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トップニュースコロナ禍で多くの旅好きを励ました沢木耕太郎、初の国内旅エッセイ『旅のつばくろ』が待望の文庫化!

コロナ禍で多くの旅好きを励ました沢木耕太郎、初の国内旅エッセイ『旅のつばくろ』が待望の文庫化!

2023.10.03

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『深夜特急』で知られるノンフィクションライター、沢木耕太郎のエッセイ『旅のつばくろ』の文庫版が、10月30日(月)に発売される。
 
『旅のつばくろ』はJR東日本の車内誌『トランヴェール』の巻頭に連載されたエッセイをまとめたもので、単行本刊行直後に新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が発出され、外出が大幅に制限されるなか、電子書籍とあわせて4万人以上人々に読まれた。
 
世界中を旅し続ける沢木が16歳の時に初めて旅をした東北旅行の足跡を辿り、本州の「北の端」龍飛崎や太宰治の生家のある五所川原、宮沢賢治が愛した故郷・花巻のほか、絶景広がる軽井沢や兼六園などを歩き、意外にも初となる国内旅について綴ったエッセイ集となっている。
 
なお、紙書籍と同日に配信開始となる本書電子書籍版には、単行本・文庫とも紙書籍には収録できなかった沢木撮影の写真が収録されている。
 

試し読み・著者インタビュー

本作に収録されるエッセイ4編
著者インタビュー(中学3年生の時に船で大島を訪れたものの、怖くなってすぐに帰ってきてしまい、家族に笑われたという微笑ましいエピソードなど)
 
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【沢木耕太郎プロフィール】
1947年東京生れ。横浜国立大学卒業後、ノンフィクションライターとして出発し、雑誌を舞台に斬新な文体で注目を集める。1979年『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、1982年『一瞬の夏』で新田次郎文学賞を受賞。その後も『深夜特急』『檀』など今も読み継がれる傑作を発表し、2006年『凍』では講談社ノンフィクション賞、2013年『キャパの十字架』で司馬遼太郎賞、2023年『天路の旅人』で読売文学賞を受賞。そのほか長編小説『波の音が消えるまで』『春に散る』や、国内旅エッセイ集『旅のつばくろ』『飛び立つ季節 旅のつばくろ』など著書多数。

商品情報

旅のつばくろ

【発売日】2023年10月30日(月)
【定価】605円(税込)
【装画・題字】横山雄
【ISBN】978-410-123535-6

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世界を歩いてきた沢木耕太郎。そのはじめての「大旅行」は16歳の時、行き先は東北だった。あの頃のように自由に、気ままに日本を歩いてみたい。その土地を、ただ歩きたいから歩いてみようか。そう、つばめのように、軽やかに━━。著者初の国内旅エッセイ。

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