日暮泰文の著作『ロバート・ジョンスン──その音楽と生涯』が3月4日(水)に株式会社Pヴァイン/日販アイ・ピー・エス株式会社より刊行された。
Pヴァインの設立50周年を記念し、日本随一のブルース研究家が心血を注ぎ尽くした名著が改題、復刊。
ロバート・ジョンスンの辿ったクロスロードの旅へと誘うブルース探究書の決定版だ。
ロバート・ジョンソン(1911-1938)は、ミシシッピ・デルタ・ブルースの伝説的なギタリスト・歌手。「悪魔に魂を売った」というクロスロード伝説で知られ、27歳の若さで急逝。残された僅かな音源が、エリック・クラプトンやキース・リチャーズ(ローリング・ストーンズ)、レッド・ツェッペリンなど数多くのロック・ミュージシャンに多大な影響を与えた。
著者の日暮泰文は、慶應義塾大学在学中の1969年、『ニューミュージック・マガジン』創刊と同時にレコード批評等の執筆活動開始。1970年、日本初の黒人音楽専門誌『ザ・ブルース』を創刊。1975年にブルース・インターアクションズ(Pヴァイン・レコード)を髙地明とともに創業、2004年まで代表取締役を務め、2007年、M&Aによりリタイア。2024年5月に永眠。
日暮の緻密な筆致により、世界中の、あらゆる世代の音楽ファンを魅了するブルースの神話が鮮やかに説かれる。
ブラック・ミュージックの深き魂、その背後に広がる重みある歴史と社会をたずねながら、ロバート・ジョンソンの伝説のすべてが蘇る一冊だ。
なお、解説は濱田廣也(ブルース&ソウル・レコーズ)が務めている。
「アメリカ黒人社会およびそのコミュニティの文化や風習を理解することなしにブルースを語ることはできないという日暮の姿勢はその生涯を通じて一貫したものであった。(略)ブルースを成立させる黒人コミュニティとその背景にあるアメリカ社会を常に意識すること、この姿勢こそが日暮泰文のブルース論に確かな説得力と奥行きを与えている。ブルースをどう聴き、その詩をどう読み解くかを自らのテーマとして課し、読者にも問うてきた日暮にとって、ロバート・ジョンスンのブルースに向き合うことはライフワークそのものだった」
(本書解説より)
商品情報

ロバート・ジョンスン──その音楽と生涯
著者:日暮泰文
2026年3月4日(水)発売
判型:四六判
ページ数:504頁
定価:本体3,000円+税
ISBN:978-4-911484-06-7
発行:株式会社Pヴァイン
発売:日販アイ・ピー・エス株式会社
【内容】
Intro
Ⅰ デルタの細道
Ⅱ 悪魔を魅入った男
Ⅲ 土曜の夜のデルタ・ブギ
Ⅳ 生きのびたロバートの幻を追う
Ⅴ 29曲全訳
Ⅵ 29曲を聴く
Ⅶ デルタ・デイズ~RLの生きた時代
Ⅷ ブルースに追われ続けた男
Outro
Me and Mr. Johnson──RLにまつわる証言
RLランブリン・マップ
解説 濱田廣也(ブルース&ソウル・レコーズ)
人名・曲名索引














