7/6に会場限定で発売する2nd EP「インスタントソング e.p」を提げ、『メメタァのこたえあわせツアー』が控えているメメタァにインタビューを敢行! 2nd EP『インスタントソングe.p』やツアーの事、自身のこれからの事を多いに語ってもらいました。[interview:樋口寛子(新宿ロフト)]
「今の方が良い!」って言われるととても嬉しいですね
──最近の近況を聞かせてください。
西沢(Vo&G):今年でメメタァが結成10周年になるのでCDを作ったりツアーを廻ったりしています。
サンライズ太陽(Dr):去年、自分がメメタァに加入してからCDを出すこと、自主企画やワンマンライブ、サーキットフェスを企画することが出来たので、今回リリースする『インスタントソングe.p』からは、ワンマンのキャパを広げ新たなことに挑戦していけたらなと思って動いています。
──メメタァとして活動してきて、いろんなことがあった10年間かと思いますが早く感じましたか?
西沢:早く感じましたね。達成感みたいなものはあんまりなく、あっという間でした。
──現在のメンバーで固まったのが去年ですか?
サンライズ太陽:そうですね。僕が加入してから丁度1年経った感じです。早かったけど濃かったですね。いろんなことがありました。
西沢:最近、昔よく来てくれていたお客さんがまた来てくれるようになって。「今の方が良い!」って言われるととても嬉しいですね。
──7/6に新譜『インスタントソングe.p』が会場限定販売されますが、ライブでもお馴染みの4曲ですね。
サンライズ太陽:最近よく演奏していますね。前作は早いテンポの曲が多かったので、ミドルテンポの曲も良い曲が多いこともあり、今回は多めにしました。
西沢:ライブで演奏してからCDになることが多いのでライブの反響を見ながら曲を作ることが多いですね。物販で「今日演奏したあの曲は何の曲ですか」と聞かれたりすると、作品になる優先順位が高くなりますね(笑)。
サンライズ太陽:前回のEPからやっていることですけど、4曲目「I wanna be」は再録で以前から大事にしてきた曲でもあるので、お客さんから問い合わせされた時に昔のCDもオススメ出来るのかなって(笑)。
──今回の新作の録音にあたってプレイヤーとしてこだわりを聞かせてください。
工藤(Guitar):普段ライブで使っていないギターを使い、ベース用のエフェクターを繋いで1曲目の「ケロフォビア」を弾きました。あとレコーディング前に弦を張り替えている時にミスで一弦を切ってしまい、あまりの二弦の弦を一弦に張って録音しました。
西沢:竿やアンプもいくつかあるスタジオだったので、組み合わせも曲によって機材を変えたりしましたね。
川岸(bass):リズム隊の中で「もっと歌を聴かせよう」とか「ギターを聴かせよう」等のこだわりを出す為に支える部分を話し合ったりしました。
西沢:ライブの感じをそのまま録音しようというのはありましたね。
サンライズ太陽:ドラムはいかにライブに近づけるかを意識していました。普段からベースと話していたので前回よりスムーズに出来たと思いますね。4曲目「I wanna be」は、昔の音源よりも早いテンポになっていますね。なるべくライブに近づけるという意味でも。