Rooftop ルーフトップ

INTERVIEW

トップインタビューdeadman「13年ぶりとなる禁断の〈屍〉復活、その真相を激白!」

13年ぶりとなる禁断の〈屍〉復活、その真相を激白!

2019.08.01

新曲発表の可能性は1パーセントくらい

──今回の活動期間中に、新音源のリリースは考えてるんでしょうか?

aie:現時点で言うと、1パーセントくらいかな(笑)。

──あ、出しませんと断言はしない?

aie:それこそ過去に復活したバンドを見ていて、新曲やっちゃうんだ? って感じのバンドもいれば、新曲聴きたいなと思うバンドもいたわけですよ。だから可能性がゼロとは言わないけど、これからの活動によって状況は変わっていくんじゃないかな? と思っていますね。

──まぁ活動期間も含めて、意見が変わるのは悪いことじゃないと思いますよ。意見が変わった結果、眞呼さんも今ここにいるわけだし。

aie:そうですね。1パーセントとか今言ってるけど、ラストでオール新曲のフルアルバムを出すことだってあるかもしれないし(笑)。復活ってね、バンド側のエゴとサービス精神のバランスが難しいんですよ。妥協はしたくないけど、お客さんの視点を忘れずにやらないと、上手く活動できないとも思う。まぁでもそんなこと言いつつも、とにかくステージでは楽しむようにしたいですけどね。プレッシャーを感じず楽しくやっていく中で、もし新曲が生まれたりしたら出すかもしれないし。

──aieさんは曲作りにあんまり苦労しないから、楽しんでやっていけばツルッと出てきちゃうかもね。

aie:いやいや、苦労してますよ?

眞呼:ツルッと出来るように見せてるの?

aie:いや、まぁ、できます(笑)。

一同:(笑)

──じゃあ現時点では99パーセントの否定と1パーセントの可能性、くらいに思っていましょうか。それにしても、9月なんてまだまだ先だと思っていたら、もうあと2カ月なんですね。

aie:本当、あっという間ですよ。

──9月9日の恵比寿LIQUIDROOMに向けて、作戦はもう立て始めてる?

aie:作戦は全然これからです。

──deadmanとしてのLIQUIDROOMワンマンは、前ベースのTakamasaがやめた時以来なのかな? 眞呼さんの小部屋と人形を吊るしていたツアーのラストですよ。

眞呼:あぁ!「聖者ノ行進」のミュージックビデオで使った小部屋と人形だ!

aie:ジャマだったやつだ……。

眞呼:ジャマだろうけどやりたかった……(笑)。

一同:(笑)

aie:そう言えば、あれより前かな? FatimaやD'espairsRayが出てたLIQUIDROOMのイベントのOAでギルガメッシュが出てて、楽屋に挨拶に来てくれてたらしいんですよ。らしいって言うのは、俺自身は全然覚えてなかったから。で、愁(ギルガメッシュのベース)が言うにはその時のdeadman、4人全員がうつむいて無言で座ってたらしく、だいぶ怖かったって(笑)。

眞呼:みんな社交的なタイプじゃないし、そんなに喋るほうでもなかったからね。

aie:こっちはそんなつもり全くないのにね。いや〜、懐かしいな。

 

ハッピーな気分のまま終わりたい

──そんな思い出のLIQUIDROOMでのライブですが、なんと現時点のFCの先行申し込みだけで相当枚数出てます。なので急遽追加公演として新宿LOFT公演が決まりました。

aie:それこそ、LOFTの河西(香織)さんにも何度も「deadmanできるかも?」って言っては「ナシになりました」って言うのを繰り返してきてたから、追加公演やるならLOFTかなって思ってたんです。ちょうど移転して20周年だしね。

──LOFTでの思い出と言われて思い出すライブはある?

aie:いっぱいありますよ、きっさんと一緒に観に行ったDEEPの復活ライブとか。俺、LOFTにはけっこうチケット買って観に来てるんですよ。

──眞呼さんは思い出すの難しそう。

眞呼:そうですね、一旦バンドをやめた時点でそういう記憶を全部排除してしまっているから。映像で見たりしたら、思い出すと思うんですけどね。あ、でもLOFTのBARのほうに行った時、初めて会った人に「俳優になれるのにもったいないね!」って言われたのは覚えてる。あの時、なりたいですって言えば良かったな(笑)。

aie:それは心残りじゃん!(笑)

──何年か前にBARスペースできっさんがドラム叩いてdeadmanをやったよね。その時はgibkiy gibkiy gibkiyのkazumaさんが唄って。

aie:確かベースは清くん(THE MADCAP LAUGHS)だったよね。それが確か5年くらい前で、それよりちょっと後に下北沢SHELTERでやったKEELのライブのベースをKazuyaが弾いたこともあった。だから意外とそれぞれ交わってはいる。たぶんKazuyaもあのノリなら、半分遊びならdeadmanやれるんだけどね。でも今回の動きなら俺じゃないほうがいいよって話だったから。

deadman-web1.jpg──deadmanの今後については、今どこまで見えてるの?

aie:期間とか大まかな枠は見えてるけど、詳細まではまだ。会場とかも1年前じゃないと押さえられないし。まぁどこの会場も空いてなければみんなで沖縄でも行って、浜辺で解散かな?

一同:(笑)

──じゃあその際はぜひ沖縄のLOFT系列ライブハウスで(笑)。では、最後に一言ずつお願いします。

aie:まだ決まってないことが多いから、この1年は思いつくまま、その都度考えながらやっていくことになるかも。だって戦略とかも関係ないとこでやれるから。ここからのdeadmanって後悔する要素がないじゃないですか。気分としては1年間続く祭りだからね、楽しみながらやって、ハッピーな気分のまま終わりたいよね。

眞呼:僕は兄弟と呼んでいた人たち、みんなに会えるといいなと。今後僕がどうなるかは現時点では何も言えないけど、同じ闇の中にいる人、いた人みんなに会えたらいいなと思っています。

このアーティストの関連記事

LIVE INFOライブ情報

ONEMAN LIVE 2019 -befor the dawn-
【日時】2019年9月9日(月)
【会場】恵比寿LIQUIDROOM
【チケット一般発売】8月10日(土)10:00〜

-befor the dawn- 追加公演
SHINJUKU LOFT KABUKI-CHO 20TH ANNIVERSARY
『till dawn』

【日時】2019年10月16日(水)
【会場】新宿LOFT
【チケット一般発売】9月14日(土)10:00〜

休刊のおしらせ
ロフトアーカイブス
復刻