9月11日に15周年を迎えるKraが、“宇宙”をテーマに『CORE』=核、『CELL』=細胞という2つのコンセプトに分けて2枚同時にミニ・アルバムをリリースする。彼らの15年がギュッと集約されている作品に感じた。
『CORE盤』は、ライブで一緒に楽しく騒げる楽曲や、Vo.景夕特有のSっ気を感じる歌詞の世界や攻め上げてくる楽曲など、全体的にアップテンポな印象を受け、『CELL盤』は、彼ら特有の不思議な世界を思わせるメロディ・ラインとサウンドが光る楽曲や、可愛らしい言葉や音を感じながらも怖い世界観を感じさせる詩の世界など、全体的にミドルテンポでじっくりと聴かせる印象を受けた。2枚を合わせてKraワールドの更なる大きな“宇宙世界”の広がりを魅せる。
この2枚の作品を引っさげた全国ツアーが9月17日から始まる。15年という活動期間がありながらも、進化し続けている彼らの世界観を是非ライブでも体感して欲しい!(新宿LOFT:河西 香織)