「私は強かった、そして彼は違った」──語られなかった声に、音楽で光をあてる。
USインディーと歌謡曲の“交差点”を歩むバンド、Cairophenomenons(カイロフェノメノンズ)が、2025年5月よりde.te.ri.o.ra.tionより5ヶ月連続でシングルを発表する新シリーズを始動。その第一弾としてリリースされるのが、小説『Neverhome』(レアード・ハント著)からインスパイアされた楽曲『Neverhome』。
失われた語り、置き去りにされた記憶、帰る場所を持たない者たちへの静かな思いが込められている。今作ではUSインディーのギターサウンドに、昭和歌謡のメロディを重ねた“USインディー歌謡”を鳴らす。
【Cairophenomenons(カイロフェノメノンズ)プロフィール】
ナカムラ(gt / vo)、マエノ(ba)、アラヤ(gt / vo)による3人組バンド。
Real EstateやDeerhunterを想起させるリバーブの効いたドリーミーでサイケデリックなUSインディーサウンドと、昭和歌謡のような朴訥なメロディラインが重なり合う独自のテクスチャ。
歌詞に海外文学短編からの影響が色濃く反映されており、“余白のある詩”が特徴だ。