Chisa(Lucie,Too)
──音楽に目覚めたきっかけ、バンドを始めるきっかけとなった存在を教えてください。
Chisa:幼少期から歌うことが大好きで、物心ついた頃には歌手になりたいって思っていました。母親曰く、2歳くらいのときはPUFFYを流すと必ず泣き止んで、歌って踊ってたらしいので、その頃から音楽に目覚めてたのかなと思います(笑)。バンドをやろうと思ったのは中学の文化祭です。私には兄が二人いるんですが、どちらも文化祭でバンドをやっていて、私も中学生になったら文化祭でバンドやりたい! って思ったのがきっかけです。ただ、最初私はピンボーカルだったのですが、ギターの子がダンスのほうがやりたいと言ってそっちに行ってしまったので、私がしゃーなしにギターをやるという形で、お兄ちゃんの部屋に転がってたギターを借りて猛練習し、ギターボーカルになりました(笑)。なので、音楽やバンドに目覚めたのは、家族の存在が大きいです。
──(女性ボーカリスト4組が出演するイベントなのであえて伺いますが)あなたの中の男性的な部分はどこですか?
Chisa:男性的女性的とか、男っぽい女っぽいとか、その固定概念があまり好きではないです。でも今のところ地球上の性別はオスかメスの2種類しかないので、男っぽい性格、女っぽい性格の2つに分類されてしまうのは仕方がないことだと思います。男女以前に一人の人間としての性格なのではないかと私は思うので、こういった質問は私的に答え難いのですが、私の中の男性的な部分は強いて言うなら周りの女性よりも美意識が低いということと、男女問わず心を許した相手といると、つい気を抜いてしまいがちなので、屁とかできちゃうところですかね? あとは最近水虫になってしまったり…男性的かどうかは分かりませんが(笑)。白馬の王子様的なのに憧れたりするので、大好きな友達が困ってたり悩んでたりしたら手を差し伸べて、頼りになりたいって気持ちが強いところとかですかね。だからこそLucie,Tooの曲で女の子に寄り添いたいって思いが強いのかも。女友達とかに、もし私が男だったらこの子の彼氏に一番相応しいのは私! って思うようなこともよくあります。うまく答えられずすみません…。
──『ENDSCAPE』というイベントタイトルにかけて、あなたにとって至上の景色・訪れると心が洗われるような大切な場所はどこですか?
Chisa:人がいない自然豊かな場所です。特に川とか田園風景とかが好きです。何もない休みの日は田舎の誰もいないだだっ広い公園によく行きます。そこでお散歩したり、高いところに登ってボーッと景色を眺めたりすると心が浄化されます。
──最後に『ENDSCAPE vol.18』への意気込みと、ご来場いただくお客様へ一言お願いいたします。
Chisa:ガラリと変わった今のLucie,Tooをぜひ観に来てください!!! 一緒にこの嫌な世の中を吹き飛ばすくらい、素敵な音楽で楽しみましょう!
以上、それぞれ日頃ステージ上で見せる姿とはまた違った一面が垣間見えて、とても面白いインタビューとなり当日がますます楽しみである。この4組のボーカリストが集結する『ENDSCAPE vol.18』、ぜひ当日会場で目撃して欲しい。