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ICE 30周年メモリアル・リリース第4弾は、東芝EMI時代の後期アルバム4枚を初のアナログ盤で7月26日にリリース!

2023.04.21

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メジャー・デビュー30周年のメモリアル・イヤー真っ最中で、今週は発売したシングルを全て網羅した『ICE COMPLETE SINGLES』をリリースしたICEが、東芝EMI時代の後期アルバム音源4タイトルをアナログ盤でリリースすることが決定した。
巷でのアナログ盤ムーブメントが高まる中で、今年の2月に ICEが残した東芝EMI時代の初期アルバム音源4タイトルをアナログ盤でリリースして好評を博したことが記憶に新しいが、ファンから熱烈なるリクエストに応える形で、続編として5thアルバム『SOUL DIMENTION』から8thアルバム『SPECTRUM』までの4枚のアルバムを初のアナログ盤で7月26日にリリースすることが発表された。
ICE及び伝説のギタリスト宮内和之を再評価させるアイテムとして要チェックのリリース。アニバーサリーイヤーがさらに盛り上がる予感が満載だ。

SOUL DIMENSION

SOUL DIMENSION.JPEG

《5th》1996年11月27日リリース
UPJY-9278 / ¥4,180(税込)
▶︎ICE第1章の集大成アルバム。ヒットシングル[Love Makes Me Run]収録。「原点回帰」と「進化」を両立させた必聴の名盤。
【収録曲】
“where is‥?”
Medicine Street
See The Music On The TV
Life Is Blues
Monkey Communication
Take Me Away
Love Makes Me Run
Soul Of Joy
Plastic Hip
Yes,I Do
See The Music On The TV(reprise)
【解説】
前作から僅か9ヶ月でリリースされたICE第1章の集大成的なアルバム。
94年に続いて年間2作のアルバムリリースは、音楽表現を「点」ではなく「線」で捉える宮内和之のプロデューシングの特徴を物語っている。
 先行シングルの[Love Makes Me Run]は疾走感溢れる8ビートの上をポップスのお手本のようなメロディーが走る痛快なナンバー。単曲で聴くと感じないが、アルバムの中で聴くと確実に漂うソウルミュージック、これが宮内マジックである。[Medicine Street]はICEのデフォルトサウンド、[See The Music On The TV]は重厚なファンクサウンドだが、歌詞は宮内独特の世の中の風潮へのアイロニー、そしてそれを鮮やかに消し去る国岡のヴォイス、これもICEのデフォルトである。「原点回帰」と「進化」の2本立てを見事に両立させたアルバム。

MIDNIGHT SKYWAY

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《6th》1998年3月25日リリース
UPJY-9279 / ¥4,180(税込)
▶︎[CAN’T STOP THE MUSIC] 新たな音楽の旅への意欲溢れる6thアルバム。ICEの代表的アンセム[PEOPLE, RIDE ON]収録。
【収録曲】
MIDNIGHT SKYWAY
CAN'T STOP THE MUSIC
WERE YOU THERE
HOW DO YOU LIKE IT?
BLUES VIBRATION
WHISPER
LIVIN' IN THE CITY
FUNKY MUSIC SHO NUFF ON
COME TONIGHT
PEOPLE,RIDE ON
SONGBIRD
【解説】
自身のマネジメント・オフィスを立ち上げ、今まで以上に自由な制作環境を手に入れたICE。過去5作を通じて探求し積み重ねて来た経験を糧に、音楽に対峙する姿勢をさらに明確にした、第2期ICEとも言うべき新たなフェーズへとシフトアップした自信漲る6thアルバム。
オープニング・ナンバーで繰り返される“Music is our message"の力強い言葉、それに連なる先行シングル曲[CAN'T STOP THE MUSIC]のタイトルにも、音楽を作り続けることへの覚悟と自信が見て取れる。今やICEを代表するアンセムとして知られる[PEOPLE, RIDE ON]をはじめ、様々な音楽フォーマットへの愛情とリスペクト、限りのない探究心が生み出した、密度の濃い楽曲が並ぶ。

TRUTH

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《7th》1999年4月28日リリース
UPJY-9280 / ¥4,180(税込)
▶︎開放性と密室性、感情と抑制、憂いと祈り、哀しみと希望、怒りと慈しみ、宮内和之と国岡真由美=ICE。
【収録曲】
Truth
Brandnew Day
WHEN THE EAGLE FLY
Mr.CATMAN
SWEETNESS
LOWRIDE
Rock‘n’Roll Believer
Tonight Is The Night
Love Is Such A Beautiful Thing
BIG BEAT FROM THE CITY
IT'S ALL RIGHT
HAPPY
【解説】
1999年にリリースされた通算7枚目のアルバム。前作[MIDNIGHT SKYWAY]で示した新たなヴィジョンをさらに深化。ICEの真髄であるバンド・サウンドの濃密なグルーヴとプログラミングとの対比が生み出す解放感と密室感。
ハードとメロウを自由に行き来する、感情的に聴こえながらも抑制の効いた宮内和之のギターと、憂い・哀しみ・怒りというネガティヴな感情を、祈り・希望・慈しみに転化させる、すべてを包み込む国岡真由美のウィスパー・ヴォイス。
まさにICEの音楽の核をなすすべてのエレメントが高次元で融合。
自身の音楽に正直であろうとしながらも、ポップ・ミュージックとしても成立させようとするギリギリのせめぎ合いが生み出す、ICEの【核=MUSIC】が刻まれたひとつの到達点。

SPECTRUM

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《8th》2001年1月31日リリース
UPJY-9281 / ¥4,180(税込)
▶︎21世紀の幕開けとともにリリースの8thアルバム。先行シングルは名曲[ECHOES]、そしてBLIND HEADZによる奇跡のロックグルーヴ[SLIDER]収録。
【収録曲】
Age Of Spectrum
SLIDER
HIGH ON LOVE
SO INTO YOU
ECHOES(Emotional Mix)
Sausalito Callin’(Lovers Rock Version)
Theme Of Gyro(Snake Hip Mix)
TOKYO DAY・TOKYO NIGHT
PEAK
GROOVE ON!
Far Side Of The Moon
RED MOON
【解説】
21世紀の幕開けを告げる8thオリジナルアルバム。
決して同じ場所に留まることなく、さらなる高み、さらなる深みへと2人の、ICEの音楽の旅は続く。
その象徴は当時ICEと並行して宮内が加入していたBLIND HEADS(宮内和之<Guitar>、元COSA NOSTRAのサウンドメーカーKANAME<Bass>、そして80年代伝説のバンドTENSAWのGRICO<Drums>の3人による古今無双のヘヴィーロックバンド)が生み出した奇跡のグルーヴ[SLIDER]である。(野崎貴郎<keyboards>も参加)
「宮内君の中に宿るRockな衝動性がBLINDZ HEADの演奏で開放され、ICEとの良いバランスが取れたんじゃないかな」(国岡真由美談)
彼女の言葉通り、宮内は国岡のヴォーカルをシグネチャーに、さらに深みを増したICEサウンドを確立していくのである。

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