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INTERVIEW

トップインタビュー【復刻インタビュー】ニューロティカ×東京ダイナマイト(2005年5月号)-オレらにとっても最高の瞬間だよね

オレらにとっても最高の瞬間だよね

2005.05.01

俺たちいつでもロックバカツアー

──ダイナマイトの二人は酔っぱらっても荒れるっていう感じじゃないですよね。
 
ナボ:全然変わんないよね、2人とも。
 
松田:ナボさんとかあっちゃん見てたらどんどん醒めていきますよ。自分はしっかりしなきゃって。…でもナボさんとか、酔ったら2秒に1回くらい笑い取ってますからね、悔しいんですよ。何やってもうまくいくから。
 
ナボ:嫉妬?(笑)
 
松田:こっちも2秒に1回突っ込まなきゃならないから(笑)、酔っぱらってらんないですよ。
 
ナボ:この間のクアトロでも酔っぱらってしゃべってたら歯がポロッと取れちゃってさぁ~「フガフガ…」とか言っちゃって(笑)
 
松田:いいタイミングで落ちたんだろうなぁ~、それも。それでドラム叩いてる時は格好よく見えるからくだらないんですよ。
 
──ダイナマイトの2人はロティカと一緒にライブツアーを廻ってみてどうでしたか。
 
フジジュン:ロックバカツアーですね。
 
二郎:すごい楽しかったですよ。
 
松田:…でもやっぱり打ち上げのインパクトの方が強かったですね。
 
──お笑いってツアーみたいのってやらないんですか。
 
二郎:なかなかやれないですよね。やっぱり東京と地方とでお客さんの入り方が違うじゃないですか。東京の大きい会場に合わせてセットを組んじゃうと、地方の小さい会場に入れられなかったりとかあるんで、だからすごいシンプルな物しか持って行けないんですよ。
 
ナボ:ああ、ドリフぐらいにならないと。
 
二郎:そう。家のセットとかをトレーラーでガーンッて持ってけるくらいのクラスにならないとダメなんですよね。一応この間、秋田、仙台ってみちのくの方に行ったんですよ、ボクらと他5組くらいで。2日で5公演やって、全部のキャパが6000人くらいだったんですけど、トータルの動員数が300人ちょっとで…(笑)。
 
松田:1400人入る会場に20人くらいしかいなかったですからね。
 
二郎:いつもは営業とか行ってちょっと空席があったら、ベタなんですけど「空席を除けばほぼ満員御礼でありがとうございます」みたいなネタがあるんですけど、この時は「ほぼ空席の入りで…」って言っちゃいましたからね。ボケすらも飲み込んじゃったという。
 
松田:みんな笑ってるんだけど、ものすごい滑ってる感じになっちゃうんですよ。
 
二郎:客席の五列目くらいまでで収まっちゃってたからね。会場にバスが着いたら一応「キャーッ」て入り待ちが来るんだけど、その人数と会場に入ってる人数が同じなんですよ。
 
松田:あれはひどかったなぁ~。
 
二郎:でも物販は結構売れたんですけどね。そんな入りなのに物販は20万とか行きましたからね。来た人がみんな買って行ってるんですよ。
 
松田:物販が儲かるっていうのはカタルさんにバッチリ教わりましたからね(笑)。
 
カタル:…コメントしづらいなぁ~。…まあ、色々運営していくのは大変だからねぇ…(笑)。
 
二郎:リーダーも最初はDVDとかTシャツとか後輩に持たせてたんだけど、売れるってわかってからは自分で紙袋持って嬉しそうに物販に立ってましたからね。
 
松田:声も大きくなっちゃって(笑)。
 
フジジュン:でもその気持ちはわかりますよ。この間のツアーでDVDの物販やったんですけど、やっぱり目の前で自分の作った物を買ってくれるとホント嬉しいですよね。100枚売れたって人づてに聞くよりも、目の前で20枚売れた方が嬉しいですもん。
 
カタル:そうだよね。もう買ってくれた人に本気でありがとうって感じでしょ。…でもその笑顔がウソっぽいって言われるんだよ、オレは。
 
アツシ:目がドルマークだって(笑)。
 
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