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石井聰亙(現・石井岳龍)監督作品『狂い咲きサンダーロード』公開45周年記念特別復活上映、泉谷しげるによるミニライブと舞台挨拶付き特別上映が決定

2025.08.08

『爆裂都市 BURST CITY』『ELECTRIC DRAGON 80000V』などの傑作を生み、最新作『箱男』も大きな話題を呼んだ鬼才、石井岳龍(ex.聰亙)監督が、日本大学藝術学部映画学科在籍時、23歳の若さで発表したインディペンデント映画、『狂い咲きサンダーロード』。
日本が世界に誇る近未来バイオレンス映画であり、今なお伝説として語り継がれ、各界に影響を与え続ける本作だが、公開から45周年を記念して特別再上映が決定。
 

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今回の復活上映は、オリジナル16mmネガからリマスターされた<オリジナルネガ・リマスター版>での上映となるが、このリマスター版は2016年に石井監督、撮影の笠松則通氏が全面的に監修し制作されたもので、現在本作を観る上でベストな状態だ。
 

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そして、今回の復活上映を祈念して、なんとファンが待ちに待っていた<泉谷しげるミニライブ&舞台挨拶付き上映>の実施が決定。
 

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▲泉谷しげる

8月22日(金)の公開初日、シネマート新宿での上映終了後、石井岳龍(ex聰亙)監督、緒方明(当時助監督)そして泉谷による舞台挨拶に加え、遂に泉谷自身が、サンダーロードファンなら誰もが胸を熱くする名曲「電光石火に銀の靴」をはじめ、映画に登場する名曲を劇場で披露する。
泉谷といえば、同曲をはじめエンディングテーマの「翼なき野郎ども」など多くの楽曲を本作に提供しているのはもちろん、美術スタッフとしても参加。独特のサイバーパンクな世界観を作り上げ、本作をカルト映画の傑作として伝説的な映画にした立役者の一人でもある。
 

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今回の上映のキーアートにもなっているが、ポスターデザインの上部に大きく使用されたバトルスーツ姿の主人公・仁のイラストは、当時泉谷が書き下ろしたオリジナルイラスト。音楽だけではなく多様な才能を持つ泉谷が音楽や美術を通じて本作に与えた影響力は多大であるだけに、その泉谷の音楽とトークが生で聞ける今回のイベントはファンにとってまさに念願の機会だ。
 

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上映、ミニライブとあわせて行われる舞台挨拶では、石井岳龍(ex聰亙)監督と泉谷に加え、本作で助監督を務め、今や日本を代表する映画監督の一人となった緒方明監督が登壇。3人でじっくりトークを行う機会は初めてで、どんな秘話が飛び出すか、ファンならずとも期待せざるをえない。イベント概要とチケットの発売情報は下記の通り。

『狂い咲きサンダーロード』45周年記念復活上映 泉谷しげるミニライブ付き初日舞台挨拶

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日時:2025年8月22日(金)19:00の回 上映後
登壇者:
<舞台挨拶> 石井岳龍(ex.聰亙)、泉谷しげる、緒方明
<ミニライブ> 泉谷しげる
入場料:特別料金¥3,000(税込)均一
チケット販売:8月10日(日)20時より、シネマート新宿公式サイトにて販売開始
※空席がある場合、翌11日(月)劇場オープン時より窓口販売開始
 
さらに上記以外にも、石井監督による名古屋、関西、九州、北陸などでの舞台挨拶も予定。詳細は随時公式Xなどで発表される。
 
また、今回の復活上映にあたってコラボが決定した、テロファクトリー、ハードコアチョコレート、スパイダーウェブ、Go Hard Motoといったブランドとのタイアップ商品、及び公式グッズの詳細も発表に。
劇場のみの限定発売となる主人公・仁のソフビフィギュアをはじめ、Tシャツ、ステッカー、キャップなど、プレミア必至のファン垂涎アイテムの詳細が一挙に発表された。これらのアイテムはシネマート新宿ほかの劇場で先行販売された後、各ブランドの公式サイト等でも販売されることが決まっている。
 

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▲公式Tシャツ二種
 

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▲公式アクスタ
 

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▲ロゴ CAP(Go Hard Moto)
 

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▲劇場限定版ソフビフィギュア(スパイダーウェブ)
 

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▲Tシャツ(テロファクトリー)
 

商品情報

映画『狂い咲きサンダーロード』

<製作> ダイナマイトプロ / 小林紘(上板東映)/ 秋田光彦(狂映舎)
<監督> 石井聰亙 <脚本>石井聰亙 / 平柳益実 / 秋田光彦 <撮影>笠松則通
<音楽> 泉谷しげる / パンタ&ハル / THE MODS
<出演> 山田辰夫 / 小島正資 / 中島陽典 / 劇団GAYA / 南条弘二 / 小林稔侍

1980年 日本 / 本編96分 / カラー / ビスタ / モノラル
© ISHII SOGO ALL RIGHTS RESERVED.

8月22日(金)、シネマート新宿ほか全国順次復活上映!

【STORY】
バイク! ロック! バイオレンス! 日本インディーズ映画の最高峰に輝き、今なお多くのファンを生み続ける伝説的作品──
暴走族“魔墓呂死”の特攻隊長・仁は、「市民に愛される暴走族」を目指す同輩や自分たちを取り込もうとする政治結社に反抗を試みた末、遂には右手を切断されてしまう。しかし、どん底に堕ちてなお抗うことをやめない彼は、バトルスーツに身を包み、幻の街サンダーロードで最後の決戦に挑むのだった!

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