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INTERVIEW

トップインタビュー新春特別企画 bloodthirsty butchersが行くオトナの工場見学! 〜「いいちこ 日田蒸留所」編〜(Rooftop2013年1月号)

新春特別企画 bloodthirsty butchersが行くオトナの工場見学! 〜「いいちこ 日田蒸留所」編〜(Rooftop2013年1月号)

2013.01.08

年間360日以上は「いいちこ」のウーロン茶割りを呑むと豪語する吉村秀樹 率いるbloodthirsty butchersがツアーの合間に「いいちこ 日田蒸留所」を見学! 山紫水明の地、大分県日田市の"原酒をはぐくむ酒の杜"で焼酎造りの高度な熟練技と魅惑の試飲を思いきり堪能だ!

スペシャル・サンクス:三和酒類株式会社
スーパーバイサー:栗田善太郎(BIGMOUTH)
取材・構成:椎名宗之

「いいちこ」はスッキリな喉ごしと心地好い距離感を保ってくれるところが好き!(吉村)

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吉村秀樹(vo, g)

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射守矢 雄(b)

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小松正宏(ds)

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田渕ひさ子(g, vo)

吉村:「いいちこ」は日々お世話になってるから、ずっとこの工場に来てみたかったんだよね。今日こうして回ってみて、やっぱり凄く楽しかった。ここは森に囲まれて空気がキレイだし、自ずと水も清らかなんだろうね。

射守矢:オトナの間で工場見学が流行ってるのがよく分かったよね。とにかく楽しいし、ワクワクするよ。試飲もたっぷりできるしさ(笑)。焼酎だけじゃなくてワインもあるし、かぼすやカシスを使ったリキュールもフルーティーで美味しかった。

小松:春には桜、秋には紅葉がキレイらしいし、凄く雰囲気のある場所ですよね。今日はあいにく雨だったけど、工場脇の清流の池から霧が出ていたりして。製造場や貯蔵庫のシャレた外観もセンスがありますよね。ちなみに、僕は小学生の時にコカ・コーラの工場を見て以来の社会見学でした(笑)。

田渕:それを言うなら、私は小学生の時に炭坑場を見て以来です(笑)。

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三和酒類株式会社 営業部営業課課長の幡手剛さん。マンツーマンで「いいちこ」の醸造工程を解説してくれました。

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心に説明を聞き入るメンバー。

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一次仕込み室。「いいちこ」の元になる「もろみ」を最高の状態で仕上がるように努めている。

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二次仕込み室。一次仕込みで出来た酒母に、さらに蒸した大麦または大麦麹を加えて「二次もろみ」を造る。

小松:ちゃこちゃんはお土産、何を買ったの?

田渕:リキュールです。ちょっと甘めで美味しかったので。試飲をしてもうベロンベロンです(笑)。私は普段、「いいちこシルエット」の水割りが好きで。それをフルーツ・キャンディーと一緒に呑むと凄く美味しいんですよ。私には全然クセがないように感じるんです。

吉村:俺はもっぱらスタンダードな「いいちこ」の25度か20度。それを自分で煮出したウーロン茶で割ってる。でも、酔っ払ってくるとだんだん割るのが面倒くさくなって、ほぼ原酒を呑んでるような感じになるけどね(笑)。

射守矢:俺はライブの時にその吉村のウーロン茶割りを一緒に呑む感じだね。酒は基本的に家じゃ呑まないし、アルコールであれば何でもいいからさ(笑)。

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工場に入る前から発酵の香しい匂いに呑みたい気持ちを抑えきれないメンバー。

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蒸留室。発酵を終えた「もろみ」に熱を加え、アルコールや香味成分を取り出す。この日は「減圧蒸留」。

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原酒をタンクや樫樽で長時間寝かせ、香味をよりまろやかにする貯蔵・熟成。この工場には60本ものホーロータンク、1,500丁にも及ぶ樫樽が設置されているという。

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一升瓶に換算して約250本分の容量がある450リットル・サイズの樽。迫力あります。

小松:あと、今日は案内してくれた社員の方の説明が凄く分かりやすくて面白かった。グッズでブリキのナポレオン人形の開発を担当した方みたいで。

吉村:ああいう原価のかかるグッズをあえて作るっていうこだわりが通るところがいいんだよね。お酒に限らず、もの作りに対する徹底したこだわりとセンスと技術を感じたよ。

田渕:グッズは衣類から文具までいろんなものが展示・販売してましたけど、アコースティック・ギターまで作ってるなんてビックリですよね。ハカランダ(ブラジル産の材木)を使ってるから超高級品ですよ!

