CCC(TSUTAYA)グループが運営するクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING by T-SITE」にて、「まないたプロジェクト」を成功させ、日本酒「まなむすめ」プロジェクトも成功させた真奈ちゃん。
新曲「Just Like Magic」の配信も開始し、朗読劇での活動も控えている。一風変わった活動を展開しているグラビアアイドルの彼女のエンジンは「素直さ」と「憧れ」です![INTERVIEW:日野弘美/指中晶夫(Naked Loft)]
きっかけ
──まず始めに、グラビアアイドルになりたかったのですか? それとも、女優やアイドルに?
真奈:実はアイドルになりたかったんです。私、ハロヲタで、ZYXから入って、Berryz工房に移ったりとキッズとエッグのファンだったんです。静岡出身なんですが、小学6年生の頃に東京に遊びに来ていた時に事務所からスカウトされて、やったーとガッツポーズをしたんです! その時に、アイドルをやりたいですと言ったら、「今はアイドルやるには水着を着るのが登竜門だから、グラビアはやらないといけないんだよ」と言われて、田舎者だったので信じたんですよね… それがグラビアをやるきっかけでした。
──事務所に入ってからの活動はどうでした?
真奈:中学1年生で事務所に入った時にはすでに7本くらいイメージDVDの話を決められていて、スカウトされた時の話もあったし、水着をやるしかないかと思って撮りました。契約もしていたのですが、中学2年生の頃に、AKBのオーディションをこっそり受けたんです。そしたら最終までいったんですよ! でも「実は事務所に入っている」ということを言ったら、水着の仕事をしている人はNGですって言われて落とされたんですよね。その言葉を聞いた時に、「私はアイドルとして生きる道がもうない」と思って、それで今はグラビアをやっていたりします。
──なぜミスiDを受けたのですか?
真奈:最初の事務所は1年契約だったんですけど、結局6年いました。そして新しく入った事務所に勧められてミスiD2015を受けました。2016は実行委員長の小林司さんに「もう一回出てみない?」って進められて受けてみたんですけど、ファイナルまで行けなかったので…なんで呼んだんだ! って思いましたね(笑)。
──来年またミスiDに再チャレンジするのはどうですか?
真奈:3年連続とかならアリかもなんですけど、間が空いちゃったらどうかな..。なんとなく気まずいですね(笑)。
クラウドファウンディングを成功させた写真集「まないたプロジェクト」に続く「やちや酒造」とのコラボ企画「まなむすめプロジェクト」
──「まないたプロジェクト」の写真集の反応はどうでしたか?
真奈:やってよかったと思いました。ネットニュースに出たり、ファンの方も楽しそうだったので。
──胸の小さい女の子を元気付けるっていうコンセプトだったんですか?
真奈:当初はそうだったんですけど。そんなに女の子の反応はなくて…ファンの男の子が元気になっていました(笑)。
──「まないたプロジェクト」の次に、今回、日本酒の「まなむすめ」を作ろうと考えたきっかけは?
真奈:プロジェクトは名前から決めることが多いのですが、まないたプロジェクトの際に「まないた」と並んで、「まなむすめ」という言葉も語感がいいねと候補に出ていた名前で。プロジェクトが動いたきっかけは、普通にみんなでお酒を飲んでいる時に、ほろ酔いの顔が可愛いんじゃないかって盛り上がって、「まなむすめ」というコピーで私がお酒を飲める企画にしようとなりました!
──日本酒を選ぶのが面白いですよね。日本酒が好きだからですか?
真奈:「はい! 日本酒が大好きなんです」と、書いてください(笑)。実はマッコリが一番好きなお酒だったりします。特別好きなわけではないんですが、焼き鳥を食べるときは日本酒が一番合うと思います。今回、日本酒を選んだのは、ファンの方々が飲むのに良いお酒なんじゃないかなと思って。お父さんが、「娘と一緒に日本酒を飲む」みたいな感じで飲んでくれたら嬉しいなと思いました。
──「まなむすめ」は好みの味にされたのですか?
