ちゃんと立ってみたい! と思っていた新宿LOFT
──里菜ちゃんのいい表情出ました! では、打楽器隊のお2人はリハをしてみてどうです?
マコト:(浜田が)曲をもう全部、覚えてるっすよね? すごくないですか?! だからすごくやりやすいんですよ。それでほぼ、合ってるし。
片平:確かに、(リハで)何も見てないですもんね。私でも見てるのに(笑)。
浜田:いや……覚えてないところもあるんですよ。とにかく曲をずっと聴く、っていう作業をずっとしてて、ベースはほとんど触ってないんですよ。
片平:え? 耳コピですか?
浜田:ベースラインでというより、ちょっと曖昧に曲だけ覚えて。頭でイメトレして、最後にベースを触って。間違えて、またそこから覚えていく、みたいな。(トーマスとして)2人のユニットでできているものももともとあるからそこに寄り添ったり、逆に「俺に合わせてくれてるな」って感じたり。俺が勝手にやってるところもあるかもしれないんですけど、それでもちゃんと合わせてくれて。リズム感も安定してるなぁ、と思ってます。何かあったら言って欲しいです!(笑)
マコト:ベースとドラムは入りとか出るのが一緒だったりするので、俺はありがたいです。ドラムはリズムだけで音階がないけど、(ベースは)コードもあるのに。「浜田さん、入りそうだぞ」っていうのを(見ながら)。もちろん本番までにはちゃんと仕上げますけど!
浜田:どこまでが控えめでどこからが主張になるか分かんないですけど、今はそのバランスをみんなが考えてやっているのかなと思ってます。あとはみんなでいい意味で緊張感がありつつ、いい空間を精一杯作って、楽しくやれれば。
高橋:僕はもう、ただただ楽しくやります!(笑)
──4人のメンバーでのライブ、お披露目を心から楽しみにしています。7月から始まるツアーは全国4公演で、ファイナルは福島・郡山ですね。
片平:そうです、私の地元で。
マコト:福島はしょっちゅう行ってる場所だからね。
高橋:俊美さんと一緒に動いたりもしてるので、福島は年に何回も行っててね。
──東京は新宿LOFTでのライブですが、新宿LOFTは?
マコト:Barステージのほうは出たことがあります。あとは行ったことが、何回かあるぐらいです。
高橋:最近だとロンナイ(『LONDON NITE X’mas Special 2024』/2024年12月)でしょ?
浜田:俺がLEARNER BOYSでちょうど出てたときだね。
マコト:そうだ、その場で「よろしくお願いします」って浜田さんに挨拶をしたんだった(笑)。
高橋:僕はまだ出たことがないですね、(ステージに立つのは)本当に初です。
浜田:LOFTといえば俺は、いろんなバンドとしてやってますね。思い出もまぁいっぱいあるんですけど……夜中のイベントとか、まぁ……飲む・飲まされる、みたいな。LOFTって、お酒の思い出しかないですね(一同笑)。イメージ通り?
片平:お酒でぐちゃぐちゃになってそうなイメージがある。
高橋:僕もぼちぼちですけど、お酒は飲むので。マコトはずっと飲んでるけど。
マコト:(笑顔で頷きながら)いや、好きなだけですけどね!
──ライブ後、良い打ち上げができますように。そもそも里菜ちゃんが新宿LOFTに立つのは?
片平:見に行くことはよくある場所ですけど、自分名義のワンマンで立つのは初めてです。都内で出るライブハウスは自分のキャパに応じてちょこちょこ変わってて、自分にとって「ここがホームです」っていう場所は今もふわふわしていて。そういった意味で新宿LOFTは、ちゃんと立ってみたい! って思っていた場所でした。このメンバーで本番が楽しいのはもう見えてるので、準備段階でどれだけ良くして、仕上げていけるかに挑戦したいなと思ってます。経験上、本番でどう転んでも成功するとは思っているんですね、楽しいから。そんな本番のステージに、「この音楽、最高でしょ!」って堂々と立って、届けられるようにしたいな、って。それが、今の思いです。
浜田&高橋&マコト:大丈夫だよね、任せてください!
浜田:……って、言っておきましょう(笑)。里菜ちゃんが本番でメッチャ喋り出したりするかもしれないしね?
片平:そう、MCも磨きたいんです! 皆さんがいるので、掛け合いを(笑)。
浜田:これは新しい課題が……。
マコト:セリフとか台本とか、書きます?(一同笑)