邦ロックに強い影響を受け、キャッチーなメロディ、一筋縄では行かないアレンジにこだわった楽曲制作をしているボカロP「ねこぜなおとこ」が、4ヶ月ぶりの配信シングル「フラストレーションさよなら」を5月28日(水)にリリースすることが決定した。
今作は、オルタナティヴ・ロックを基調に、パンキッシュな勢いとダウナーな空気が同居するサウンドが特徴。歪んだギターと無骨なリズム、ぶっきらぼうな言葉によって、内にくすぶる苛立ちややるせなさを荒々しく叩きつけながら、「何も書けない」「怠惰なだけ」「最初から空っぽだっただけ」といった自己否定的なフレーズの奥に、“それでも続ける”というしぶとい意志が微かに滲む、虚無と希望の狭間を描いた楽曲となっている。