あっちゃんM-1に挑戦!?
──そろそろ打ち上げと金以外の話を…(笑)。ロティカ的には今回色んなお笑いの人と絡んでみてどうでしたか。
カタル:ウチらとしてはお笑いのプロの人たちに囲まれて、勉強するどころか、…もうヘタな事しちゃいけないなって思いましたね。 シズヲ お笑いは生半可な気持ちでやっちゃいけないよね。
アツシ:あれ!? オレだけなのかな、今年のM-1出ようと思ってるの。…一回戦くらい行けるでしょ?
一同 (笑)
フジジュン:バンドマンとしてはどうなんですか、ああいう舞台に楽器も持たないで出て行くっていうのは。
シズヲ:手の置き場に困るよね。マイクすら持ってないからね。
カタル:体の前で手を組んでたらいいのか、後ろで組んでたらいいのかわかんないですからね。
二郎:でも、逆にオレらはコントも漫才もやりますけど、ステージで歌を歌うってなったら手をどうしたらいいかわからないですからね。
──リーダーとか「東京ダイナマイト」をライブで歌う前にメチャメチャ緊張してましたもんね。
松田:もう帰りたくなったもん。
シズヲ:ドナルドの格好のまんま(笑)。ロフト二回と大阪までは、2人ともまともに歌えてないですからね…必ず歌詞が飛んだりとかしてたんで。名古屋くらいからようやく上手く歌えるようになりましたけど。
カタル:でも2人とも出て来た時の存在感はあるからね。
二郎:イヤー、やっぱりニューロティカと一緒のステージに立っちゃっていいのかなって思いますよ。
カタル:それはオレたちも同じだよ、寄席に立っちゃっていいの!? って感じだからね。
ナボ:今回のは寄席でファンを集めてっていうのだったからまだしも、ダイナマイトのワンマンとかに出てなんて言われたら無理だよね。
二郎:でも、ライブやってる時のロティカは本当にスゴイですよ。リーダーが感動してましたよ。この間のロックンロールサーカス(4/8 リキッドルーム 共演:SA、ラフィンノーズ、SOBUT)で。
アツシ:松田君は岐阜出身だからSAに感動したんでしょ!
松田:イヤイヤ、確かにSAにも感動しましたけど、ロティカもホントに感動しましたよ。お笑いのライブでも、組み合わせによって客層が変わってくるんですけど、オレたちだったら、あんだけ革ジャンとか着た怖そうな人がいっぱいいるライブだったら、もっと悪ぶった格好して出て行っちゃいますよ。いつもちょっと合わせちゃう所があるんですよね。そこで、そのまんまのニューロティカを見せられるっていうのは…感動しましたね。オレの隣に革ジャンに鋲打ったモヒカンのヤツがいたんですけど、最初は腕組んで見てたのに、最後はタオル振ってましたからね。
ナボ:そういうのは、オレらにとっても最高の瞬間だよね。最初ノッてなかった人が最後には一緒に盛り上がってくれるっていうのは。
アツシ:うん。ロックバカツアーなんかにしても、ゲルググのファンにロティカを見てもらったり、ロティカのファンにゲルググを見てもらったり、今回なんかはダイナマイトのファンにロティカを見てもらったり…っていう、そういうのがまさにロックバカツアーのコンセントだからね。
シズヲ:それ、コンセプトだよ!
──今後のロティカとダイナマイトの絡みとしてはどんな感じでやって行きたいですか。
二郎:もともと東京ダイナマイトっていう名前は、ニューロティカの曲名から取ったんですけど、逆に今度は東京ダイナマイトを見てニューロティカに曲を作ってもらったんですよ。
アツシ:東京ダイナマイトと知り合って、何年かぶりに再会して、一緒にツアー廻ったりして。そういう気持ちで作った曲が8月に出るアルバムに入っている「クラッカーをならそうぜ」なんですよ。
二郎:だから、今後のライブではそれをボクらが歌いに行きたいなと。
カタル:自分で歌っちゃうんだ(笑)。
二郎:最初はライブに出て行って、「東京ダイナマイト」を1曲歌わせてもらうだけで感動してたんだけど、5回ぐらい歌ってると段々調子に乗ってきて、この間リーダーと2人で「もうちょっと速い曲も歌ってみてーな…」とか言ってましたからね。
松田:「2、3曲やらせてくれないかなー」とか(笑)。
二郎:「タオル振り回すヤツやりたいよなー」とか(笑)。
フジジュン:イイ曲持って行っちゃって(笑)。
──お互いに、ロックに寄り過ぎちゃったり、お笑いに寄り過ぎちゃったりすると怖いですけどね。
シズヲ:まあ、それぞれの本流は本流としてありますからね。それは変わらないと思いますよ。
カタル:お互いが本流でがんばってれば、また一緒に色んな事出来ると思いますしね。
二郎:…まあでも、あっちゃんがM-1の予選出るんだったら助言はしますよ(笑)。
──M-1出るとしたら、誰と組んで出るんですか?
アツシ:え、エナちゃんだよ。
一同 あれで出るの!?(笑)