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俳優・浅野忠信による絵画、新旧作品の初の大規模個展が伊勢丹新宿店で4月2日(水)より開催

2025.03.19

俳優・アーティストとして多彩な才能を持つ浅野忠信が、2025年4月2日(水)~4月6日(日)の期間、伊勢丹新宿店で初の大規模な個展『TADANOBU ASANO EXHIBITION PLAY WITH PAIN(T)』を開催する。
 
浅野はリトルモアから刊行した画集『error』を皮切りに、ワタリウム美術館やパルコのアートギャラリーでの個展など勢力的にアーティスト活動をし続けてきた。
本展では、浅野が日々描き続けてきた膨大な作品の中から選りすぐりの作品と新たな作品を加えた約200点を展示、初の原画の販売も行なう。
 

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「No.127」60.6×72.7cm|水彩|1,430,000円
 
幼少期から描き続けてきた絵に対して「新たな気持ちで向き合いたい」と語る浅野。
1日1点、多いときは1日4、5点の作品制作を約10年間続け、今では3,500点以上の作品数に。アトリエの倉庫に置かれた膨大な作品を見て、好きで持っていても着ない服があるように、必要としてくれる人のそばに作品があったほうが良いと感じ、「けじめをつけたい」と思ったことが個展開催のきっかけになったという。
 

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「No.062」37×24cm|ドローイング|264,000円

ドローイングを描き始めたきっかけは、海外で撮影していた映画の長い待ち時間

浅野は、2013年に中国で撮影した映画『羅曼蒂ク消亡史』で長い待ち時間を過ごし、無我夢中で絵を描くことで自分を保つ経験をしている。芝居に真剣に向き合うほどに監督と衝突することもあり、言葉や文化の壁にもぶちあたる。ままならないことに押しつぶされそうになる中、どうしようもなく、無我夢中で絵を描いて過ごした。この体験を通じて、絵を描くことが自分にとって欠かせない存在であると再確認したとのこと。以来、毎日何かしらの作品を生み出し続けており、その生活を約10年間続けている。
 

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「No.018」27.5×21.4cm|水彩|264,000円
 

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「No.035」44.1×31.8cm|アクリル|660,000円

芸術と俳優活動、音楽の関係のバランス

絵を描くことは浅野にとっての習慣であり、自己表現の場。一方で、俳優活動は他者との関わりが多く、制約も多い。そのため、絵を描くことで心を解放し、バランスを保っていると語っている。
浅野にとって、絵やアートは感情との出会いであり、常に自分に必要なヒントを与えてくれる存在。作品を通じて観客に衝動的な反応を感じてもらいたいと願っている。
 

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「No.113」ダンボール|72×118cm|3,300,000円

個展の楽しみ方

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「ぜひ、突進して、タックルしてください!」と笑顔で語る浅野。訪れる人々の心を動かすような感情の出会いがあるのがアートだと思っている。作品には題名やサインがなく、観る人が自由に感じることを大切にしている。
この個展は、浅野忠信の芸術的な側面を深く知る絶好の機会。ぜひ、会場で彼の作品に触れ、新たな発見を楽しんでいただきたい。
 
【浅野忠信プロフィール】
1973年横浜生まれ。
1988年、TVドラマで俳優デビューし、モデルやミュージシャンとしても活動する。
1990年「バタアシ金魚」で銀幕デビューし、岩井俊二、青山真治、是枝裕和作品などで個性派俳優に成長。「五条霊戦記 GOJOE」(00)などで知名度を上げ、「座頭市」(03)と「母べえ」(08)で日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞した。
海外作品にも早くから出演し、「地球で最後のふたり」(03/ペンエーグ・ラッタナルアーン監督)でベネチア国際映画祭コントロコレンテ部門の主演男優賞を受賞を始め、数々の受賞作品がある。
2024年に放映配信がスタートしたTVドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」で樫木藪重役を演じ、第82回ゴールデングローブ賞で日本人としては初となるテレビドラマ部門助演男優賞を受賞。

【浅野忠信 ライブペインティング】のお知らせ

■開催日:4月5日(土)午後2時~3時
■場所:伊勢丹新宿店 本館6階 催物場
■定員:50名さま
本イベントはパスマーケットによる入場抽選を行ないます。
申込期間:3月19日(水)午前11時~3月23日(日)午後6時
抽選結果:3月25日(火)午後5時頃発表
 

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「No.034」アクリル|45.4×53cm|1,100,000円

TADANOBU ASANO EXHIBITION PLAY WITH PAIN(T)

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会期:2025年4月2日(水)~4月6日(日)
[4月2日(水)午後3時終了/最終日午後6時終了]
会場:伊勢丹新宿店 本館6階 催物場
特設サイト
 
※価格はすべて税込です。
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