2011年12月13日目黒鹿鳴館にてソロとしての活動に終止符を打ち、沈黙を続けていたKOZI(XA-VAT/ex.MALICE MIZER)が新BANDを結成!5月29日には新宿LOFTでの初ライブも決定している。同イベントにて初音源も発売される。只今レコーディングしている作品について、ZIZ(ジズ)というBANDについてインタビューを敢行。ライブとは違う、メンバーそれぞれの魅力ある個性が見えてくるだろう。(椎名宗之/重田磨美)
テクニック以前に人として好きなメンバー
──まず、どんな経緯でZIZが結成されることになったんですか。
KOZI:JIROさん、どういった感じですか?
JIRO:どうでしょう、Sugiyaさん?
Sugiya:いやいや(笑)。
CHARGEEEEEE...:じゃ、ここはYUGAMIさんに…。
──何だかたらい回しになってますけど(笑)。
CHARGEEEEEE...:最初はKOZIソロとして、JIROちゃん、すぎやん、僕がバック・メンバーとして活動していたところ…から~の~! ねっ、こうちゃん?
KOZI:はい。
Sugiya:人任せかっ!(笑)
一同:爆笑
KOZI:4人でのKOZIソロは2年くらい経つんですが、KOZIソロという名義での活動に徐々に違和感を覚えるようになったんです。それが自分の中でどんどん膨らんで、ちゃんとしたバンドとしてやっていきたいと思うようになって。そんな頃にYUGAMI君との出会いがあり、彼が加わったことによって、これはさらにパネぇバンド感が出るに違いないと! というわけで、このタイミングでバンドとして始動しようかと。
──YUGAMIさんがKOZIさんの理想とするキーボーディストだったことも大きかったと。
KOZI:まぁそうですね。そういうのもあるし、YUGAMI君とはちょっと前から知り合いで、音楽をやる云々ではないところで、一緒に飲んだりしていたんです。彼に限らずなんだけど、プレイ的に云々とか、それはもちろんあるけれども、それ以前に人として好きなんですよ。そういう人たちと一緒に音を出したり、一つの作品を作り上げることができるのは純粋に楽しいし、良いことだなと思って。
──YUGAMIさんはすんなりバンドに溶け込めたんですか。
YUGAMI:そうですね。もともと良い友達だったので。CHARGEEEEEE...君とKOZI君に関しては、昨年末の『こまつばらこうじ』でDEAD BY TINZとして共演していますし。
KOZI:その時が初めて一緒に音を出した時だよね。
YUGAMI:まぁ、僕が前にやっていたバンド(東狂黒)の時から知り合いで、sugiyaさんやJIROちゃんと会って、それ以来プライベートでよく遊んでる仲間でしたからね。
──話を伺っていると、生まれるべくして生まれたバンドという気もしますね。
KOZI:うん、そうかもしれない。
YUGAMI:わきあいあいとやってますしね(笑)。[と言いながら「わきあいあい」のポーズを取る。他のメンバーもつられてポーズを取る]
Sugiya:皆、やろうとするからっ!(笑)。
──あの…それ、文字に起こしづらいんですけど(笑)。ところで、ZIZというバンド名にはどんな意味が込められているんですか。
KOZI:どうですか、JIROさん?
JIRO:すぎやん! 由来は?
──これはまたたらい回しのパターンですか?(笑)
Sugiya:確か、左右対称になるとか言ってなかったっけ?
CHARGEEEEEE...:上から見ても下から見ても、みたいな?
KOZI:山本山みたいな?
Sugiya:誰もが今言おうとしたワードだね(笑)。
KOZI:まぁ、バンド名なんて記号みたいなものじゃないですか。そこに何か意味があるのかもしれないけれど。
CHARGEEEEEE...:ワンワードがいいって言ってたよね?
KOZI:短い方が覚えやすいじゃないですか? ロゴも作りやすそうな感じだし。まぁ、あんまり難しい感じは覚えられないしね(笑)。
JIRO:まず自分たちがね(笑)。
KOZI:自分たちのバンド名、咬んだりするかもしれないしね!
CHARGEEEEEE...:ZIZも咬みそうだよ(笑)。
KOZI:あ、確かにZIZも咬みそう。濁点しかないからね(笑)。