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トップレポート『渋谷LOFT9アイドル倶楽部』無観客で復活、全員19歳の5人登場!

『渋谷LOFT9アイドル倶楽部』無観客で復活、全員19歳の5人登場!

2020.07.20

俺たちのアイドル倶楽部が帰ってきた!毎月のようにヲタクの推しを増やし続けてきた罪深きイベント「渋谷LOFT9 アイドル倶楽部」の14回目が4か月の沈黙を破って、6月29日にオンラインにて開催されました。
 
配信方式は、ツイキャスでの全編高画質配信の他、前編に限って無料でshowroom配信という2段構え。無料でも自己紹介パートである1時間以上は視聴可能であり、ついに「無料でも推しが増えるイベント」になってしまったのですね・・・
 
司会はもちろん、ニッポン放送の吉田尚記アナウンサー。そして出演アイドルは
・長友彩海(AKB48)
・三田美吹(CROWN POP)
・持田優奈(青春高校3年C組)
・浅野杏奈(マジカル・パンチライン)
・大場結女(ラストアイドル)
 
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今回は全員が19歳という縛り、お酒はナシですが恒例の乾杯にはオンライン上も大盛り上がり。同年代ならではの和気あいあいとした雰囲気と終始落ち着いた雰囲気で展開されました。
 
また、ツイキャスは居並ぶアイドルの表情までしっかりと確認できるアングルと高画質でした。これもは普段のイベントとは違った嬉しさがあったのではないでしょうか。
 
相変わらずプロフィールとそれに伴うエピソードトークだけで全てを終わらせようという潔さ、そしてなぜか2時間以上番組が持ってしまうというアイドルの可愛さとコンテンツ力にはもう頭が下がると言わざるを得ません!
 
私個人としては、浅野さんの圧倒的な「アナウンサー感」に驚きました。大物MCの隣にいたよね?的な佇まいと淀みのないトーク、打てば必ず響くやり取り。これだけアナウンサー感が強いなら逆に歌って踊っている姿が見たくなりますよね。ああ、これが推し増しの入り口なのかな・・・
 
では、それぞれのトークで気になったところをお伝えします!
 
ツイキャスの放送はアーカイブされておりますので、もしイベント内容が気になったらぜひご覧になってください。有料ですが、高画質ですし何度も見られるのでおトクではないでしょうか。
 
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AKB48の長友彩海さんは見るからに「王道アイドル」ですが、趣味はなんと「サウナ」。確かに最近は若者の間でサウナはブームになっていますが、さすがの吉田アナもこれには驚嘆。サウナと水風呂に交互に入ることにハマっており、そのペース、なんと週4!活動がないときはほぼ通っているというサウナーぶりを披露。事前にテレビ番組をチェックして、サウナでは見たい番組を楽しむという上級者?エピソードも話されました。
 
また、他のお客さんとも友達になるくらい話し込むのだそう。年上の方々は孫感覚でチヤホヤしてくださるそうですが、アイドルであることは隠しているとのことでした。
 
また、プロレスをはじめとするスポーツ感染が大好きで、新日本プロレスリングの公式動画配信サービスにも課金しているというから驚きです。
 
ファンがいないと成り立たない、裏での努力が大切など、アイドルと共通する部分があるからプロレスが好きだと話す長友さんの言葉は聴衆に刺さりまくりだったようです。
 
国民的アイドルグループにあって、スポ根少女ぶりを遺憾無く発揮し、その清楚なルックスとのギャップを見せつけてくれました。
 
なお、Webサイトには趣味が「ポスターに話しかけること」となっているそうですがこれはかなり初期のことで、その感じで話しかけられると今は困るのだそうですw
 
「ここ最近どうしていましたか?」というアンケートでは、「OUC48」での活動を報告。それぞれの自宅からの配信公演を行なっており、歌はオリジナル音源を使い、私服によるダンスメインの配信。ファンのため演目によって服装を変えるという念の入れようは、アイドルの鑑ですね。
 
CROWN POP 三田さんのお話は、まずそのお名前から。美吹と書いて「イブキ」と読むのは、お父さんが「当て字にしたい」とおっしゃったからなのだとか。
 
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お話を聞いていて感じた三田さんの性格は、「振り切っている」というもの。驚かされたのは、ラジオ番組の都合で見てきてくださいと言われたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品を一週間で15本も見たというエピソード。1日2本以上のペースですからハマっていないとできませんね。
 
また、高校時代には4時半起きでお弁当を作っていたとのことで、「ありえない」というリアクションが周囲のアイドルから漏れていました。「目覚まし時計があれば起きられるタイプ」で、ツアーでも一番早起きしてメンバーを起こすのだそう。
 
・・・というエピソードのほとんど吉田アナがお話になっていたところが、三田さんの人柄を表しているのかもしれません。
 
落ち着いた喋り方からは想像できませんが、所属事務所も認めるおバカキャラ。「徳川家康はどんな江戸幕府の初代○○だった?」というクイズには、「・・・初代幕府」との珍回答。
 
こちらも長友さんとは違ったギャップを見せてくれました。
 
三田さんの「最近どうしていましたか?」は、筋トレとストレッチ。自粛期間がこんなに続くとは思わず、今もなおライブもできない状況の中、今まで以上に念入りに行なっているとのこと。色んな種類の筋トレをやっているそうですが、ストイックな姉の影響でかなり真剣に取り組んでいるとのこと。
 
また、今期のドラマもとりあえず1話目は全て見てから何を見続けるか決めるスタイル、ということでココでも振り切っている三田さんの姿勢を垣間見ることができました。
 
青春高校3年C組の持田さんは、趣味が「配信」ということでまさに現代フィットしたアイドルと言えそうです。顔を出さなくてもラジオ感覚でやっているというから、もう筋金入りですね。頻繁に配信をしているとそれだけエネルギーも消費しそうですが、自分のファンが見てくれていると思うと緩くやれるのだとか。
 
