昨年、11年ぶりのオリジナルソング「メリークリスマス、ハッピークリスマス」を発表したorange pekoeがいよいよ制作活動を本格化。12年ぶりとなるオリジナルアルバムの制作に取り掛かったことを発表した。順調に行けば今秋には待望の新作が届きそうだ。
また、新作まで待ちきれないというファンのために、BMG時代に発表した全13作のMUSIC VIDEOをレストア、HD高画質化し、メジャーデビューアルバム『Organic Plastic Music』の発売日でもある5月22日を皮切りに順次公開する。
第1弾は2002年2月27日リリースの「やわらかな夜」。
3拍子のテンポに合わせモノクロームの少女の写真がゆっくりと浮かび上がるこのMUSIC VIDEOは、ジャケット写真とともに初期のorange pekoeのアーティスティックなイメージを印象付けた必見の映像作品だ。
全13作品のHD化公開スケジュールは以下のとおり。
1. 5月22日(木)やわらかな夜(2002年2月27日リリース)
2. 5月29日(木)Happy Valley(2002年4月24日リリース)
3. 6月5日(木)Honeysuckle(2002年7月24日リリース)
4. 6月12日(木)Beautiful Thing(2002年11月6日リリース)
5. 6月19日(木)極楽鳥~Bird of Paradise~(2003年5月21日リリース)
6. 6月26日(木)ソングバード(2004年5月26日リリース)
7. 7月3日(木)黄金色の羽根(2005年6月29日リリース)
8. 7月10日(木)空の庭(2005年10月12日リリース)
9. 7月17日(木)君の夜空(2005年12月14日リリース)
10. 7月24日(木)キラキラ(2007年9月5日リリース)
11. 7月31日(木)Joyful World(2007年11月21日リリース)
12. 8月7日(木)Selene(2008年10月8日リリース)
13. 8月14日(木)マリーゴールド(2009年5月27日リリース)
orange pekoe コメント
1stアルバムをリリースしたのがもう23年前だなんて。
あっという間のような、でもそれなりにいろんなことがあったような。そんな気分です。
でも何より、その間、ずっと応援してくれたファンのみんなには本当にいつも感謝の気持ちしかありません。
ほんまに、ありがとう!
この度、過去のMVたちが綺麗な画素に生まれ変わってYouTubeにアップされることになりました。
1曲1曲、素晴らしいアーティストの皆さんとセッションし、丁寧に創られたMVたちは、今見ても新鮮だし、たくさんの思い出と感謝が溢れます。
最初に公開される「やわらかな夜」のMVは、大阪の素敵な家具屋さんのgrafにたまたま立ち寄った際に、写真家の志賀理恵子ちゃんの展示がやっていて、彼女の写真にすっかり心奪われたこと、また、その時にちょうどできたばかりだった「やわらかな夜」の詩の世界とぴったりイメージが合ったので、オファーさせていただいたのがきっかけでした。
今でもお気に入りのMVのひとつです。
そして。お待たせにお待たせしてしまったけども、今、新しい曲たちを録音しています。
レコーディングが仕上がって皆さんにお届けするまでの間、過去のMVをぜひ楽しんで、待っていてもらえるとうれしいです!
▼【HD】orange pekoe「やわらかな夜」OFFICIAL MUSIC VIDEO
▼orange pekoe 配信・ダウンロード
「やわらかな夜」▷https://lgp.lnk.to/yawaraka
▼orange pekoe YouTubeチャンネル
【orange pekoe プロフィール】
ナガシマトモコ(ボーカル、作詞、プロデュース)と藤本一馬(ギター、作曲、編曲、プロデュース)により1998年、兵庫県・関西学院大学軽音楽部で結成。在学中にインディーデビュー、2002年に1stアルバム『Organic Plastic Music』(BMG Japan)でメジャーデビュー。「日本ゴールドディスク大賞ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」など数々の賞を受賞。収録曲「Happy Valley」は史上初のFMラジオ32局のヘビーローテーション曲となる。
その後、ライブを中心に活動、国内・海外のフェスにも出演多数。2016年〜2019年、NY、LAに拠点を移したのち、帰国。
現在まで、CDやレコード盤を含んだ作品として、7枚のオリジナルアルバム、ビッグバンドアレンジ盤やベストアルバムなど4枚の企画アルバム、そしてNHKホールでのツアーファイナルライブDVDをリリース。
ソロ活動として、ナガシマトモコはNia名義NY録音の『NIA』(KING RECORDS)が国内、米国、ヨーロッパでCDリリースされ、2024年にはTomoko Nia(ともこにあ)名義で、ビートメイキングや全楽器演奏、ジャケットデザインまで一人きりで行なったセルフプロデュースEP『UCHI』を発表。
藤本一馬はインストゥルメンタル曲を中心としたソロ名義でのCD作品をこれまでに4枚リリース。また国内や海外の様々なアーティストとのライブ演奏や共演作品をリリース。その他レコーディングや舞台への参加、楽曲提供など多岐にわたり活動中。