エルヴィス・コステロの楽曲をカントリーアレンジでカバーしたアルバムが話題のデュオ、マイ・ダーリン・クレメンタインの日本ツアーに合わせた来日記念盤が発売決定

2024.09.11

マイ・ダーリン・クレメンタイン＆スティーヴ・ナイーヴのアルバム『カントリー・ダークネス - エルヴィス・コステロを歌う-』が9月25日（水）に発売される。

本作はコステロの盟友であるスティーヴ・ナイーヴがプロデュースする、マイ・ダーリン・クレメンタインの日本公演に合わせた来日記念盤となる。

マイ・ダーリン・クレメンタイン［My Darling Clementine（MDC）］は2010年にイギリスのバーミンガムでカントリー・ミュージックを中心としたレパートリーを歌うデュオとして、マイケル・ウェストン・キングとルー・ダルグリーシュ夫妻によって結成。

2011年にニック・ロウを手掛けたニール・ブロックバンクのプロデュースで、70年代のパブロック伝説のミュージシャンたちと作ったデビューアルバム『How Do You Plead?』がリリースされるや、英国はもちろんアメリカでも絶賛され、カントリーの先人たちに敬意を表した新時代の音楽ファンにアピールする名盤、エルヴィス・コステロの『ALMOST BLUE』に匹敵する作品と高く評価された。

それに続くアルバム『The Reconciliation』は、コリン・エリオットによってプロデュースされ、キンキー・フリードマンやブロッドスキー・カルテットがゲスト参加し、二人の評判をさらに高め、ナッシュビルやオースティンSXSWの出演に繋がった。

彼らは、12年間で6枚のアルバムとDVDコレクションをリリースし、世界中で800回以上のショーを行なってきた。

2020年にはスティーヴ・ナイーヴのプロデュースで、全曲エルヴィス・コステロの曲というアルバム『カントリー・ダークネス』をリリース。コステロの作品に新しい息を吹き込む斬新なアプローチで批評家たちを驚かせ、なおかつ、オリジナルの感情をより深く表現しているとエルヴィス・コステロのファンにも好評を得た。

この『カントリー・ダークネス』がこのたび来日記念盤として9月25日（水）に発売される。

今年4月、エルヴィス・コステロとスティーヴの来日公演の際、コステロ初来日時に招聘を務めたトムス・キャビンの麻田浩にスティーヴがMDCのツアーの相談に来たのが事の経緯だという（詳細はこちら）。

バックをどうするかということで麻田のカントリーバンドをスティーヴが観に来た上で「浩のバンドで良いよ」ということになり、そこでMDCの初来日が決定したとのこと。

コステロを歌う史上最高の英国カントリーのキングとクィーンの歌声と日本の優れたカントリーミュージシャンたちの演奏をぜひ『カントリー・ダークネス - エルヴィス・コステロを歌う-』と共に堪能していただきたい。

商品情報

マイ・ダーリン・クレメンタイン＆スティーヴ・ナイーヴ『カントリー・ダークネス - エルヴィス・コステロを歌う-』

発売日：2024年9月25日（水）
定価：2,750円（税込）
品番：HYCA-8080
仕様：CD
発売元：CA VA? RECORDS / HAYABUSA LANDINGS
JAN：4571167369805
歌詞・対訳・解説付
解説：岡村詩野
日本盤のみボーナストラック3曲収録

【収録曲】
01. Either Side of the Same Town
02.I Lost You
03. I'll Wear It Proudly
04. Why Can't a Man Stand Alone?
05. The Crooked Line
06. Heart-Shaped Bruise
07. That Day Is Done
08. Different Finger
09. I Felt the Chill Before the Winter Came
10. Stranger in the House
11. Indoor Fireworks
12. Too Soon To Know
13. Powerless
14. April 5th（Bonus Tracks）
15. I’m Your Toy（Bonus Tracks）
16. Crooked Line remix（Bonus Tracks）