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INTERVIEW

トップインタビューTHE TOKYO - ギリギリであることそれがTHE TOKYOのかっこよさ

THE TOKYO - ギリギリであることそれがTHE TOKYOのかっこよさ

2020.10.03

世の中を見ながら曲を作ってるのでマジで飽きない

──ドンが入って何年ぐらい経つ?

ドン:4年です。2016年の2月のライブが最初です。それまでに1回サポートで入りましたけど。

──ドン的にもTHE TOKYO 変わってきたなと。

ドン:クリエイターというか、曲を作る側のその時の趣味とかもあるし、世の中を見ながら曲を作ってるのでマジで飽きないんです。

アツシ:曲を作っていくと、ドンが「ほんとにいい曲」って一番最初に言うよね。

ドン:『SAYING』の歌詞をハマーさんが持ってきて聴いたとき、ほんとに泣きそうだった。こんな女性言葉の曲を書けるんだ、すげーなって。

──今後はたいちが曲作っていく感じ?

アツシ:結成してすぐぐらいに出し尽くしちゃったので、俺は(笑)。でも、逆にこの3人になったことで決めつけずに、いろいろ試しながらやってもいいかなって。

たいち:タカシの曲があってもいいと思っていて、最近デモを作ってくれって。歌詞も。やってみたらいいんじゃないって。

──ベース以外できる?

ドン:軽くギターと、家にピアノがあるぐらい。

──興味はあるんだ。

ドン:僕はすごく口下手な人間なので、自分の気持を伝える、表現するという意味で歌を作って、それを自分が歌うんじゃなくて、アツシくんが歌ってどういいものにするのかという構造自体がおもしろくて、そこに挑戦してみたい。

たいち:この間曲を送ってくれたんですけど、すごい腹立ったことがあって。弾きながら歌ってなくて、ベースだけのデモと、歌だけのデモ。

──別々の。

ドン:しかも音源と歌のキーが間違っていたんです(笑)。ちょうど一音ぐらい高くて。

たいち:ベースの音源と歌の音源でキーが違うから、なんだこいつって。

ドン:Aで作ってたのにBぐらいで(笑)。それで細かく指導されて、ちょっとこういうふうにしてって。

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──たいちはしっかり作り込みそうだもんね。

たいち:そういう時期もあったんですけど、最近はバンドで完成させたい気持ちがあって、あえてスカスカで作ったりしてます。今はメンバー3人になって、どう作ろうかというところは模索してます。

ドン:ここ最近の傾向だとたいちがギターと歌だけのデモを作って、それを送るかスタジオで合わせるなりして、そこに僕がベースを乗せてやりとりするのが多くなってきました。メールとかでやりとり出来て曲を作れるってすごいなって。もっと最先端はいると思うけど。僕程度の技術力でもちゃんと雰囲気は分かるようにできるのが面白いと思います。

──今後正式メンバーは入れていかない感じ?

アツシ:今はとくに考えてないですね。

──よっぽどフィーリングが合う人がいたらという感じ?

アツシ:この3人でどうやっていくか。ただ、世に出すものは必ず「イイもの」を出そうと思ってます。というのは、好きなものをやる以上はそれが「イイもの」じゃない限り世に出しちゃダメだと思うんです。納得して「イイもの」だって信じられるものを出していこうと思ってます。

──なるほど『J.U.M.P.』の中で、それぞれ好きな曲とか教えてほしいんだけど。

ドン:僕は『恋(エレジー)』ですね。この曲はベーシストとしていろいろ挑戦できました。

──この曲難しそうだもんね。よくできるなと思った(笑)。

ドン:サビのノリ方がすごく難しい。絶妙な感じにできましたね。めちゃくちゃ試行錯誤したわけじゃないんですけど。ちゃんとハマった感じがして。ちょっとワールドっぽい音楽…なんて言うんだろう。

たいち:異国っぽい感じ。

ドン:そういう雰囲気を出しつつ、4つ打ち感も出しつつ。あとBメロとかのウォーキングのベースの動き方とかは深夜酒飲みながらずっとフレーズを考えていて。こういう時間をもっとやってくればよかったって思うぐらい、よく考えられたので。ベースに関して。すごく気に入っているから形になって嬉しいです。あと、THE TOKYO入って初めてスラップしてます。

──とうとうやった。

アツシ:スタジオでもアレンジ煮詰まるとドンがスラップ披露するんだけど、そこでひと爆笑してそのフレーズは使わない(笑)。

こだま:タカシは音をセッティングする時にも絶対最初にブンブンプルップルみたいなスラップをやるけど、どこでそんなの使うの?って。

ドン:あれはプレゼンスを見てる。高い方の音色。

アツシ:傍から見てたら、なんで全くやらないフレーズで音作ってるんだって(笑)。

ドン:ふとした時に変なフレットノイズが出ちゃう。これだったら出ないなっていうチェック。

アツシ:このインタビューやってよかった。

ドン:誤解が解けた(笑)。

──たいちは?

たいち:僕は『気ままにグッドラック』ですね。鼻歌で「こういう曲を作りたい」ってハマーに伝えて歌詞にしてもらったんですけど、それがすごくうまくいって。こういう曲を作りたかったとうか、自分でも聴きたかったような曲で。好きですね。

──あのMVも強烈だったよね(笑)。あれも監督がいるの?クレイジーだよね。

アツシ:監督は九州のほうにいます。あれもおもしろかったですね。メンバーそれぞれのキャラクターが出てて、いいMVなんじゃないかな。

──すげーなって思った(笑)。何してんだよって。おにいちゃん、好きな曲は?

アツシ:『ダンシングブルース』は面白かったですね。あれは自分では真面目にやってるつもりなのに、面白がられてた。

──全力でやってるのに(笑)。

アツシ:ミックスで、ギターを左右に移動させるとか、俺の声をスペイシーにするとか、だんだん自分も面白がるようになってきた(笑)。自分で自分のことをこの曲は面白がってる感じがしますね。

ドン:その上でかっこいいからすごいんですよ。

アツシ:トシちゃんとかが歌うようないい曲になった。

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