アフタートーク
賀屋:アジカン格好良いっすよね?
──めちゃくちゃ格好良いですよねぇ。
加賀:あれ? 「凍った脳みそ」読んだっけ?
賀屋:ん? あ! まだ読んでない!
加賀:僕、あれ読んで久々に「めちゃくちゃ変だなこの人」って!(笑)
賀屋:そうなんですよ、そうなんですよね(笑)。いとうせいこうさんとの番組にアジカンが出てて
加賀:え? 全員が!?
賀屋:そう、全員。その中で、メンバー内でめちゃくちゃ喧嘩する時もあるんですって。でも、その時は後藤さんの方からメンバーにめちゃくちゃ長文のメールを送って、最後に「これからも頑張ろう!」みたいな、そういうのを送ることで喧嘩を避けてるみたいで、そういう努力もするんだなぁって。なんか、いい話が聞けたなって思って。
──お二人は喧嘩することあるんですか?
加賀:めちゃくちゃありますよ!!!
──そうなんですか!?
加賀:めっっっちゃ喧嘩してると思いますよ。
賀屋:そうだね。うん…。今年になって状況もいろいろ変わってきたのもあるんですけど、ね。
加賀:本当にね、去年の12月とか?
賀屋:うん(笑)。12月、ね! あれはやばかったよね。
加賀:その時、すごく大事な時期だったんですよ。年末の特番があったり…。
賀屋:そうそう。テレビとかもやっと出させてもらえた頃ね。
加賀:そう! そういうめちゃくちゃ大事な時期に、オーディションの連絡がマネージャーからいろいろ来てて、それに返信をして「○○お願いします」「○○受けます」とかいろいろ返信しなくちゃいけなくて…賀屋が代表者返信を担当してるんですけど、オーディションのメールのことを忘れてたんですよ。それで、1個オーディションにも行けないってなって…もう、ふざけんなよ! こんな大事な時期に! って。オーディションのメールを後回しにするって考えられないから、すぐに返そうよ! って言ったんですよ。
賀屋:うんうん。
加賀:そうしたら、「うん。本当に自分でも信じられない。分かった。」って言ってたんですよ。
賀屋:うん…。
加賀:次の日に別のオーディションの締切があったんですけど…それも忘れてたんですよ。で、もう本当にお前なにやってんだ? って(笑)。昨日あんなに「自分でも信じられない。」って言ってたのに…それすらも忘れてて!(笑) もう、マネージャーにお願いして無理矢理オーディションにも参加させてもらってなんとかオーディションも通ったし、そこからいろんな番組にも出させてもらえる機会に繋がったんでよかったんですけど…。
賀屋:…落ち込みに、時間を使い過ぎちゃったんですよね(笑)。
加賀:いや、絶対に嘘だよ! めちゃくちゃ嘘吐くじゃん!!!
賀屋:落ち込みしかしてなかったんですよ? 本当に(笑)今後のことを考えてなかったんですよ…ね?
──(笑)
賀屋:オレってさ、本当によくないことしたよって。本当にそこの反省だけはしてたの。それで終わったんですよ(笑)。
加賀:いや! もう、普通に忘れてただろ? 普通に。
賀屋:いや…。(苦笑)
加賀:これも結構前の話なんですけど、ライブでめちゃくちゃミスってたんですよ。その時期、自分たちのネタの途中ですぐに笑っちゃうみたいな。
賀屋:いやいやいや…(笑)。
加賀:本当はネタで怒らないといけないところがあるのに、笑っちゃうみたいなことがあったんですよ、ね?
賀屋:いや…う、ん。
加賀:でね、笑ってる癖がついてるから本当によくないよ? って注意をして、賀屋も「自分でもそう思う」って言いながらも、ネタ中に完全に笑ったときがあって!!! もう、本当にそれはダメじゃん! って言ったら…「いや、さすがにマジで気を付ける、一生懸命、練習もするし…本当にマジで気を付ける」って。思っていた以上に落ち込んでたんで、じゃあいいよ! もう次は頼むね! って感じでそのまま衣装脱いで私服に着替えてたら…賀屋の方から「ん~♪ふんふんふ~ん♪」って。私服になって鼻歌唄ってたんですよ?
──(爆笑)
加賀:そんなことある? って思って賀屋をバッて見たら賀屋が僕の方みて「えっ!?!?」って!!!
一同:(笑)
加賀:自分が鼻歌を歌っていたことに対して気づかれた! ってことで「え!?」って(笑)。僕もさすがにって思って一言言おうと思ったら、それを遮るように「いや!!! オレが一番びっくりしてる!!!」って言ったんですよ?
──(笑)
賀屋:本当にびっくりしたんですよ? 本当に、本当~に。
加賀:いや、俺の方が絶対にびっくりしてるからな!(笑)
賀屋:あんなに落ち込んでたのに…オレ。
加賀:いや、絶っっっ対にない!!!(笑)
賀屋:あ! 鼻歌唄ってる!オレ!!! って。え!? 有り得ない!!! って、ちゃんとしっかり思ってましたもん。ちゃんと、真面目に落ち込んでましたよ?
加賀:本当に天然というか…なんていうのか…。
賀屋:本当にすみません! ちゃんと落ち込みました。
加賀:なんかね、マジでそういうことあるんすよ。…今もちょっと落ち込んじゃってるし!(笑)
賀屋:もう、仕方ない! 終わったことですからね。
──(笑)。そうですね。切替えが大事ですからね!
賀屋:そうなんですよ! 僕は鼻歌唄ってたってことはしっかり反省をして、切替えて、次頑張ろう! ってことですもんね!
加賀:…。そんなことないです! もうちょっと、ね?(笑)
賀屋:(笑)。おかしいな…。これからは怒られちゃわないように気を付けます!
質問に答えるだけではなく、周りのスタッフにも気を配りながらインタビューに応えるお二人。ライブでもファンの方を楽しませよう! 喜んで帰ってもらえるようにしよう! という、心配りがとてもステキなかが屋。5年後、10年後一体どんなネタをみせてくれるのか、今からとても楽しみになりました。そんなかが屋と前回ご紹介したザ・マミィの2組による「two-man talk」がRooftop10月号にて紙面掲載決定!是非、LOFTproject(新宿LOFT、下北沢shelter、新宿ロフトプラスワン、ネイキッドロフト、阿佐ヶ谷ロフトA、LOFT9shibuya、LOFTHEAVEN、大阪ロフトプラスワンウエスト、LOFTX)他、全国ライブハウスにて配布。お近くの店舗にてお手に取ってみてください。※Takefree