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「いいちこ」の初期ポスターを前に。1984年のメディア露出以降、洗練されたデザインが秀逸であります。

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「iichiko DESIGN PROJECT」の一室。衣類から文具、CMに至るまでさまざまなデザイン活動の一端を展示。

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小松氏が話していたブリキのナポレオン人形。限定1,000個生産、何度も試作を重ねたこだわりの逸品。30,000円也。

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何とこれだけ多種多様な「いいちこ」を試飲できるのだからお得すぎる! 吉村氏も迷い中!

吉村:俺はお土産でピンバッチを買ったけど(笑)。「いいちこ」はね、東京に出てきて酒屋でバイトしてた時に「“下町のナポレオン”って一体何なんだ!?」って思ってさ(笑)。「いいちこ」と宝焼酎「純」はよく配達してたよ。それ以来いつも「いいちこ」ばっかり呑んでるけど、やっぱり喉ごしがスッキリしてるから飽きないんじゃないかな。原料が麦(二条大麦)だし、俺は芋が苦手だから。あと、あまりグイグイ攻めてこない感じがいい。味も人もそうなんだけど、ある一定の線からこっちに踏み込んでこないのがいいって言うか、「いいちこ」はその心地好い距離感を保ってくれる。まぁそれはともかく、今度はここへクワガタが捕れる時期に来たいな! これだけ自然に囲まれた所なら捕れそう、ホントに!

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吉村氏はスッキリと呑みやすい「西の星」を絶賛! 「ふぅ〜もう酔っ払っちゃったよ!」

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ひさこ嬢は「和香牡丹 純米にごり酒」を試飲。甘みをグッと抑えてスッキリ美味く、麹の香りが豊か!

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小松氏、お土産を思案中。この蒸留所限定販売の「いいちこ」原酒3タイプ(常圧蒸留、減圧蒸留、長期熟成貯蔵)はオススメ! 3本入りセットもアリ!

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やっぱりこれでしょ! スタンダードな「いいちこ」25度!

田渕:夏になると近所の子どもたちが捕りに来るって言ってましたね。

吉村:と言うことは、クワガタを捕れて自由に酒も呑めて…ある意味、自給自足?(笑)

射守矢:ちょっと違う気がするけど(笑)。まぁいろいろと勉強になるよね。特に、二次仕込みでもろみを発酵させた時のスペクタクルが見所かもしれない(笑)。

田渕:ああ、ボッコボコに発酵してましたからね(笑)。

小松:仕事に関係なくここでたっぷり試飲して、どこか温泉に行くのもいいかもしれないですね。

吉村:とにかくここは俺にとって聖地! 環境的にもエッライいい所だし、工場見学はオトナのロマンだね!

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メンバー各自、たんまりお土産を買い込みました! お疲れ様でした!

Location info.

「いいちこ」日田蒸留所

住所:大分県日田市西有田810-1
TEL:0973-25-5600
FAX:0973-25-6215
営業時間:10:00〜16:00
入園料:無料
定休日:毎週火曜日(祝日の場合は営業)・盆・年末年始
商品の情報、工場見学の詳細についてはオフィシャルサイトまで
http://www.iichiko.co.jp/

 

メンバーのサイン入り!
「いいちこ」特製 前かけを3名様にプレゼント!

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何とも太っ腹な三和酒類株式会社さんが「いいちこ」特製 前かけを本誌読者のために提供してくれました! これにブッチャーズの4人がサインを入れたものを抽選で3名様にプレゼントします! この記事の感想、氏名、年齢、住所、電話番号を明記の上、rooftop@rooftop1976.com までご送付下さい!(当選者の発表は、商品の発送をもってこれに代えさせて頂きます/締切:2013年1月31日)

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②i’m standing nowhere(1993/R.B.F INTERNATIONAL)★
③LUKEWARM WIND(1994/TOY’S FACTORY)★
④kocorono(1996/KING RECORDS)
⑤「△」(1999/elements)★
⑥未完成(1999/UNIVERSAL VICTOR)★
⑦yamane(2001/東芝EMI)★
⑧荒野ニオケルbloodthirsty butchers(2003/東芝EMI)★
⑨birdy(2004/Columbia Music Entertainment)★
⑩banging the drum(2005/Columbia Music Entertainment)★
⑪ギタリストを殺さないで(2007/391 tone)★
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LIVE INFOライブ情報

ブッチャーズ、2013年一発目のライブは吉村秀樹 46歳の誕生日に敢行!
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2013年1月20日(日)Shibuya O-nest

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前売 ¥2,800/当日 ¥3,300(ドリンク代別)
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チケットはチケットぴあ(Pコード:187-221)、ローソンチケット(Lコード:71174)にて発売中
問い合わせ:Shibuya O-nest 03-3462-4420

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