海外から東京に集まってくるような国際映画祭に
――当店でのイベントですと恒例となっている『うんこ映画祭』も毎年5月に開催していただいています。今は作品数もかなり増えてクオリティも年々上がっていて好評いただいています。
駕籠:嬉しいですね。
――この映画祭を開催するきっかけはなんですか。
駕籠:元を辿ると新宿ロフトプラスワンで『納涼うんこ祭・日本の夏脱糞の夏』をやったのがきっかけです。さらにそれ以前に『マンガ・エロティックス』のファンイベントで登壇する漫画家がショーをやるという企画があって、僕が担当したのが浣腸ショーだったんです。
――(笑)。そうだったんですね。
駕籠:そこで当時のロフトの方に「うんこメインでやりませんか」と声をかけてもらった流れですね。ただ本物の女の子やうんこを出してしまうといろいろと面倒事も多いので、本物を使わない・性器を出さないというルールを作って映画祭にしました。映画祭の前にうんこ同人誌という合同誌も出していたので、その流れもあります。
――映画祭ということですとこれからは海外展開も。
駕籠:そうですね。海外から東京に集まってくるような国際映画祭に出来るといいなと思っています。映画祭ってそこの場所に集まるものじゃないですか『東京国際映画祭』とか『カンヌ国際映画祭』とか。だから『うんこ映画祭』もそういうものにしたいですね。
――過去の作品で印象に残った作品はありますか。
駕籠:いろいろとありますけど、作品単体ではなく回で言うと第5回が全体的に内容が充実していたので、印象に残っています。
――次回の第8回はそれを越える形になるかもしれませんね。
駕籠:そうなってもらえると嬉しいです。それにはまずは『うんこ映画祭』に作品をたくさんの方に送っていただきたいです。みなさんの作品を楽しみしています。