Rooftop ルーフトップ

NEWS

トップニュースYMOファン必聴プログラム"Spotify ArtistCHRONICLE"の最終回が配信。新しい学校のリーダーズRINと砂原良徳がバーチャルヒューマンimmaとYMOの未来を大予想

YMOファン必聴プログラム"Spotify ArtistCHRONICLE"の最終回が配信。新しい学校のリーダーズRINと砂原良徳がバーチャルヒューマンimmaとYMOの未来を大予想

2025.12.10

spotifyYMO.jpg

Photo by Paddy Reynolds
 
YELLOW MAGIC ORCHESTRAが1979年に行なった初のワールド・ツアーの全貌を伝える完全生産限定ボックスセット『YMO 1979 TRANS ATLANTIC TOUR LIVE ANTHOLOGY』からの単独発売シリーズの第2弾、『YMO TRANS ATLANTIC TOUR LONDON 10/16/1979』(1979年10月16日ロンドン、ザ・ヴェニュー公演)、『YMO TRANS ATLANTIC TOUR PARIS 10/18/1979』(1979年10月18日パリ、テアトル・ル・パラス公演)の発売に合わせ、Spotify  ArtistCHRONICLE(スポティファイ・アーティスト・クロニクル)にてYMOの特集が11月19日(水)よりスタートしている。
 
これはSpotify Japan(スポティファイジャパン)が展開するプレイリストシリーズで、著名アーティストの音楽史をディープに振り返る「聴くドキュメンタリー」。毎週1エピソードずつ新規公開され、本日12月10日(水)に最終話エピソード4が公開された。
 
エピソード1、2のモデレーターには世界デビューを果たし、パフォーマンスの表現力にも高い評価を得ている新しい学校のリーダーズのRIN、ゲストにはMETAFIVEで高橋幸宏と活動を共にし、現在はTESTSETでの活動が注目されている砂原良徳を迎えている。
 

rin.jpg

▲RIN(新しい学校のリーダーズ)
 

YoshinoriSunahara_photo(SS).jpg

▲砂原良徳
 
1979年に初のワールド・ツアーを行なったYMOをリスペクトしているというRINと“YMOカルトキング”の異名を持つ砂原良徳が、初めてYMOを聴くリスナーにも分かりやすく紹介。岡村靖幸、小山田圭吾もコメントを寄せている。
 
さらに、エピソード3、4はビデオ・ポッドキャストとして公開。
エピソード3では、日本の音楽の大ファンで高校時代よりYMOに親しんでいるという米国人ミュージシャン、Ginger Rootが日本国外から見たYMOを語っている。
 

GingerRoot.jpg

▲Ginger Root(ジンジャー・ルート)
 
そして本日12月10日(水)午前0時に配信されたエピソード4では、RINと砂原良徳、2025年大阪・関西万博の開会式で司会をするなど、SNS総合フォロワー数は300万人を持つアジアを代表するバーチャルヒューマンのimmaをモデレーターに加え、YMOのビジュアル面での影響やこれからの未来について語り尽くす。
 

imma1.jpg

▲バーチャルヒューマン “imma”
 
YMO入門編でありながら、マニアも楽しめる必聴のプログラムとなっている。
 
▼YMO:ArtistCHRONICLE
 
YMOのボックス単独発売シリーズは第3弾『YMO TRANS ATLANTIC TOUR LONDON 10/24/1979』(1979年10月24日ロンドン、ザ・ヴェニュー公演)、『YMO TRANS ATLANTIC TOUR NEW YORK 11/06/1979』(1979年11月6日ニューヨーク、ザ・ボトム・ライン公演)が2026年2月18日にリリースされ、こちらも完結となる。
 
▼『YMO 1979 TRANS ATLANTIC TOUR LIVE ANTHOLOGY』特設サイト
▼YMO|Sony Music artist site

リリース情報

MHJL442_3_CD.jpg

MHCL31042.jpg

YELLOW MAGIC ORCHESTRA『YMO TRANS ATLANTIC TOUR LONDON 10/16/1979』
CD:MHCL-31042|価格:3,520円(税込)|高品質Blu-spec CD2仕様
LP:MHJL-442~3(2枚組)|価格:6,600円(税込)|完全生産限定盤
発売元:ソニー・ミュージックレーベルズ 発売中
1979年10月16日、ロンドン、THE VENUE(ザ・ヴェニュー)で行なわれた、日本のバンドでは初となるワールド・ツアーの記念すべき初日の公演。400~500人のキャパに対し、1,200人以上が来場し、入場できなかった観客も出るなど、熱狂的に受け入れられた。
 

