銀座の街角で歌うならシャンソンだろうと、以前から興味があったシャンソンを勉強して、銀座5丁目中央通りで夜な夜なシャンソンを歌っていたら新聞紙やミニコミ誌に掲載されたり、ライブハウスから出演依頼が来たりして、その中でも西荻ターニングにて週2回くらい司会兼オープニングアクトをやらせていただくことになり、どこからか情報を知ったレコード会社の方がいろいろ世話してくださり、シャンソンを歌っているのと、司会ができることで、サブカル系のイベントに司会で出演させていただくことが増える。『ぐるぐるナインティナイン』にも出演させていただく。知る人ぞ知る、知らない人は知らない(当たり前)存在になる。
とある夜、事情が事情で、詳しくは書けませんが、いつもの場所で歌えなくなる。次の日からピンク色の髪の毛を黒く染めて、別人のムードで銀座4丁目の三原橋の婦人服屋さんの横のナイスムードな花壇を見つけて、婦人服屋さんの店主に挨拶して晴海通りを眺めながら歌い始める。ここから銀座伝説第2章が始まるのである。(つづく)
【最鋭輝(モトキ)プロフィール】
「今世紀、最初で最後のムーディスト」を自称する孤高のシンガー。1970年1月10日生まれ。薔薇屋敷レコード代表。タレサン愛好会イメージキャラクター。弾き語りのソロ活動を中心に、最鋭輝隊、カロ、CRZCRZ、Brother、ホソメ商会などで鋭意活動中。2026年1月16日(金)、渋谷クラブクアトロで行なうワンマン公演に挑戦する。