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主戦場はLINE LIVE。LINE LIVEでは様々なイベントが常時開催されていますが、現在はNintendo Switch Liteが貰えるイベントに参加しているそうです。「現役アイドルがそういうイベントに参加する?」的なツッコミには、「私はスイッチが欲しくて!」と正直すぎるリアクション!とは言え、昨今の情勢からファンとコミュニケーションが取れることを、持田さんがもっとも大事にしていることは言うまでもありません。
 
特技は早食い&大食い。アイドルのプロフィールにありがちなやつでしょと侮るなかれ。スタバのフラペチーノをたった3分で完飲。知覚過敏のオジサンには絶対に無理な神業です。また、白米が大好きでお茶碗10杯はいけるし、白米だけで食べられると言うから驚き。JAをスポンサーにつけた「白米を食べる配信」もいけるのでは・・・と言う声も上がりました。
 
さらに、激辛クイーンでもあり腕相撲も強いと言うのですから、アイドル番組のコンテンツで活躍する姿が目に浮かびますね!
 
持田さんは最近、ビアノの練習に没頭していたんだそう。全くの素人から、この自粛期間を活かして練習を始め、先生はお母さん。難しくて全然上達はしていないそうですが、いつか披露してくれる日が来ることを祈って待ちたいですね!
 
バリバリの衣装で登場したマジパン浅野さんは、現役大学生。現在はもっぱらオンライン授業とのこと。
 
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中学生の時から中国語を勉強してきたと言う彼女は、NHK「テレビで中国語」の生徒役を務めた後に現在はスキットの声を担当されています。もちろん、特技は中国語(北京語)です。
 
そんな才媛にもかかわらずスポーツ万能でもあり、バスケ8年・ラグビー3年・フルマラソン完走・遠泳1.5km完泳。あと自転車をやればもうトライアスリートですね!
 
それでいて食生活には偏りがあり、おやつ代わりにトマト、ご飯代わりにトマト・・・というトマトマニア。その食生活でどうやって体力を維持しているのか機会があれば伺いたいところです。
 
他の方のトーク中にも絶妙な相槌を入れ、自らのトークは見事に着地させるスキルは、アナウンサー顔負け。日本テレビ「ZIP!」への出演が決まったというのも納得な、浅野さんでした。
 
浅野さんは、アンケートに「ブルーライトまみれ」と回答。通っている大学は朝から夕方までオンライン授業。そのため、とても目の疲れがたまり、それが頭皮のコリに繋がるのが本当に辛いとのことで、これはアイドルもヲタクも同じ悩みかもしれませんね・・・
 
ラストアイドルからは、「ばゆめ」こと大場結女さんが登場。いつも厳しい目に遭っている印象が強いグループですが、それでも強烈に甘やかされるのがこの現場です。
 
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とはいえ吉田アナからは早速、生年月日の「六日」を「ろくにち」と読んでしまうことをツッコまれます。「二十日(はつか)」や「八日(ようか)」といった読み方がよくわからないとのこと。
 
趣味は食べることだそうで、持田さんに負けず劣らずの大食い自慢なのだとか。特にスイーツとお菓子には目がなく、「ケーキは飲み物」と豪語!かつて「カレーは飲み物」という名言を残した巨漢タレントがいましたが、液体要素ゼロのケーキが飲み物とは恐れ入りました。
 
イベント前日もコンビニで2,500円分のお菓子を購入し、一人でペロリ。甘いものとしょっぱいものを交互に食べれば際限がないのだとか。
 
特技は、「手を使わず鼻の穴を閉じること」。鼻呼吸が難しいほどの小さな鼻の穴を生かした彼女ならではの凄技を、惜しげも無く披露してくれました。ツイキャスではドアップで鼻の穴を閉じるシーンが映し出され、「人間で初めて見た」「象みたい」といったコメントが寄せられます。
 
好き嫌いがなくなんでも美味しいと言ってしまうので周囲からは「味オンチ」と評されるそうですが、なんでも美味しいというアイドルほど可愛いものはありませんよね!
 
大場さんはこの自粛期間中は、ひたすらDIY。企画として一週間くらい自室をDIYしていたそうで、もはや内装工事のレベルですね。もともと勉強机だったものをベッドヘッドにリメイクする、大きい窓用のカーテンを小窓用のカーテンに仕立てなおすというから本格的ですが、ベッドヘッドはガタガタしているしカーテンは丈が足りなかったというから、大雑把な彼女の性格が表れています。
 
今回は配信だったので、いつものようにアイドルを甘やかすヲタクの声援は聞こえてはきませんでした。しかし、ヲタクなら知っているはずのプロフィールでさえもこれでもかと深掘りする姿勢は相変わらずでしたし、アイドルに無理を強いらないのもやはり相変わらず。何の憂いもなく終始ニヤけた顔で見ていられるアイドルイベントは他にないはずで、終わった後は自然と気になるアイドルをググり、YouTubeで動画を漁ってしまいます。
 
来月の開催は未定とのことですが、「渋谷LOFT9 アイドル倶楽部」はこれからも「推しが増え続けるイベント」として続いていってくれることでしょう!
 
なお、次回は7月21日(火曜日)に開催も決定。出演者は下記の5名。チケットも発売中で2週間の見逃し視聴も可能となっている。
谷口めぐ(AKB48)
南雲咲楽(開歌)
吉井美優(26時のマスカレイド)
辻ゆか(かみやど)
AIRI(PiXMiX)
 
TEXT:LOFT9アイドル倶楽部
カメラマン:林晋介
 

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