Ring Ring Lonely Rollssが、7月9日（水）に配信リリースした新曲「Today」のMVを公開した。

 

「Today」、祈りを捧げようと背を向けようと、今日という日は訪れる。またも静かに幕が上がるなら、いっそ大きな音を鳴らして歓迎しようという楽曲。

グランドピアノと声だけでそっと幕を開けるこの曲は、気づけばDavid BowieやQueenを彷彿とせる70年代ロックの熱狂と煌めきに飲み込まれていく──。

正真正銘のファーストテイクで歌い切ったその声は、洗練されていないがゆえに、生身の人間の熱を帯びて聴く者の心を揺さぶる。

 

今回公開となったミュージック・ビデオには、Ring Ring Lonely Rollssが主題歌を書き下ろした映画『手』で主演を務めた福永朱梨が出演、楽曲のボーカル同様に一発勝負のワンカットで撮影された。福永朱梨のアドリブが、音に触れ、空気を変え、楽曲の深層へと引き込んでいく。それぞれが曲と対話し、感情を掘り下げ、ひとつの“今日”を刻む映像作品に仕上がっている。

 

▼MV｜Ring Ring Lonely Rollss「Today」

https://youtu.be/PjH_SM1Pmgc

 

【Ring Ring Lonely Rollss（リンリンロンリーロールズ）プロフィール】

2015年、大坂元紀（Vo/Gt）、森智香（Pf,Cho）の2人により結成。後に、2人が暮らす近所に住むギタリスト浦野ケンジ（Gt）、昔から3人と交流のあった山村優太（Ba）が加入。忘れていた大切な記憶を呼び起こすような言葉が一本の槍となり、ジャンルに捉われない多彩なサウンドを束ね心臓を刺す。1st album『Chemical』（2016年）をリリース後、自分たちの思うまま活動することを望み独立。2nd album『うまれてきてよかった』（2021年）が映画監督・松居大悟の耳にとまり、映画『手』の主題歌として書き下ろされた『スロウタイム』を含むmini album『A 1000 Dreams』（2022年）リリース。多幸感に満ちたライブに定評があり、同年、下北沢BASEMENT BARにて初のワンマンライブをSOLD OUTで成功させる。どこのシーンにも属さず、独自の世界観を持つ孤高のバンドRing Ring Lonely Rollssのこの先の活動から目が離せない。