あっさりとエモと一番のファン
——曲作りはいつもどんな風にやっているんですか?
キーコ:いろんな作り方があるんですけど、一番得意なのはゆめが歌詞とメロディを作ってきて、そこに私がラップを入れるっていう形。それが一番作りやすいですね。表題曲になっている「だいたいかんちがい」もそうやって作りました。で、亀ちゃんは「この曲いい! 絶対売れる!! 」っていつも言ってくれる。
ゆめ:何持ってっても「サイコー!! 」って(笑)。
亀:一番のファンかもしれない。
キーコ:この「だいたいかんちがい」っていう曲は特にそうだけど、全部の曲に本気のメッセージを込めてるつもりだし、このアルバムから私たちの生き方も垣間見えると思います。リアル3区はどっちかっていうと恋愛のこととかより、人間とか人生とか生きるってことを見てる。今回のアルバムに限らずいつもそういう感じで作ってます。
ゆめ:キーコのラップがリアル3区のエモさになってるんですよ。私が書いてる歌のパートは割とあっさりしてるから。
亀:この2人のそういう対照的なところが化学反応を起こしているのがリアル3区の良さだなって。
キーコ:そこに、全然違う音楽畑からきた亀ちゃんが加わってね。3人集まってぐちゃぐちゃになっちゃうだろうって思いきや、全員が変なことやってるからなんかバランス取れちゃうっていうか。お互いがいいスパイスになってますね。
迷ってる人がいたら来て!
——5月13日のSHELTERワンマンへの意気込みをお聞かせください。
キーコ:これがリアル3区だ!っていうライブを見せたいですね。レパートリーだいたい全曲やるつもりです。当日に向けて走り込みして気合い入れてるし絶対いいライブにします。
ゆめ:これが最後だって言うとみんな来てくれそうだなって思って、初期の頃来てくれてた人も、ずっと来てくれてる人も、今まで来れなかった人も、みんなで集まってパーティみたいな感じで楽しくワイワイ飲みたいですね。活休って言っても悲しい感じじゃないので。
亀:リアル3区らしさを大事に、楽しく、リアル3区のいいところを全部詰め込んだワンマンにしたいと思います。迷ってる人がいたら来てほしいです!