ツアーファイナルは、LOFT14周年に恥じないライヴを
── 水野さんのお話が出て来た所で、水野さんと三田さんが元LOFT CREWだったというのが、個人的にはとても面白いのですが、2人がOLEDICKFOGGYチームに入った経緯は何だったのですか?
JUNDMC:水野は、スージーに似てたから(笑)。
水野:おおもとはそこだったね。
MISA:私のお母さんも間違えてた。
JUNDMC:結構間違えられるよね。この間サイン求められてたしね(笑)。
── 三田さんは、どういった流れで?
三田(専属PA):私は、広中さんの紹介で。
伊藤:初めて会った時、居酒屋で。三つ編みに胸元も広めのドレスみたいな服を着ていて、化粧も濃くて、どういうつもりなんだろうって思った(笑)。
── お2人は、OLEDICKFOGGYのどこが好きですか?
三田:私あんまり家で音楽聴かないんだけど、OLEDICKFOGGYは常に聴いてる。カラオケとかでも歌っちゃう。そのぐらい好き(笑)。
── PAやるまでは、見た事無かったですもんね?
三田:うん。
── で、1回見に来てから始まったんですもんね? 見てどうでした?
三田:そういう時って、客観的っていうよりも私だったらこうするっていう耳になっちゃうから、良いとか悪いとかってよりも、私だったらもっとここをこうしようかなっていうイメージのほうが膨らんだかな。もっと歌詞がはっきり聴こえるようにしたいとか、お客さんに伝わらないと意味無いんじゃない?とか。あとは弦楽器とか色んな楽器が多いから、バランス良く聴こえさせないと、とか。
水野:俺は、もともとこのバンドは売れると思っていて、10年LOFTで他のバンドを見ていて良いと思ったバンドはいたけど、ついて行こうと思ったのは無かったんですよ。今一歩一歩上がってるのを側で見てるのはすごく楽しい。
未来:でも、そのついて行こうと思ってなかったバンドが売れてるんでしょ(笑)?
── 三田さんが入ってメンバーの皆さんはどうですか?
JUNDMC:凄く良いですよ。全国各地のライヴハウスでそれぞれの音の出し方があるんだけど、音のばらつきがなくなったのが一番でかい。
伊藤:三田さんを信頼しているから、リハで外音を自分たちで聴く事がほとんどなくなったね。
── 水野さんが入ってメンバーの皆さんはどうですか?
TAKE(WOOD BASS):楽になった。
JUNDMC:伊藤はステージでマイクのケーブルが絡まなくなった。
未来:亀甲縛りみたいになってたもんね。
伊藤:何かわかんないけど、スタンドからはずせなかったもん(笑)。
── では、新宿LOFT 14TH ANNIVERSARYの最後を飾って頂く訳ですが、ツアーファイナルへの意気込みは?
MISA:怒られないように頑張ります。
JUNDMC:ちゃんとやれば怒られないからね。
伊藤:一般常識としてね。
JUNDMC:頑張ります! それだけです。
伊藤:頑張ります。
未来:頑張ります。
── 頑張ります以外にないですか?
三田:今回のツアーの集大成を見せられればいいんじゃないかなと。見せられるよう私も頑張ります。
伊藤:ミスターLOFTのOLEDICKFOGGY、LOFT14周年に恥じないライヴをやれたらと思います。
JUNDMC:初心を忘れず、昔、他のハコでブッキングに出てた時の気持ちで頑張りたいね。あの頃の辛い感じね。
伊藤:「客もっと呼んでくれないとさー」とかよく言われたよね。
スージー:ドラムいるのにドラム入れた方がいいよって言われたこともあったよね(笑)。
伊藤:カクテルドラムだったからさ。…そういう気持ちで頑張ります!
スージー:意気込みとしては、ギターを買えるように頑張る。今、優次郎(LOFT舞台監督)のギターを借りてるから、そのワンマンの日に返す。
伊藤:持って帰りたくないだけでしょ(笑)?
スージー:重いからね(笑)。
TAKE:ちゃんとやります。アンプを壊さないのが目標。
水野:LOFTの14年分の10年はLOFTで働いていて、こうやってまた戻って来れるのは面白いなと思います。
── では最後に、ツアーファイナルに向けてお客さんに一言お願いします。
伊藤:時間通りに来てください(笑)。