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INTERVIEW

トップインタビュー【復刻インタビュー】ザ・キャプテンズ(2006年2月号)- 何かの瞬間、僕達が一番ポップになる

何かの瞬間、僕達が一番ポップになる

2006.02.01

その時々の愛を真剣に考えて向き合っていくことが必要

──それでは最後に今年のビジョン、抱負などをお聞かせ下さい。
 
ヨースケ:今年が始まった瞬間に思ったんですけど、毎年毎年1月1日って気合いが入って「今年はこうしよう」って思ったりするんですけど、今年はあえて考えなかったんですよ。自分が生きてるふうにしかならないし、そこに向けて頑張ることはできるけど、人生に重く何かがのしかかってくるのは嫌だったんで、目標はあるはあるんですけど、今年の始まりにあえてそれを打ち出すことをやめて、ナチュラルに生活がしたいなと。そう思う中でも僕達はロック・バンドですから、格好いいライヴがやりたいっていうところに尽きますね。
 
ヒザシ:僕は今年は資格を取りたい。と、思って今チャレンジしてるのが“パズル検定”! 真っ白いジグソーパズル。宇宙飛行士の訓練にも用いられるくらい集中力と忍耐力が要るものだから、自分のギター・プレイにもそれを取り入れたいなと。集中力と忍耐力と発想力。真っ白なパズルに何を見るか、これですよ、今年は!!
 
テッド:GSを色々聴いてきて、グループサウンズの面白いところとして歌謡曲みたいな部分であったり、と言いつつもザ・ゴールデン・カップスみたいに日本で初めてのR&Bをやっていたり、何でもできるんだなと思っていて、キャプテンズもそういうふうになれると思ってて。ベースの面もそうだし、バンドの面でも唯一無二のバンドにしたいと思っていて、今はそれがライヴなのかなと感じてます。人が目の前にいる中でどれだけ成長できるかですね。
 
──GSと謳うことで、一見他からみたら縛りがあるように感じるかもしれないけど、実は自由で何でもアリっていうことなのかもしれないですね。
 
テッド:うん、そうだと思いますよ、ザ・モップスとかもそうだしね。
 
──では最後、傷彦さん麗しく締めて下さい。
 
傷彦:今年のテーマは“愛”です。去年とはもちろん意味合いが違っていて、その時々の愛を真剣に考えて向き合っていくことが必要だなと思ってます。だからもっと愛し愛されるバンドになりたい、今年は。そう思ってます。
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