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INTERVIEW

トップインタビュー【復刻インタビュー】namidacoat(2007年6月号)- バンド名をSWEEPからnamidacoatに変え、"最高のわかりやすさ"を求めて新たな一歩を踏み出した!

バンド名をSWEEPからnamidacoatに変え、“最高のわかりやすさ”を求めて新たな一歩を踏み出した!

2007.06.01

2003年、現メンバーでSWEEPとして活動を開始し、神戸・大阪・中心に関東でも精力的にライブを行なう。2007年、バンド名をnamidacoatへと改名し、遂に1st.アルバム『namidacoat』リリースする!関西を中心に活動していた彼らだったので、実はSWEEPというバンドも知らなかったのですが、今回縁があり『namidacoat』を聴いて射抜かれました、本当に。メロディーや歌のわかりやすさなど、歌を大事にしているバンドが好きな方にはたまらない楽曲の数々がこの作品には詰まっています。インタビュー当日、どんな人たちなのかとドキドキしながら場所へ向かうと、そこにはムードメーカーと言われ、とてもよく喋るボーカル中川氏を始め、とても個性的で気の良い関西の青年が揃っていました。こんなノリの良い方々なのに、こんな詞も書けちゃうんだという思いでいっぱいになりました。どんななのかは聴いて下さい! まずはこのインタビューで彼らを知って下さい。(interview:やまだともこ)

耳にスッと入るような曲を

──このリリースタイミングで SWEEPからnamidacoatにバンド名を変えられたそうですが…。

中川(Vo.Gu):そうなんです。SWEEPって僕ら以外にも何組かいる名前なんですよ。昨年レコーディングしてた時に別のSWEEPがデビューをして、それだったらバンド名を変えてしまおうと。それに関してはみんな「変えよう!変えよう!」って感じで…(笑)。初めて全国のリリースになるので、リスタートということで変えたんです。

──バンド名を変えることによって意識も変わりました?

中川:変わりましたね。今までは今まで。ここからnamidacoatとして進むだけなので、気持ちとしてリセットされている感じがしますね。

──楽曲的には変わったとかは?

中川:ギターロックが好きでSWEEPの時は暗い感じの曲もあるんですけど、これからはもっとポップで明るくて、耳にスッと入るような曲を作っていけたらと思ってます。

──昔聴いてきた音楽ってどんなものですか?

神田(Gu):けっこうみんなバラバラなんですよ。僕と秋山はハードロックとかメタルを聴いてきた時もあるし、中川は日本のフォークソングとか歌謡曲。

中川:かぐや姫を聴いてました。

鳴海(Ba):僕も小さい頃は歌謡曲聴いてましたけど、大学に入ってからはUAとかCHARAとかを聴いてました。

──J-POPを通ってるからこそ、今の楽曲のような聴きやすい曲ができるんですかね。

神田:作るときに聴きやすさを目指しているんです。最高のわかりやすさとか、そこを意識して僕らもやっているので…。

──ということは、聴く人のことを考えながら作っていることが多い?

神田:そうですね。わかりやすいということを最終的に考えてますから。

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