Rooftop ルーフトップ

INTERVIEW

トップインタビューニューロティカ×PIGGS - 新宿LOFT通算出演回数最多バンドが新企画を始動! 全身全霊アイドルとの全身全霊パッション対決!

新宿LOFT通算出演回数最多バンドが新企画を始動! 全身全霊アイドルとの全身全霊パッション対決!

2022.12.28

ニューロティカは“詞先”でも“曲先”でもなく“ネタ先”

──なぜここでGO-BANG'Sが(笑)。せっかくの機会なので、PIGGSの皆さんからあっちゃんに聞いてみたいことはありますか。

BAN-BAN:はい!(と挙手をする)

アツシ:どうぞ。

BAN-BAN:私はライブ中に気持ちがワーッと高まって、力が抜けないんです。脱力が苦手で、つい力が入っちゃうんですけど、そんなときはどうすれば良いですか?

プー・ルイ:それはBAN-BANのガチ質問なんですよ。

アツシ:そこはBAN-BANさんの良い所なので、残して伸ばしてほしいと僕は思いますね。

BAN-BAN:分かりました。でも、気合いが入りすぎると疲れちゃうんですよね…。

アツシ:疲れたら休みましょう。「休憩中」って書いたプラカードを用意して、それを見せるのをライブの一つの目玉にするとか。

BAN-BAN:ありがとうございます。頑張って休むときは休みます(笑)。

──あっちゃんは気合いが入りすぎてコントロールできないことがあるんですか。

アツシ:いつも気合いが入りすぎてるよ。入りすぎてるからいつも歌を間違えちゃう(笑)。

プー・ルイ:でも、ライブってそういうものだし、お客さんもそういうのを見たかったりするじゃないですか? アクシデントも含めて生の良さだと思うし。

アツシ:“LIVE”と書いて“生きる”と読むからね。…ヤバいな、今日は名言の連発だな(笑)。

KINCHAN:私からもいいですか?

アツシ:どうぞ。

KINCHAN:私は感情のコントロールが上手くできないんです。そうやっていろいろと上手くいかないときはどうやって乗り越えてきたんですか?

アツシ:僕は弱い部分を他人には見せないで、その場では全部上手くいったことにしてますね。で、家に帰って一人で落ち込む(笑)。でも、KINCHANの場合はきっと悩んでる姿もお客さんが見てるんじゃないかな。いろんなことに葛藤しながらも前へ向いて突き進んでいく姿とか、情熱が溢れる様をお客さんが応援したいんだと思う。…そうだ、もう1曲できるね。『情熱と失敗とパッションと』(笑)。それか『情熱、失敗、お前のパッション』(笑)。

プー・ルイ:語呂がいいですね(笑)。

アツシ:いつか『情熱大陸』のエンディングテーマにならないかな(笑)。まあそれはともかく、まだ若いんだから悩んで当たり前だし、自分の弱い部分も積み隠さず出していったほうがいいと僕は思います。

makenna_shellme.jpg

SHELLME

──質問に答えながらよく新曲のタイトルが思いつきますね(笑)。

アツシ:ニューロティカはだいたいそうやって曲名が決まるんだよ。このあいだもウチの店にニューロティカ・ファンの親子連れが来てくれてね。その子どもがピエロの絵を描いてくれたのを見て「もう涙腺がグルグルになったよ」とライブのMCで話したらお客さんに引かれちゃってさ。涙腺はグルグルなんてしないから(笑)。それで作ったのが「涙腺グルグル!」って新曲で、配信で出したんだけど。全部そんな感じだよ。175RのレーベルからCDを出すことになって、175Rに「手紙」って曲があるからアンサーソングとして「手紙 II」って新曲を作ってみたり。よく“詞先”、“曲先”って言うけど、ウチは“ネタ先”(笑)。僕の作詞はすべて妄想なんです。僕は楽譜も読めないし、ギターも弾けないので、思いついた歌詞をメンバーに渡して曲にしてもらうだけ。その代わり他人が思いつかないヘンな言葉はすぐに出てくる。PIGGSは自分たちで歌詞を書かないんですか?

