昨年、出来たてホヤホヤの『視線』を聴かせてもらった時に、この音源はライブ会場限定ではもの凄く勿体ないと感じたことを凄く覚えている。1曲1曲がとても瑞々しく、日常にすっと溶け込む7曲の歌。音楽の大先輩であるHICKSVILLEの木暮晋也氏、エンジニアにはゲスの極み乙女。、森は生きている等を手掛けている葛西敏彦氏を迎え制作。自主制作とは言え、サウンド作りには一切の手を抜かない彼らの本気が窺えます。
約3年ぶりにリリースする本作品だが、この3年の間に彼らが積み重ねてきた日常と音楽への情熱がギュッと詰め込まれている。Anyと出会ってから随分と時間が経過したけど、こんなにも情熱を持って取り組んでいる彼らを見たことがなかったので、いかに自分たちにとって大切な作品なのかを感じます。その情熱を生むだけのことはある内容です。日々の生活に寄り添って楽しめる一枚でしょう。オススメです!(新宿LOFT:樋口寛子)