ダースレイダー(ラッパー)とプチ鹿島(時事芸人)が、監督・出演するドキュメンタリー映画『劇場版 センキョナンデス』の第2弾、『シン・ちむどんどん』の製作・公開が決定した。
海外メディアに精通するダースレイダーと、新聞14紙を読み比べするプチ鹿島は、絶妙な掛け合いで人気を博すYouTube番組『ヒルカラナンデス(仮)』を毎週配信している。そのスピンオフとして立ち上げ、好評を博してきたのが選挙企画。
映画化第2弾『シン・ちむどんどん』では、昨年の沖縄県知事選での二人の忖度なしの突撃取材、選挙戦の争点となった「基地問題」に正面から切り込む。前作同様、ラッパーと芸人ならではのエンタメ性を入り口に、沖縄から見える日本の民主主義のありようを問いかけていく。
公開はスピード感を重視して、8月に那覇の桜坂劇場で先行上映。その初日に監督二人が乗り込み、トークイベントを開催、映画&トークを沖縄から全国へライブ配信する。
▲ボランティアガイド・中山吉人さんと
▲下地幹郎候補と
▲下地幹郎候補の街宣
▲頑張ろう三唱
▲玉城デニー候補と
▲高里鈴代さんと
▲佐喜真淳候補と
▲佐喜真淳候補と
▲山城博治さんと
▲前泊博盛教授と
▲大浦湾を歩く二人
▲畠山理仁師匠と
▲辺野古でラップ
映画『シン・ちむどんどん』製作決定!
2023年8月11日(金)より那覇 桜坂劇場にて緊急公開&ライブ配信
監督・出演:ダースレイダー(ラッパー)×プチ鹿島(時事芸人)
プロデューサー:大島 新
製作:『シン・ちむどんどん』製作委員会
配給:ネツゲン
©︎『シン・ちむどんどん』製作委員会
【登場人物】
ダースレイダー プチ鹿島 玉城デニー 佐喜真淳 下地幹郎 畠山理仁 ほか
【作品紹介】
選挙は最高のお祭りだ! を合言葉に、全国の選挙戦に野次馬参戦するダースレイダーとプチ鹿島。今年2月に公開した『劇場版 センキョナンデス』は、全国およそ50館に広がり、観客動員数は1万人を突破、幅広い年齢層が劇場に足を運び、続編を期待する声が上がった。
映画第二弾の舞台は日本の中でも最も選挙が熱いと言われる沖縄。昨年9月に行なわれた県知事選を二人は忖度なしで突撃取材。政策に加えて、当時放送中の朝ドラ『ちむどんどん』について質問することで、候補者の人物像を浮き彫りに…。さらにSNS上に膨大に出回る県知事選についてのデマを問題視、追及していく。
選挙戦の争点となった「辺野古新基地建設」の現場にも乗り込み、座り込み抗議がおよそ3000日続く米軍基地ゲート前で、ダースレイダーは即興のラップを披露。音楽と共に戦い続ける沖縄の人々との熱いコラボが実現した。そんな知事選取材の翌月に起こったのが、ひろゆき氏による「座り込み抗議」への冷笑ツイート騒動だった。それに大量の「いいね!」が付いた状況を見過ごせないと考えた二人は、再び辺野古へ向かった…。
昨年9月に有料配信し大好評を博した県知事選のトーク番組『沖縄ナンデス』に未発表の素材を新たに加え、笑いあり、涙あり、民主主義を沖縄から問いかけるドキュメンタリーが誕生した。
【監督プロフィール】
ダースレイダー
ラッパー。パリ生まれ、幼少期をロンドンで過ごす。全国東大模試6位の実力で東京大学に入学するも、浪人の時期に目覚めたラップ活動に傾倒し中退。
2000年にMICADELICのメンバーとして本格デビュー。日本のヒップホップでは初となるアーティスト主導のインディーズ・レーベルDa.Me.Recordsの設立など、若手ラッパーの育成にも尽力する。2010年6月、イベントのMCの間に脳梗塞で倒れ、さらに合併症で左目を失明するも、その後は眼帯をトレードマークに復帰。
現在はThe Bassonsのボーカルの他、各界の言論人との配信番組に多数出演。著書に『武器としてのヒップホップ』(幻冬舎)などがある。
プチ鹿島(ぷちかしま)
時事芸人。新聞14紙を読み比べ、スポーツ、文化、政治と幅広いジャンルからニュースを読み解く。
2019年に「ニュース時事能力検定」1級に合格。2021年より「朝日新聞デジタル」コメントプラスのコメンテーターを務める。
コラム連載は月間17本で「読売中高生新聞」など10代向けも多数。
最新著作に「ヤラセと情熱 水曜スペシャル『川口浩探検隊』の真実」(双葉社)。TBSラジオ「東京ポッド許可局」、YBSラジオ「キックス」、YBSラジオ「プチ鹿島のラジオ19××」などのレギュラー番組を持つ。