MHJL444_5_CD.jpg

MHCL31043.jpg

YELLOW MAGIC ORCHESTRA『YMO TRANS ATLANTIC TOUR PARIS 10/18/1979』
CD:MHCL-31043|価格:3,520円(税込)|高品質Blu-spec CD2仕様
LP:MHJL-444~5(2枚組)|価格:6,600円(税込)|完全生産限定盤
発売元:ソニー・ミュージックレーベルズ 発売中
1979年10月18日、パリ、THEATRE LE PALACE(テアトル・ル・パラス)で行なわれた公演。パリで行なわれていたファッション・ウィークの開催中に行なわれ、会場には高田賢三やミシェル・ルグランも訪れるなど、多くの文化人も注目したライブとなった。
 

MHJL456_7_CD.jpg

MHCL31044.jpg

YELLOW MAGIC ORCHESTRA『YMO TRANS ATLANTIC TOUR LONDON 10/24/1979』
CD:MHCL-31044|価格:3,520円(税込)|高品質Blu-spec CD2仕様
LP:MHJL-456~7(2枚組)|価格:6,600円(税込)|完全生産限定盤
発売元:ソニー・ミュージックレーベルズ
2026年2月18日(水)発売予定
10月16日のロンドン公演の反響が大きく、ベルリンで予定されていた公演を急遽変更し実現したロンドン、THE VENUE(ザ・ヴェニュー)での2回目の公演。2回のロンドン公演は音楽関係者の反響も大きく、「英国にショックを与えた」「われわれは未来の音を聴いた」(英サウンズ誌)と評された。
 

MHJL458_9_CD.jpg

MHCL31045.jpg

YELLOW MAGIC ORCHESTRA『YMO TRANS ATLANTIC TOUR NEW YORK 11/06/1979』
CD:MHCL-31045|価格:3,520円(税込)|高品質Blu-spec CD2仕様
LP:MHJL-458~9(2枚組)|価格:6,600円(税込)|完全生産限定盤
発売元:ソニー・ミュージックレーベルズ
2026年2月18日(水)発売予定
1979年11月6日、ニューヨーク、ワシントン・スクエアにあったTHE BOTTOM LINE(ザ・ボトム・ライン)で行なわれた“TRANS ATLANTIC TOUR”の最終公演。口コミで集まった観客で会場は超満員。チケットを入手できなかった約200名が会場外にひしめいたという。約1カ月に及んだ世界ツアーの最終日にふさわしい熱狂的なライブとなった。

YMO: ArtistCHRONICLE

spotifyYMO.jpg

アーティストの歩みを様々な証言とともに振り返る“聴くドキュメンタリー”「ArtistCHRONICLE」。シリーズ第15弾は、1979年に行なったワールド・ツアー4都市5公演のライブ音源のCD/LP/配信リリースを機に再び注目を集めるYELLOW MAGIC ORCHESTRAを4回にわたり特集。 
モデレーター:エピソード1、2……RIN(新しい学校のリーダーズ)、砂原良徳
エピソード3……Ginger Root
エピソード4……RIN(新しい学校のリーダーズ)、砂原良徳、imma
コメントゲスト(50音順):岡村靖幸/小山田圭吾/Greg Phillinganes/Balming Tiger
ナレーター:サッシャ
 

ymo_1979_Photo by Masayoshi Sukita.jpg

【YELLOW MAGIC ORCHESTRA プロフィール】
1978年、細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏の3人で結成。70年代末〜80年代にかけて社会現象的なテクノポップ・ブームを巻き起こし、世界中に多くのフォロワーを生む。1983年「散開」。1993年「再生」して東京ドームでライブを行った後、活動休止。その後は三者三様で第一線の活動を続けながら、折に触れて再集結していたが、2023年に高橋幸宏と坂本龍一が長逝。しかし彼らの音楽は今も世界に広がり、フォロワーが増え続けている。2025年に新設された国際音楽賞『MUSIC AWARDS JAPAN』の「SYMBOL OF MUSIC AWARDS JAPAN 2025」に選定された。
このアーティストの関連記事

RANKINGアクセスランキング

データを取得できませんでした

休刊のおしらせ
ロフトアーカイブス
復刻