1970年から現代までの半世紀にわたる実験音楽の営みを500名を超える作家と作品から見通した一冊『実験音楽 1970年から現代まで』が1月24日(土)に発売される。
ジョン・ケージ、クリスチャン・ウォルフ、アルヴィン・ルシエから大友良英、クリスチャン・マークレー、マンフレッド・ヴェルダー、ヴァンデルヴァイザー以降の現代を生きるアーティストたちまで──
本書は、現代における実験音楽を、過去の一時的な運動ではなく、いまなお広がり続けている音への多様なアプローチとして捉え直す一冊である。
実験音楽とは、特定の響きや様式によって定義されるものではなく、探究すること、不確実性を引き受けること、そして新しい発見へと開かれた「姿勢」そのものなのだということが、本書を通して浮かび上がってくる。
科学、数学、歴史、哲学、視覚芸術、インスタレーション、ソーシャリー・エンゲイジド・アート、テクノロジー、環境保護活動……あらゆる領域を侵食し続ける「音楽」の全貌。
名著として名高いマイケル・ナイマン『実験音楽──ケージとその後』の「続編のようなもの」として書かれた、実験音楽の現在地を示す、待望のガイドブック。
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商品情報

実験音楽 1970年から現代まで
発売日:2026年1月24日(土)
ジェニ・ゴチョーク=著
杉本拓=監訳
若尾裕=訳
本体価格:4,800円(税抜)
判型:A5判・並製
頁数:432頁
ISBN:978-4-8459-2516-2
出版社:フィルムアート社
【目次】
謝辞
第一章 実験音楽を定義する
I 序
II 不確定性
III 沈黙
第二章 科学的アプローチ
I 科学的発見の役割
II 和声的関係
III 数による演奏
IV つくりながら学ぶ
V 隠された音を見出す
第三章 物質性・身体性
I 演奏の身体性
II 共鳴する空間
III 楽器としてのオブジェ
IV かたちから音へ
第四章 知覚
I 聞き手の位置
II 時間の知覚
第五章 情報、言語、相互作用
I 音響情報の操作
II 生物の音
III 言語
IV 相互作用
第六章 場所と時間
I マッピング
II サイト・スペシフィックな作品
III 歴史
実験音楽の支援ネットワーク
原註
訳註
索引














