるのがすごい嫌だなと思って。ちゃんと聴いてほしいなって思いながら作ってました。

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写真 稲垣ルリコ

──「いまを生きる」という言葉はポジティブな意味ですか?

有明:全部含めて「いまを生きる」かなと思ってて。その曲に関してはポジティブなイメージでつけてるけど、ネガティブだろうと「いまを生きる」だなって思ってそういうタイトルにしました。

──刹那的な感じもある?

有明:そうですね。本当に‟いま”っていう感じで。

──今回のアルバムの曲には「ひとり」という言葉がたくさん出てきます。「lonly」や「最近のビッグニュース」が象徴的ですが、目的地にたどり着けない葛藤や、どん底のような状態から「それでも」というこの歌詞を書くに至るまでに、どういう風に気持ちが変化していったんですか?

有明:特にすごい大きな出来事があったっていうより、小さないろんな出来事が積み重なって、「生きるんだとしたら前を向いて生きるしかないな」と思っていて。その上で何するにしても、「生きてなきゃ何もできないな」みたいな考え方が根底にあるんですよね。歌詞の<花は咲くものだよ 枯れるものじゃない>っていうのは、人は死ぬものじゃないですか。でも「人は死ぬものだよ」とか言ってたら何の意味もないというか、何も始まらないなと思って。そうじゃなくて、そこに目を向けるんじゃなくて、「生きることに目を向けよう」みたいなそういう考えに至って、その曲を書こうかなと思いました。

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写真 稲垣ルリコ

──終盤のコーラスに藤井凱也(NOIMAGE)さんと、落岩勇弥(アスノポラリス)さんが参加されているんですよね。お2人に頼んだ理由は?

有明:声かけて来てくれたから(笑)。

みうら:もともとは呼ぶ予定じゃなくて。2人だけで声を重ねようって話だったんですけど、本当に録る1時間前とかに呼んだらその2人が来てくれて。結果的に来てもらえてすごく良かったです。

有明:良かったよね。

みうら:人間味というかね。

──すごく感動的な曲の終わり方、アルバムの締め方だなと思いました。今回のアルバムを作ったことで「一筋の光が見えた」と投稿されていましたね。

有明:シンプルに「絶対売れるな」と思ったんで。自信ですね。もう一回頑張れるんじゃないかなって思いましたね。正直、去年のSHELTERワンマンも売り切れなかったし、「絶対売れねーわ」って思ったんですよ。ダメだわと思って。でも今は作品が良かったのもあるし、頑張れば売れるんじゃないかなって。今のチームのみんなと末永く楽しくやれたらなと思えるようになりました。

みうら:いいものができたなって。今までも良い作品を出してる自信はあったんですけど、すきずきじゃないですか。好みって分かれちゃう。でも、『いまを生きる』っていうアルバムができて、悪い印象はゼロだろうなって。聴いてもらえれば刺さる、っていうぐらいの自信作ができて。シンプルに喜びと、「これいけんじゃないかな?」って、そういうワクワクをくれてる状態です。あと、アートワークも自分たちでやったので、可愛いからそういうところも見てほしいですね。

因縁のクアトロ

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写真 Hakubi 片桐

──そして、7月11日には過去最大キャパのクアトロワンマンが控えています。『10年経っても』というタイトルの意味は?

有明:私がいったん『10年経っても』ってタイトルにしようって決めました。本当は『10年経っても』っていう一節を何かしらの曲の歌詞に入れようと思ってたんですけど入れられなくて。他にいい案もないし、言い切らない感じでちょうどいいかなみたいな(笑)。クアトロの日は10年間の集大成みたいな一日にしたいなって思って全力を注ぐつもりでいるんですけど、あんまりそれすぎると解散しちゃうみたいだなと思って。そうはならないように、これからも続いていく一歩につながるような一日にしたい。来てくれるみんなも10周年見て「良かったね」で終わらないというか、「また見に行きたい」って思ってもらえるようなライブをしたいなと思っています。

みうら:若いときに「クアトロやれなかったら解散しよう」みたいな話をしてたんですよ、メンバー内で。だから出たことはないけど因縁のというか(笑)。お客さんもこの10年間の中で昔から応援してくれている人もいれば、最近知ってくれた人もいるし、もちろんその日来れない人とか、応援すること自体やめてしまった人とかもいるんで、そういうところにも届けたいなって思いますね。この10年間がなんだったのかっていう答え合わせをしたいなって思ってます。

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写真 稲垣ルリコ

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1st Full Album
『いまを⽣きる』

2026年7⽉1⽇(⽔)配信リリース
2026年8⽉12⽇(⽔)CD-Rリリース
品番:SHLU-13
価格:¥2,750(税込)
発売元 / 販売元:SHELTER UNITED / PCI MUSIC

【収録曲】
1. lonely
2. なんでもない
3. Re:
4. 最近のビッグニュース
5. juice
6. Fall in love
7. how are?
8. ⾶べる
9. zzz
10. いまを⽣きる

「いまが、⼀番強く、そして⼀番かっこいい。」
2⼈体制となり、その表現⼒とライブの熱量を増し続けるレイラが、結成10周年の節⽬に放つ最⾼傑作。
さらなる⾼みへと突き抜ける決意と、バンドの⽣々しい“現在地”を刻み込んだ渾⾝のファースト・フルアルバム。
全10曲からなるフルアルバムのスタートに相応しい鋭いサウンド感のショートチューン「lonely」。
そのフレーズを発展させたようなギターリフと重厚感のあるビートで奏でる「なんでもない」からアルペジオとタッピングの絡みが美しい「Re:」へと繋がっていく。
有明のソロライブではもはやお馴染みの「最近のビッグニュース」、真夏に炭酸飲料のプルタブを開けるような⽢酸っぱい歌詞が⽬⽴つ「juice」。
美しい歌のメロディと余⽩のあるサウンドで魅せる「Fall in love」、トラディショナルなイントロから⽇常の燻りを描いた「how are?」まで飽きさせない編曲と新鮮味のある⾳⾊が⽬⽴つ。
5⽉に先⾏配信されていた「⾶べる」はバンドの⾶躍を祈るライブチューン、その余韻のままライブでのSEのような⼼地よいインストゥルメンタル「zzz」で使われたテーマと同じギターのアルペジオから始まるアンビエント曲「いまを⽣きる」ではレイラの鋭く⽬を光らせたままこれからも⽴ち向かっていくような強さがある。

LIVE INFOライブ情報

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レイラ10周年単独公演『10年経っても』
【会場】渋谷クラブクアトロ
【日程】2026年7月11日(土)
【時間】開場18:00 / 開演19:00
【料金】前売¥3,900 / 当日¥4,500
※ご入場時ドリンク代¥600が別途必要です
※4歳以上チケット必要
【問い合わせ】HOT STUFF PROMOTION 050-5211-6077(平日12:00~18:00)
 
※その他のライブ情報はこちらをご参照ください。
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