LOPでPOPで「萌え〜」な禁断のかしまし乙女談義!!!キュートでポップなパンク・サウンドが詰まった1stフル・アルバムをリリースしたばかりのPONI-CAMP。ギター&ヴォーカルのエナポゥと、彼女がサポート・ギタリストを務めるPUFFYの2人とのスペシャル対談が実現! エナポゥとPONI-CAMPの「萌え〜」なポイントについて、遠慮なく語ってもらいました。(構成:今田 壮)
PUFFYみたいに、自分が2人いたらイイなー
──一応、発売記念なんで、最初にPUFFYの2人からアルバムの感想を。
亜美:声がね、ちょっとね、腹が立つってゆうかねぇ(笑)。
由美:ズルいんだよねぇ〜(笑)。
エナポゥ:(照れつつ)いやいや、そんなことないよ。2人だってカワイイじゃないの。
亜美:でも、喋ってる時と唄ってる時の声と全然違うよねー。
エナポゥ:エー。そうかな? でもね、自分が2人いたらイイなーと思う。
亜美:なんで?
エナポゥ:PUFFYみたいに2人でこう…。
亜美:でも、ユニゾンしかできないよ。
由美:大丈夫。エナポゥ、ハモれるから。
エナポゥ:そう、ハモりたい。
由美:エナポゥさ、英詞はどうやって書いてるの?
エナポゥ:英詞はねぇ、外人のお友達に、自分の日本語で書いたヤツを訳してもらって。
亜美・由美:ふーん。
エナポゥ:でもなんかね、オーストラリアの人だから、ちょっと訛ってるのかも。
由美:「グッダイ(GOOD DAY)」ゆうたりとかね。
エナポゥ:そうそう。で、その人、英語より日本語で話すほうが得意だから、「ちょっと、これどういう意味かなぁ? 英語にないなぁ」とか言ったりして。
亜美・由美:(笑)
エナポゥ:訳してもらうの楽しいよ。
亜美:でもさぁ、凄いステキな英語を唄うよね。
エナポゥ:ホント?
由美:ペラペラ?
エナポゥ:ペラペラじゃないよ。
由美:さすが、向こうでやっていただけあるわ、と。
エナポゥ:フフフ(照れ笑い)。
野球とPUFFYと蓄のう症
エナポゥ:今度、『おでんくん』のテーマ曲を唄うことになって。12月20日に発売されるんですけど(といって2人にCDを渡す)。
亜美・由美:へー。
エナポゥ:これはリリー・フランキーさんが作った曲なんですよ。
亜美:エナポゥ、ホント多彩だよね。名刺にいっぱい肩書きがあるもん。
エナポゥ:ギター、イラスト、マンガ、声優。
──もともと最初に知り合ったのは…。
亜美:まだロリータ(18号)の頃かな。
エナポゥ:2000年の『サウス・バイ・サウス・ウエスト』(毎年3月にテキサス州オースティンで行なわれる音楽見本市。開催5日間で1,000組以上のライヴが行なわれる)の時、初めてお会いして。
亜美:PUFFYも、『ソニーナイト』みたいなのに出てて。前の日に、ロリータがやってるっていうのでライヴを観に行ったんだよね。
エナポゥ:それがきっかけで、『PAPAPAPA PUFFY』(当時PUFFYが司会していたTV番組)に出ることになって。
亜美:そうだそうだ。
エナポゥ:それから、ZEPP(東京)で一回ゲストに呼んでもらって、「なんてったってアイドル」をやって。
亜美・由美:あったあった。
由美:だから、振り返れば結構長いね。
エナポゥ:去年は、ニューヨークのメイシーズパレード(アメリカの国民的行事の感謝祭)でもPUFFYと一緒にやらせてもらって。亜美ちゃん、由美ちゃんが頑張ってるお陰で、ホントにもう、いろんな、夢のような思いを…。
亜美・由美:(笑)
エナポゥ:感謝感激です。だってさ、ありえないよ。250万人が、ワーッて。ホントねぇ、ロッテが優勝した時のバレンタイン監督になったみたいな気分で。ああいうの凄く気持ちいいね。
亜美・由美:(笑)
エナポゥ:だけど、2人の後ろでギターを弾いてる時に、蓄のう症になっちゃうことが多くって。
亜美:なんで、なんで(笑)。
エナポゥ:わかんない。なんかでも、思い出してみると凄いあって。
亜美:PUFFYと相性悪いのかなぁ。
由美:エナポゥ、亜美側だよね。なんか飛ばしてんじゃない?
亜美:なれなれ、蓄のうになれ、みたいな(笑)。
エナポゥ:なんかこう、鼻が調子悪くなる。野球とPUFFYと蓄のう症みたいな。
亜美・由美:(笑)