あっちゃんが見いだした“大舞台で緊張しない方法”
──PIGGSの皆さんは新宿LOFTに対してどんなイメージがありますか。
BAN-BAN:対バンでよく出させていただいてるんですけど、毎回思い出に残るライブをやらせてもらってます。フロアとステージの距離を近く感じるイメージがありますね。
プー・ルイ:そのイメージはあるよね。
KINCHAN:あと、アットホームな感じというか。なんか温かいイメージがありますね。
CHIYO-P:次のライブがLOFTだと発表すると、ぶーちゃんズ(PIGGSファンの総称)の方々もめっちゃ盛り上がりますね。お客さんがライブをめちゃめちゃ楽しんでる印象があります。
SHELLME:私はアイドルさんもバンドさんも全然聴いてこなくて分からないことだらけなんですけど、特典会とかで「LOFTが好きなんだよね」とお客さんに言われることが凄く多いんです。プーちゃんもずっとやってきたハコだから、お客さんたちにとっても思い出深いハコなのかなという印象があります。
──あっちゃんはバンドとしても個人としても新宿LOFT 最多出場を誇っているわけですが。
アツシ:やっぱり一番やりやすいよね、LOFTは。
プー・ルイ:確かに凄くやりやすいですね。
アツシ:歩幅もちょうどいい。そんなことにこだわる奴はいないか?(笑)
──ニューロティカは今年7月の野音ライブを収録したDVD『夏・野音・ロティカ38才』を発売されたばかりですが、PIGGSも現在開催中の『全身全霊!燃える豚魂ツアー』のファイナルが野音なんですよね(1月29日)。
プー・ルイ:PIGGSとして初の野音で、私も野音のワンマンは初めてなんです。
──野音経験者として、あっちゃんからPIGGSにアドバイスをお願いします。
アツシ:野音だろうとどこだろうと、ステージに出ちゃえばいつも通りだと思うよ。お客さんから声援が来れば興奮して嬉しくなって、緊張も忘れるんじゃないかな。きっと野音が味方してくれるはずだよ。
BAN-BAN:うわあ、かっこいい!
アツシ:ホントに!? 2,000円あげるよ(笑)。
──あっちゃんは野音の大舞台でも緊張しなかったんですか。
アツシ:緊張しない方法が1月の武道館で分かったんだよ。
KINCHAN:聞きたいです!
アツシ:僕はパソコンができなくて、招待枠の座席を武道館の前日にずっと考え込んでいたんです。興奮もあってほぼ眠れなくて、2、3時間寝て武道館へ行ったら全然緊張しなかった(笑)。
プー・ルイ:緊張しないためには寝なければいい(笑)。
アツシ:そう、緊張する暇がないから(笑)。野音でもその作戦を取りました。ただ、僕らは夏の野音だったので異常な暑さだった。PIGGSは真冬ですもんね。
CHIYO-P:はい、めっちゃ冬です(笑)。
BAN-BAN
──PIGGSの皆さんはそもそも緊張しやすいほうなんですか。
プー・ルイ:緊張というか、興奮はしますね。いつもドキドキします。
アツシ:それが一番だよね。興奮もしないアイドルやバンドマンはNGだ(笑)。
KINCHAN:SHELLMEはよく「行けんの!?」とお客さんを煽りながら、手がめっちゃ震えてるよね(笑)。
SHELLME:みんなを煽ってるようで、実は自分を奮い立たせてるというか…。
アツシ:最終的には気合いだよね! …って、全然アドバイスになってないけど(笑)。でも僕個人のことで言えば、野音は凄い気持ち良かったな。正直に言えば武道館よりも野音のほうが好きだし、やっぱり野外の開放感はいいね。小さい頃から観に行った野音は憧れの場所でもあったしね。僕からPIGGSの皆さんに言えることは…お客さんが力をくれるはずだし、全然余裕っしょ! ってこと。PIGGSに「まじ無理ゲー」に続く新曲を作ろうかな、タイトルは『余裕っしょ!』(笑)。
SHELLME:またお客さんがお菓子屋さんに相談に行っちゃうかも(笑)。
アツシ:「今度は『余裕っしょ!』って言われちゃって、どうしたらいいんですか?!」って(笑)。
──あっちゃんがPIGGSに楽曲提供するなら、どんな感じの曲を書きますか。
アツシ:シンプルなのがいいね。いろんなタイプの曲をやってるから、あえてシンプルでストレートなのがいい。お客さんも一緒に唄えるような、「あいにきて I・NEED・YOU!」みたいな感じで『余裕っしょ!』(笑)。