『年末大感謝祭』から2022年へとバトンを繋げたい
──出演者だけでなくお客さんにとっても大切な1日になってほしい、そんな思いもありますよね。
樋口:そう、出演者やスタッフの私たちだけがテンション上げるためにやっているわけではもともとないしね。メメタァと一緒にやろうぜ、で始めたイベントが数年後に語り継がれる感じになったらと思っているし、実際に何年か前の『年末大感謝祭』はマカロニえんぴつとか今や人気の上野(大樹)くんとかも普通に出ていたしね。そう考えると何があるか分からないからね。
──では、メメタァから年末大感謝祭への意気込みを!
成悟:本当に樋口さんと毎日のようにやりとりをして、自分たちも主催としてバンドを誘って、いろんなことを決めて。イベンターさんの顔も当日まで分からない、なんてイベントもたくさんある中で、ちゃんと顔が浮かぶイベントを作れるのが純粋にすごく嬉しいなと思ってます。あとはやっぱり、挑戦するのってすごくエネルギーが要るんですけど、それが僕ら的にはまず今年11月のロフトでのワンマンで。それを経てもう一歩次に進むのは、ロフトを楽しい場所にしていくことだと僕は思っているので、ロフトと僕らで楽しい場所を作っていく、そしてそれを続けていく。今年の『年末大感謝祭』はその一歩目になるんじゃないかなと思ってます。
太陽:良いこと言うね〜、以下同文です(一同笑)! けど、今こうやって話を聞いて、さらに身が引き締まった感じです。繋がるバトンを俺らはちゃんとこの日に見せないと、っていう覚悟と、新しい挑戦でもあるんだなと思いましたね。いい日になるよね!
成悟:うん、絶対になる!
太陽:そしてこの日から、2022年に繋げたいよね。『メメフェス』(2月20日・新宿界隈のライブハウスで開催)もあり、渋谷クアトロ(3月27日)でのワンマンもあるので!
成悟:クアトロも挑戦だよね。それと、ロフトも50周年なんですよね?
樋口:そう、ロフトプロジェクトが50周年。コロナの様子も見ながらになるけど、何かをやるときにはメメタァも新宿ロフト出身のバンドとして出てほしいと思っているし、そういうイベントが提案できるように日々のブッキングをしっかりやっていこうという思いになるよね。
──ロフト、そしてメメタァの2022年の活動も楽しみにしています。メメタァは来年あたり新作などは…?
成悟:2020年2月に前のアルバムをリリースした直後すぐ、コロナになっちゃったんですよね。初めてのフルアルバムのリリースでツアーやインストアも全部なくなって、しっかりやりたかったなぁという思いがあるのでそのリベンジを来年、していきたいなと思ってます。行けなかった場所もたくさんあるので来年は行けるように、新しいアルバムを出してやっていきたいなと思ってますね。
太陽:SNSでいろいろと匂わせてるんで(一同笑)。
成悟:また一段と大きくなって、ロフトのステージに戻って来られるように頑張る年にします!