プー・ルイ:メジャーデビューシングルの「負けんなBABY」って曲は作詞をやらせてもらいました。

──自分で書いたほうが歌詞が身体に入ってきませんか。

プー・ルイ:でも、曲作りをしてくれるRyan.Bがメンバーと一緒にいろんなことを考えて書いてくれるので。メンバーの思いや悩みを聞いた上で曲に反映してくれるので自分たちと乖離がないし、曲に入り込みやすいんです。

CHIYO-P:私もいいですか。

アツシ:もちろん。

CHIYO-P:自分の気持ち、思ってることや感じてることをライブとかで表現するのがあまり上手じゃないんです。それをもっと表に出すためにはどうやって努力していけばいいですか?

プー・ルイ:真面目ですね(笑)。

アツシ:とにかく場数を踏むことですね。

──それも真面目ですね(笑)。

アツシ:どれだけ場数を踏んでも感情を上手く表現ができないかもしれないけど、それはそれでその人の個性だからいいんじゃないかな。どこか一ついい所があればそれを伸ばせばいいと思うし、自分にできないことばかりに目を向けるんじゃなく、自分のできることを伸ばすのが一番いいんだよ。僕自身、そういうタイプだからね。悩んでる時間があるなら早く飲みに行ったほうがいいって思っちゃうし。

CHIYO-P:何というか、上手く隠そうとしちゃうんですよ。表現しようとしてることを失敗するのを恐れて、本当に思ってることをつい隠しちゃうんです。

アツシ:今日から隠さずにいきましょう。やれることを少しずつやっていけばいいんだと思います。悩むことなんてないですよ。今一番勢いがあるときなんだし。勢いのある今の5人の姿が観たいからお客さんはライブに駆けつけるんだろうしね。上手くいかない部分もいっぱいあるんだろうけど、それも自分の個性だと思ってお客さんに甘えていいんじゃないですかね。また新曲ができそうだね、『甘えって言葉も一つ覚えておいて』(笑)。

このアーティストの関連記事

ニューロティカ 最新ライブDVD『夏・野音・ロティカ38才』

2022年12月14日(水)発売
NRオフィス NRRC-0025

amazonで購入

【収録曲】
01. HIGH-RI-HOO CARNIVAL
02. 夏・NANCY・16才
03. 夏・渚・17才
04. 太陽族
05. 絶対絶命のピンチに尻尾を高く上げろ!
06. TOKYO CHATTERLEY
07. 憧れのRock'n Roll 航路
08. 風の中のロックンロール
09. 夏・スイカ・27才
10. 打ち上げ音頭~A.Iカンパニー~
11. シェリーは祭りが大好き
12.「手紙 II」
13. 涙腺グルグル(新曲)
14. 気持ちいっぱいビンビンビン!!
15. ロックンロール風俗Part2
16. チョイスで会おうぜ
17. 悲しきピエロ
18. ア・イ・キ・タ
19. DRINKIN' BOYS
20. 飾らないままに
21. やっちゃえ!
─ENCORE─
01. 嘘になっちまうぜ
02. 永遠ピエロ
03. 俺達いつでもロックバカ

PIGGS メジャー1stシングル『負けんなBABY』

※写真は通常盤
2023年1月11日(水)発売
◉初回生産限定盤A
CD+Blu-ray:6,000円(税込)/ BVCL-1264-1265
Blu-ray収録内容:全身全霊!燃える豚魂ツアー初日10月2日のO-EAST公演を収録
◉初回生産限定盤B
CD+Blu-ray:6,000円(税込)/ BVCL-1266-1267
Blu-ray収録内容:PIGGS Documentary“BATTLE OF PIGGS”完全版を収録
◉通常盤
CDのみ:1,320円(税込)/ BVCL-1268

amazonで購入

【収録曲】
1. 負けんなBABY
2. まじ無理ゲー
3. ひっちゃかめっちゃか -My Name is PIGGS-

LIVE INFOライブ情報

0208n_flyer-.jpg

新宿LOFT×ニューロティカ PRESENTS 10ヶ月連続企画『Big Wednesday』
出演:ニューロティカ / PIGGS
2023年2月8日(水)新宿LOFT
OPEN 18:45 / START 19:30
前売¥5,500 / 当日¥未定(DRINK代別¥600)
チケットはe+にて発売中(URLはこちら
※入場順:① ニューロティカFC先行→ ② e+プレ(B)→ ③ e+一般(C)
問い合わせ:LOFT 03-5272-0382
休刊のおしらせ
ロフトアーカイブス
復刻