日本のインディ・レーベルの先駆けとして1969年に発足、多くの先鋭的な才能が集い、日本のフォーク/ロックの祖と言われるURC(アングラ・レコード・クラブ)。
2023年よりソニーミュージックからオリジナルアルバムのCD復刻再発と新規コンピレーションアルバムの発売が続いているが、コンピレーション最新版として『シティ・フォークの夜明け~URC Selection Compiled by 曽我部恵一』が11月27日(水)に発売されることが決定した。
今回は、かねてよりURCに造詣の深い曽我部恵一(サニーデイ・サービス)を選曲者に起用。“シティ・フォーク”をキーワードに、後追い世代ならではの視点で選曲。
アートワークデザイン、ライナーノーツも曽我部自ら担当し、隅々に曽我部のこだわりが感じられる作りとなっている。ジャケットには曽我部の強い希望により、写真家・丹野清志撮影による1970年の新宿駅周辺風景の写真を起用。60~70年代の“若者たち”の心象風景をヴィヴィッドに映し出した“URCレガシー”を、従来のURCファンにとどまらず、現在の若いリスナーにも伝える一枚といえる。
「昔の少年少女たちがフォークをやってから、50年ほどが過ぎた。輝きを増すものもあれば、古めかしくなったものもある。どちらも素敵だと思う。2024年の今、もういちど自分の部屋で聴きたいURCの歌たちを集めた。
あなたにも気に入ってもらえたら、とても嬉しい。」
──曽我部恵一/ライナーノーツより
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商品情報
V.A.『シティ・フォークの夜明け~URC Selection Compiled by 曽我部恵一』
CD:MHCL-31030
発売日:2024年11月27日(水)
価格:2,500円(税込)
仕様:Blu-spec CD2
発売元:ソニー・ミュージックレーベルズ
【収録曲】
01. 下宿屋/加川 良
02. もう春だね/友部正人
03. あなたから遠くへ/金延幸子
04. がいこつの唄/岡林信康
05. 悩み多き者よ/斉藤哲夫
06. 竹田の子守唄/赤い鳥
07. 青森県北津軽郡東京村/三上 寛
08. 夜汽車のブルース/遠藤賢司
09. 夕暮れ/ひがしのひとし
10. 来年の話をしよう/高田 渡
11. バスが走る/シバ
12. 昭和の銀次/なぎらけんいち
13. 今日はまるで日曜日/中川イサト
14. これがボクらの道なのか/五つの赤い風船
15. サーカスにはピエロが/ザ・ディランⅡ
16. それから……/六文銭
17. 愛餓を/はっぴいえんど
18. 白い雪・黒い山/古川 豪