レコードでアプローチする1970年代アニソン
──声さんのアニソンレコードのコレクションのなかから、1970年代モノを持ってきていただきました。
新井:え〜え〜。凄い。こんなに一度に見られる機会なんてないですよ。
声:ジャケットを見るだけでイメージが広がりますよね。
新井:『ヤッターマン』は再放送を観ていました。『マジンガーZ』も勢いがあってもいいですよね。『アタックNo.1』って「♪苦しくったって」という曲ですよね? それはいとこのクルマで聴きました。それから『ベルサイユのばら』も気になっています。最近、これのポップアップストアが開かれていましたよね。
声:“ベルばら” は、宝塚の息吹もあり、曲に高級感があって盛り上がりますよ。
──『昭和アニソン大合唱 vol.1』の第3部では、声さんがこうしたレコードを回して、会場全体で合唱することになります。
新井:私もレコードを買うことがあります。この前、渋谷のまんだらけに初めて行ったんです。すぐには気づかないようなちっちゃいコーナーにレコードがあって、南野陽子さんの『はいからさんが通る』をゲットしました。アンティーク雑貨なんかもそうですが、掘り出し物を探すのが好きなんです。
声:レコードを探すことを “ディグる" というんですよね。“掘る" という意味です。1枚1枚ジャケットを見ながら探す姿が、土を掘っているように見えるので。
新井:はい、東京女子流に『コーナーカット・メモリーズ』という曲があるのですが、そのなかに “ディグる” 振り付けがあって、言葉の意味を理解しました。
──新井さんがディグって手に入れた「はいからさんが通る」は実写版映画の主題歌ですが、1970年代にアニメ化されていますね。
声:その主題歌もかっこよくてファンキーなんですよ。
新井:南野陽子さんの曲とは違うんですよね?
声:別の曲ですね。また、違う魅力があって。歌っているのが男性なんですよ。とても使いやすい曲なので、DJでもよく回します。
詳しく知らなくたって楽しめる『昭和アニソン大合唱 vol.1』
──最後に『昭和アニソン大合唱 vol.1』をどんなイベントにしたいか、お言葉をいただきたいと思います。
声:アニメや特撮というのは日本を代表するカルチャーの1つだと思います。勇気をもらえることもあれば、かわいさにあこがれる要素もあります。1970年代のアニソンには、そうしたいろいろなものが凝縮されている楽曲が多く、新しい発見がたくさんある。ぜひ楽しみに来ていただきたいですね。あんまり詳しくないとか、知っている曲が少ないとか、そんなことは気にする必要ありません。絶対楽しめると思います。
新井:私もそれほど詳しくないのですが、声さんの言葉を聞いてすごく心強く感じました!
声:私だって後追いですし、そんなに詳しくないんです。ただ大好きなんです。今は若い人たちが、日本の昔の音楽に興味を持ってらっしゃいますよね。シティポップなんて世界中で聴かれるようになりました。私はこのジャンルも、かならず再評価されると思っています。
新井:今回、『ルパン三世』の上映があるので、その予習をしているんですね。すると “ルパンはなんてロマンティックなことを言うんだろう” って感激することがあって “なんでもっと早く観なかったんだろう” と思っています。同じように知らない方も、このイベントで新たな音楽に出会うきっかけになったら素敵です。新しい曲を探す旅にみんなで出かけられたらいいですね。それに、個人的には大切な曲である「デリケートに好きして」「キューティーハニー」を皆さんと合唱するのは本当に楽しみです。
──イベント終了後には、お二人との撮影会があるんですよね。
新井:はい! ご希望の方を10名程度のグループに分けて、私と声さんで一緒に記念撮影をします。それが後日、オフィシャルサイトに掲載されるんです。皆さんとの素敵な思い出作りになると思います。