真奈:私は甘口が好きなんですけど、男性は辛口の方が飲みやすいのかなと考えた末、自分が好きなものよりも少し辛口にしました。大吟醸・吟醸・本醸造・と、様々ありますが、今回は特別純米酒に近い味です。
──「まなむすめ」プロジェクトの発表をした時の反応は?
真奈:正直、悪かったです(笑)。まないたのときの反応とは違ったので、やっぱり私は水着が求められているのかな、って思っちゃいました…。主催ライブの際に、やちや酒蔵さんの日本酒を無料で振舞ってくださる機会があったんですけど、意外と皆さんお酒を飲まない方が多かったらしくて、お酒が苦手な人多いのかなって。だから今回支援してくれた方は、逆に私の本当のファンだなって思いました! もちろんお酒が好きで支援してくださった方もいると思うのですが。
──これからは、お酒を飲める女子として売っていきたいですか?
真奈:頑張ります! 私、隣で酔われたら自分が酔わなくなるタイプで。すごく酔っ払われるとちょっと冷めちゃうんです。でも、相手との酔いが丁度良いときは、すっごく楽しくて。ずっとハロを踊っていたりします(笑)。
──日本酒の他に「ノブユキ」というお父さんの名前がタイトルになった曲を出していましたが、お父さんの影響は強いですか?
真奈:うーん。どうですかね。小さい頃から好きだったヒップホップグループのKGDR(キングギドラ)とかはお父さんの影響だったかもしれないです。でもお父さんの中身はポンコツで…ノブユキはポンコツなんですよ(笑)。でも最近「千鳥」が大好きで。だからノブさんと同じノブユキという名前には運命を感じました。大好きなんですよ、千鳥が。漫才が好きというわけではなく、千鳥が好きなんです。ロフトで一緒に共演したいです。
言霊の力
──今後やりたいことはあるんですか?
真奈:今後の予定としては、映像とリンクする朗読劇があります。あと、自分はすごくテレビっ子で、「ザ!世界仰天ニュース」とか、「世界まるみえ!テレビ特捜部」が大好きなんです。夜遅く家に帰ってテレビをつけたときに、画面が真っ黒だと不安になってしまうくらいテレビばっか見ているので、テレビに出たいです! 他にも、ファッション誌にも出たいし、映画もやりたいです! 実は演技が上手いんです! たぶん(笑)。
──言葉に出して、当日までに頑張るタイプですか?
真奈:あ、そうかもしれないです。あんまりできないことはないんですよ。生きてきて、「あ、これできない」って思ったことはないんですよね。ある程度はできると思ってます。「これがしたい」って思ってた自分に、「成し遂げたよ」って言いたい一心で仕事を引き受けていたりします。
──もし、「成し遂げたよ」と言える憧れの仕事がなくなったら?
真奈:次の憧れを探します! 「Just Like Magic」という曲を配信しているのですが、TVアニメ「冴えない彼女の育て方」のタイアップなどを担当しているシンガーソングライターの沢井美空ちゃんに作詞を担当してもらってます。高校からの友達なんですが、沢井美空ちゃんに作詞してもらうのも夢だったのでまた夢が叶ったんですよ! でも、配信当日に音源を聴いたら、手違いで自分の声が小さい別バージョンが配信されてしまっていて。テンションが下がりました。すぐに差し替えてもらったんですけど…。買ってくれたお客様に本当に申し訳なくて…。
──夢って言葉にすると本当に叶ったりしますよね。言霊というか。
真奈:そうなんですよ! 本当に叶うんです。私はほとんど言葉に出して叶えてきたので。写真集や歌もそうだし。夢は言葉に出して言った方がいいです本当に!
──最後にファンの方にメッセージお願いします!
真奈:こんな真奈を愛してください♪