Rooftop ルーフトップ

REPORT

トップレポートBiSHが横浜アリーナに乗り込み『バズリズム LIVE』をジャック!

BiSHが横浜アリーナに乗り込み『バズリズム LIVE』をジャック!

2022.11.07

BiSHが11月4日、横浜アリーナでワンマンライブ『BiSH RHYTHM LiVE '22』を開催した。翌5日と6日に同会場で開催の日テレ系音楽番組『バズリズム02』のライブイベント『BUZZ RHYTHM LIVE '22』の前日(DAY-0)をジャックしたライブ。これまで同番組に何度も出演してきたBiSHだが、来年解散することを発表しているのにイベントに呼ばれなかったことから、前日をジャックすることを“直談判”し、一夜限りのパフォーマンスが実現した。
 
冒頭、番組でMCを務めるバカリズムが「せっかくジャックしたんだから、清掃員(ファンの呼称)と一緒に楽しんでください!」とアナウンスすると、モニターには本番直前の楽屋前の様子が映し出され、番組でアシスタントMCを務める日本テレビの市來玲奈アナウンサーがメンバーに意気込みを直撃。「最高のライブにします!」と宣言したハシヤスメ・アツコは、市來に「あなたもただじゃ帰しませんよ」と不敵な笑みを投げかける。市來が動揺するのをよそに、メンバーは円陣を組んで本番前恒例「せーの、ちんぽー!」の掛け声でステージに向かった。
 

4K8A1294.jpg

番組のオープニングロゴが『BUZZ RHYTHM』から『BiSH RHYTHM』に変わり、満員の客席から大きな拍手が巻き起こると、「BiSH-星が瞬く夜に-」のイントロが鳴り響き、ライブ開幕! 観客はさらに大きな拍手でメンバーを迎えた。この日の衣装は海賊をモチーフにしたもので、まるでメンバーは『BUZZ RHYTHM LIVE』に乗り込んできた荒ぶる船長たち。冒頭から全力のパフォーマンスで清掃員の心をわしづかみにする。
 
「GiANT KiLLERS」「SHARR」と立て続けに激しい曲をぶちかまし、客席が高揚で包まれる中、最初のMC。メンバーがそれぞれに番組出演時の思い出やこの日のライブへの思いを語り、次の曲「FiNAL SHiTS」をタイトルコールすると、観客からはどよめきが。解散に向かって発表され続けている曲の中でも、清掃員にとって象徴的な作品になっていることを感じさせる瞬間だった。
 
サプライズは、新曲「脱・既成概念」の初披露。BiSHには珍しいPOPチューンで、ダンスもキュート。BiSHは中毒性が高い曲が多いことで知られているが、この曲もさっそくその候補になりそうな予感。ライブ後のSNSでも清掃員から高評価の相次いだ。同曲はシングル12ヶ月連続リリースの第11弾として11月23日に発売される。
 

4K8A1437.jpg

そして中盤、このままワンマンライブとして走り続けるのかと思った矢先、ハシヤスメが「そんなことより!」と流れを断ち切った。ライブに参加してきた清掃員なら、この一言で予期できる“ハシヤスメ劇場”とも言うべきコントの開幕だ。
 
「私を『バズリズム02』のアシスタントMCにしてください!」と要求するハシヤスメに、メンバーは困惑。懲りずに「少なくとも見た目はアナウンサーとしていけるはず」と訴えていると、舞台裏から「ちょっと待ってください!」の声が。なんと市來アナが乱入し、ハシヤスメに「こればっかりは譲れません」と制止する。
 
