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トップレポートウルトラ寿司ふぁいやー、渋谷WWWXでのワンマンライブにて毎月の配信リリース&初ライブツアー開催を発表! 新たなアーティスト写真も公開!

ウルトラ寿司ふぁいやー、渋谷WWWXでのワンマンライブにて毎月の配信リリース&初ライブツアー開催を発表! 新たなアーティスト写真も公開!

2022.04.11

アカペラとファンクを融合させた7人組バンド、ウルトラ寿司ふぁいやーが、4月10日(日)に渋谷WWWXで開催したワンマンライブにて、来月から毎月楽曲配信リリースを行なうことと、初のライブツアー開催を発表し、新しいアーティスト写真が公開された。
 
鯛やサワラなどが旬の4月。ウルトラ寿司ふぁいやーのワンマンライブ『廻らない極寿司炎本店〜今なら“売れる前から知ってたと言え鱒”』が渋谷WWWXにて開催された。
昨年公開された安田顕主演の映画『私はいったい、何と闘っているのか』では主題歌を担当するなど、これからいよいよ音楽界で旬を迎えようとしている彼らのワンマンライブをレポート。
 
ライブ開演の18時。通常はSEに乗せてメンバーが登場してくるのが定番なのだが、今回はまさかのJぺい(Vo)としょーりん(Vo)が前説として登場。今なお大声が出せない会場にてオーディエンスの緊張をほぐし、一度ステージを後に。そして改めてオープニングの映像がスタート。これまでSNSの映像もおおよそメンバー自身が制作してきたのと同様、彼らのギミックが冒頭から垣間見え、期待感が最高潮に達したところでメンバーが登場。バンドの象徴曲でもある「全てはエンターテインメント」でライブは本格的な幕開けに。勢いそのままに、メンバーの自己紹介兼ソロ回しのある楽曲「KIWAMISUSHI」へ。この楽曲はリリースされておらず、ライブのみで披露される楽曲ということもあって毎回メンバーが見せるアドリブが注目となっており、今回も自然と笑顔溢れる第一ブロックとなった。
 

ウルトラ寿司ふぁいやー0411ワンマンライブ_メイン.JPG

MCではメンバー7人によるお得意のアカペラでの自己紹介で改めてご挨拶。ライブで心のデトックスをしてオーディエンスを癒したい気持ちはあるものの、自分たちの持ち曲は日常的・現実的な曲しかない、と自虐的な話から、現代人の心にグサっと刺さる<残業の長さが正義じゃない>と「ワーカホリックバカリーマン」へ。そして、あっという間に過ぎていく1週間を切り取ったような「HANPAFUL DAYS」で会場を一体化させると、突然電車の車掌のようなアナウンスが。「三茶Funky」、「自由が丘でさようなら」、「銀座でお寿司」と、地名シリーズ曲が続く。途中下車しながら各地を巡るように、三曲三様の曲調を堪能させてくれた。
 
“東急ウル寿司線”と題したコーナーを下車し、続いてはなぜか東南アジアでプチバズりをした楽曲「KIRIDANCE」の話題へ。この楽曲はメンバーがMVでもダンスを踊るなど、新しい試みを詰め込んだ動画なのではあるが、TikTokでこの楽曲が使われているのは、全く関係ない踊りから、ただのおじさんが写ってるだけという動画が紹介され、会場は爆笑。改めてメンバーによる振り付けのレクチャーを経て演奏された「KIRIDANCE」で、一気に会場はダンスフロアのように変化した。
 
さらに続くは、愛媛県あいテレビの新キャッチフレーズ「せーの!」のイメージソングとして書き下ろした楽曲「カタブラ」へ。ここまでの怒涛のアッパーチューンからミドルテンポへと雰囲気を変え、“願いを叶える魔法があった世界”をそっと覗きこんだような景色を感じさせてくれた。
 

