copa salvoにとって、新宿LOFTでレコ発のライブをやるという事に意味があるんです
──さてライブの話ですが、昨年『スペースシャワー列伝』のライブでLOFTに出演されましたよね。
小林:正直に言うと、あのライブをやってから、それ以降ライブに対する考え方が変わったというか。それまでは(自分たちの)ライブの映像って見てなかったから、TVで放送されたものを見て考え方を変えました。あのライブは僕らにとってターニング・ポイントでした。
──それまではどんな感じだったんですか?
小林:ライブやって、お客さんも盛り上がって俺らも盛り上がればOK、「なるようになれ」ただそれだけで。今ももちろんそれは根底にあるんですけど、そうする為には俺らがどうしなきゃいけないかとかも、各々がちゃんと考えるようになりました。
ピーチ:一昨年LOFTでライブやった時はサブ・ステージでしたね。ウチらってどちらかというと客席とステージの境がほとんどない感じの場所でのライブが多いんですよ。
小西:あまり“ライブハウス”っていう感じのところではやったことなかったからなぁ。ステージの上とお客さんの間には距離がけっこう出来るし。
ピーチ:だからそういう場合どうしたらよいのかという事も勉強になりました。同じLOFTでもサブ・ステージとメイン・ステージとでは全然違うから、やる事変えないとダメだ、みたいな。
──ライブの編成もこの6人で?
ピーチ:いえ、ホーンの方に入って頂く場合もあります。コパのホーン・セクション・ファミリーがいるんですよ。今度のLOFTでのライブについてはまだ考え中ですが。
小林:いろいろ仕込みますよ(笑)。
ピーチ:新宿LOFTって言ったら聖地でしょ。僕ら表向きなイメージだけだとちょっとオシャレ系なバンドに思われがちなんですが、もうただのロック・バンドなんですね。使ってる楽器がアコースティックなだけであって。そんな僕達がバリバリロックの新宿LOFTで出来るというのは非常に嬉しいなと。
──でもお客さんの層は、ロック好きな感じとcopa salvoみたいな音楽好きとでは違いますよね?
ピーチ:やっぱり客層は全然違いますから、copa salvoに入った時は最初それがすごい新鮮でしたね。女の子のファンがいっぱいで嬉しかったです(笑)。
小林:copa salvoってバンドなんですよ。グループとかではなくて。
ピーチ:そのcopa salvoというバンドが新宿LOFTでレコ発ライブをやる、という所に意味があるんですね。
──では最後に、3/28のレコ発への意気込みを。
ピーチ:ライブってお客さんがいて初めて成立するものだから、とにかくお客さんに楽しんでもらう事が一番で、そのためだったら何でもします。お互い馬鹿になれたらいいなと。
増田:お客さんも俺らも、真剣に遊ぼうぜ、みたいな。