するとハシヤスメが「だったら、どっちがアシスタントMCにふさわしいか、対決して決めよう!」と一方的に提案し、対決コーナーが始まることに。1戦目はハシヤスメの発案で早口言葉対決。アユニ・Dが出した「このバナナはまだ謎なのだ」を3回繰り返すというお題にチャレンジした。市來は苦しみながらもなんとかクリアしたが、ハシヤスメはボロボロの結果だった。続く2戦目はアドリブダンス対決。「今日、ここまで何曲踊ったと思ってるんですか。本業ですよ」と気合の入ったハシヤスメは、バンドに仕込んであった曲をリクエスト。軽やかに踊り切ろうとしたが、尺が余ってしまい、キメ顔で乗り切るハメに。一方の市來は元社交ダンス日本代表の腕前を活かし、キレッキレのパフォーマンス。
 

4K8A1615.jpg

これで市來の勝利が確定かと思われたが、諦めきれないハシヤスメは、一発ギャグ対決を提案。負けを認めるよう諭すメンバーと、それを認めないハシヤスメ。するとこの状況に耐えられなくなったリンリンか、ハシヤスメに向かって「もう、うるさいな! ビビデバビデバー!」と叫ぶ。するとハシヤスメの表情が一変し、四つん這いになり怪しい動きに……。「変なことばっかり言うから、イグアナにしてやったさ」というリンリン。困った市來が「どうやってイグアナにしたんですか」と聞くと、リンリンは「だからこうしてビビデバビデバーって言って」と答えた。すると、今度は市來がイグアナに変身! カオスな状況をどうにかするため、モモコグミカンパニーが「こうなったら、どちらがよりイグアナらしいかを競ってもらおう」と提案し、イグアナ対決がスタートした。アナウンサーであることを忘れさせる市來の形態模写に、アイナ・ジ・エンドをはじめ、メンバーも驚愕。ハシヤスメも負けじと応戦し、事態はますます悪化。もはやゴールが見えなくなってしまったことから、観客の拍手で勝敗を決めることに。結果は市來の圧勝。悔しがるハシヤスメは、「バカリズムさん、私はまだ諦めません! いつかアシスタントMCになることをプロミスします!」と宣言し、そのまま「プロミスザスター」に突入。いざ曲が始まると、これまでの流れを一気に変えるBiSHらしいやり方で、圧巻のパフォーマンスを繰り広げた。
 
「ライブが始まるまでどうなるか分からなかったけど、今は楽しくして仕方ない」というリンリンの言葉どおり、後半は「サヨナラサラバ」「UP to Me」「MONSTERS」と勢いのある楽曲を熱いパフォーマンスで畳みかけ、会場の熱気も最高潮。本編最後は「SEE YOU」「ALL YOU NEED iS LOVE」で締めくくった。
 

4K8A1646.jpg

アンコール1曲目は「NON TiE-UP」。最後のMCではセントチヒロ・チッチが「今年もあと2ヶ月だけど、来年までみんなと会える時間をいっぱい作っていきたい」と語りかける。そう、こんなに楽しいライブをやりながら、来年には解散が待っているのだ。直接は口にしないものの、チッチの言葉の端々からそれを感じさせる。「明日からの『BUZZ RHYTHM LIVE』に向けて、私たちらしく温めることができたと思います!」という言葉とともに、最後は「サラバかな」「beautifulさ」で締めくくられ、メンバーが去るまで長い拍手が響き続けた。
 
BiSHなりのやり方で最高の盛り上がりを見せた『BiSH RHYTHM LiVE』は幕を閉じ、翌日の『BUZZ RHYTHM LIVE』DAY1へバトンタッチされた。

BiSH RHYTHM LiVE '22 / 11月4日(金)横浜アリーナ セットリスト

4K8A1681.jpg

BiSH-星が瞬く夜に-
GiANT KiLLERS
SHARR
FiNAL SHiTS
DiSTANCE
オーケストラ
脱・既成概念
DA DANCE
ぴょ
プロミスザスター
I have no idea
ZENSHiN ZENREi
サヨナラサラバ
UP to Me
MONSTERS
SEE YOU
ALL YOU NEED iS LOVE
(Encore)
NON TiE-UP
サラバかな
beautifulさ

関連リンク

このアーティストの関連記事
ロフトチャンネル
休刊のおしらせ
ロフトアーカイブス
復刻