早くチェックしないと「アンテナ立ってない」と思われますよ?
──Ryochiも999999999とは違うスタンスで?
Ryochi:全然違いますね。関わり方も違いますし。向こうではリーダーというか、責任を持ってやってるんですけど、こっちは好きにやってます。皆さんに甘えてますね。なんならいじられてます(笑)。
UCARY:いじるとこだらけですよ(笑)。
Ryochi:そういう意味でも、みんなそれぞれバンドの立ち位置もジャンルも違うので、別のバンド、新しいバンドっていう感じですね。
UCARY:安心して任せられるから結構余裕を持ってできる。“信頼”って感じです、早くも。
Too-shit:いい友達に巡り会えたっていう感じがしますね。
──Kikuchi君は?
Kikuchi:僕はわりと立ち位置は似てますよ。MOP of HEADの方法はGeorge(Machine / MOP of HEAD)から雛形作って自分が一番最初にアレンジする。そこはあんま変わらないです。ひとつ違うのは自分でも曲を書くっていうことですかね、歌のことはなんも考えてないですけど。ただワーっと。
UCARY:4曲目(「STOP ASIAN HATE」)とかはめっちゃ早かったですね。ダーッってきてスタジオ入ってパッと返してできた、みたいな。ちょっと歌は変わったけど。今回は出してないですけど、ライブでやっている曲でRyochiさんがトラックを作ってくれて私が歌を載せた曲もあるし、そういうのも楽しいですね。
Too-shit:3人曲が作れるっていうのは強みですね。ペースが早くて。逆に僕が今日のスタジオはどれからやればいいのみたいな感じでテンパってしまうことも(笑)。
Ryochi:他のバンドの経験がそこまであるわけじゃないですけど、相当早いと思いますよ。なんなら今はセーブしてるぐらい。
──11月5日に1st EP『BLOOD IN BLOOD OUT 』をリリースするということで、一言ずつもらえますか。
Too-shit:先行で2曲を公開してます。2曲目「Fxxx Fxxx Fxxx」を配信リリースしていて、3曲目「hurt」はMVとしてYouTubeで公開されています。
──あの動画もすごいかっこいいよね。
Too-shit:あれはRyochiさんが撮ってUCARYちゃんが編集とかしてます。なので完全な新曲っていうのは2曲。その4つでかなり幅広い起承転結を表現できていると思うんで、それを面白がってもらえたらいいですね。一度通して聴いてほしいです。ここからまた何が起こるのかなっていうことを楽しみにしてもらえたら。
Ryochi:まだね、名前も、曲もどういう人たちがやってるのか知らない人も多いと思います。けど早くチェックしておかないと「アンテナ立ってない」と思われるから。早く音源聴いて早くライブに来てください。今回入ってる音源もめちゃめちゃGANZ HASEらしいですけど、まだ入ってない曲も面白いのがいっぱいできてるのでそれもどんどんリリースしていこうと思います。
Too-shit:もうオケ録ってる曲はいっぱいあるもんね。
Kikuchi:たくさん聴いて、たくさんライブ来てください。
UCARY:“BLOOD IN BLOOD OUT”はギャングの用語で、その組織に入るときの合言葉みたいなものなんですね。「人を殺して入る、出るときは自分が死ぬとき」っていう覚悟。そういう覚悟を持って音楽で生きているから、このタイトルを付けました。それとジャケットはKAWAMURA KOSUKEさんにお願いして作ってもらったんで、ジャケットもチェックしてもらいたいです。
──こんな面白いことをやっているバンドなので、世界に評価されて日本でも評価されて伝わっていって欲しいですね。今後の展望を教えてください。
UCARY:とりあえず…メンバー全員はワクチン2回打ってください!(笑) 海外へのアプローチは頑張るんで、いつでも行けるように準備を整えるようにしたい。みんな家族を愛してるところも大好きなので、そういうところも大事にしつつバンドをちゃんと長い目でやっていけたらと思います。悪魔降臨させるんで悪魔が見たい人は来てください!