アーバンギャルド浜崎容子のバラ色の人生
どうも。もう2月ですよ。あっという間に1カ月が過ぎ、お正月三が日に立てた誓いをすでに破っている皆様、息してますか?
今日はタイトルの通りに何の捻りもなく私の友人のことを実名で書こうと思います。このコラムを始めた最初期はすべて実名で書いていたため、途中で苦情が来てイニシャルトークせざるを得なくなったわけですが(実話)、私のごく少ない友人の中の1人である彼女の名前は「絵恋ちゃん」。今月号からこのRooftopさんでの連載が開始されるとのことで私も非常に喜ばしく、今回はせっかくなので彼女とのなれそめを綴りたいと思います。
と、ここまで書いて突然不安が襲ってきたのですが、私が友人と思っているだけで彼女は何も思っていなかったらどうしよう…というメンヘラあるある。念のため「書いていい?」とLINEで訊ねてOKをいただけたので良いことばっかり書いて褒め殺しして先輩風吹かせて恩着せまくります。
絵恋ちゃんとの出会いは確かアーバンギャルド presents『鬱フェス』に出演してもらったのが最初だと思います。経緯は割愛して出演当日。楽屋へご挨拶させてもらった時に「アーバンギャルドさん大好きで…」と仰ってくださいました。有難いことにそういうことを仰ってくださるアイドルの方ってけっこういらっしゃるので、私は調子乗りだから真に受けないように話を半分以下でいつも聞くようにしている素直に喜べない嫌な人間なのです。「わ〜、ありがとうございます(真顔)」で受け止め、彼女は本番へ。
『鬱フェス』の時は自分たちの準備時間以外は短い時間でも全出演者さんのパフォーマンスを観ようと心掛けているのですが、そこで観た絵恋ちゃんのパフォーマンスと、えれにすと(絵恋ちゃんのファンの総称)の皆様の「『鬱フェス』に絵恋ちゃんが出て嬉しい! そしてイベントも盛り上げたい!」という気持ちがとても伝わってきて素直に感激したのです。
で、確か次の年も出ていただいたのですが、意識高い(意識他界?)彼女は『鬱フェス』Tシャツを着て当日やって来てくださいました! チョロい私はすっかり完落ち。連絡先を交換し、「今度お茶にでも行きましょう」とお話しいたしました。
で、後日、本当にお茶しに行きました。
これも後日談なのですが、絵恋ちゃん自身も「お茶行きましょう」ってどうせ社交辞令でしょ〜? と思っていたようで「行きましょうね〜(真顔)」で返したようですが、まさか本当に行くとは思っていなかったらしく、2人きりだと緊張して何を話していいか分からない(要するに気まずい)のでなぜか仲人的立ち位置にぱいぱいでか美ちゃんを連れて3人でお茶をする運びとなりました。
なぜか「絵恋ちゃんがアーバンギャルドをどんなに好きか」ということをでか美ちゃんにプレゼンされ、通訳としてでか美ちゃんを一度通して会話するという不思議な会でしたが、以降すっかり打ち解けた私たちは夜中に私が突然病んだ時に朝まで長電話を相手してくれるという間柄にまでなりました。
先輩風吹かせてるので電話を切るに切れない彼女の立場を利用し、私は友人の席を勝ち獲りました。またお互いのイベントに出演し合えたら嬉しいです。そしてでか美ちゃんと3人でのお泊り会しましょう(私信)。