ウルトラ寿司ふぁいやー0411ワンマンライブ_サブ1.JPGウルトラ寿司ふぁいやー0411ワンマンライブ_サブ2.JPG

そしてライブの中盤。ウルトラ寿司ふぁいやーお得意のカバー楽曲のパートに。
これまでも独自な切り口でアレンジやメドレーをSNS中心に作ってきた彼らが今回セレクトしたのは、緑黄色社会の「Mela!」。のはずなのだが、なぜか“メラ”違いで米良美一さんの歌う「もののけ姫」をマッシュアップしたりと、もはやなんでもありの、ちらし寿司状態。さらにインストでは、ライブでここまでカバーしようと思ったアーティストはいるのか? と思わせる「3分クッキング」のテーマ曲を寿司らしさ溢れるアレンジで披露し、大いに楽しませてくれた。
 
カバー曲を経て披露されたのは、ラップやレゲエのリズムにメンバーの歌声が重なる「マイホームタウン」。そして初披露となる新曲「お疲れさま。」へ。ほとんどがアカペラで構成されているナンバーで、心地よいハーモニーが会場を温かく包んでくれた。
 

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MCを挟み、いよいよ最後のブロックへ。昨年担当した映画の主題歌「今すぐアナタを愛したい」でキックオフすると、サビが早口言葉のオンパレードという激ムズソング「届かないI LOVE YOU」、そしてお父さんお母さんへの感謝の気持ちを込めた「T.C.K.C.」と立て続けに放ち、最後には「WAGAMAMA BANANA」の独特な振付で会場が一体となり、本編が終了となった。
メンバーがステージを後にしても鳴り止まぬ拍手を受け、早々にメンバーは再登場。学生時代の合唱を思い出しつつも、卒業した後の大人も悪くない!といったメッセージを込めた卒業ソング「旅立ちの後に」で再び会場は一体に。
 

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曲が終わるとバンドから新たなニュースが。新曲を来月から毎月連続リリースすること、そして東京に加えて、彼らがラジオのレギュラー番組を持つ名古屋と福岡を開催地として選んだ初のライブツアーを開催することを発表。会場からは嬉しい拍手が溢れた。
MC後、早速、リリースを前に新曲「DO!」を初披露。ウルトラ寿司ふぁいやーらしくもあり、新しさも感じるサウンドに、初めて聞いたオーディエンスも自然とリズムに乗り、期待感を高めてくれた。と、いよいよアンコールもラスト。また明日からの活力となるであろう「明日へGo!!」で、この日のライブは閉店となった。
 
今回開催されたライブはZAIKOにて、5月10日(火)までアーカイブ視聴が可能となっている。
一度来店するとリピーターになること間違いなしな、彼らのライブ。初ライブツアーの東京公演は8月20日(土)に赤羽ReNY Alphaにて開催となり、名古屋・福岡公演は後日レギュラーラジオ内で解禁予定。来月から始まる毎月の配信リリースも、随時情報を公開するという。
 
ウルトラ寿司ふぁいやー、一度食べたらクセになる彼らの音楽をぜひ一度、堪能していただきたい。
 
【セットリスト】
01. 全てはエンターテインメント
02. KIWAMISUSHI
03. ワーカホリックバカリーマン
04. HANPAFUL DAYS
05. 三茶Funky
06. 自由が丘でさようなら
07. 銀座でお寿司
08. KIRIDANCE
09. カタブラ
10. カバー曲
11. マイホームタウン
12. お疲れさま。 ※初披露曲
13. 今すぐアナタを愛したい
14. 届かないI LOVE YOU
15. T.C.K.C.
16. WAGAMAMA BANANA
EN1. 旅立ちの後に
EN2. DO! ※初披露曲
EN3. 明日へGo!!

ワンマンライブ「廻らない極寿司炎本店〜今なら“売れる前から知ってたと言え鱒”」

日時:2022年4月10日(日)18:00〜
※5月10日(火)23:59までアーカイブ視聴あり
<チケット>
料金:1,500円(税込)
販売期間:5月10日(火)17:59まで
チケット購入:http://ultrasushifire.zaiko.io

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