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待望の新作公開に合わせ、イタリアン・ホラーの帝王の全貌に迫る!『決してひとりでは読まないでください──ダリオ・アルジェント 「サスペリア」の衝撃』本日発売!

2023.04.19

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決してひとりでは読まないでください──ダリオ・アルジェント 「サスペリア」の衝撃』が、本日4月19日(水)P-VINE/ele-king booksより刊行された。
 
『サスペリア』で知られるイタリアン・ホラー/サスペンス映画の巨匠、ダリオ・アルジェント監督による10年ぶり新作『ダークグラス』の公開が決定。
ヨーロッパに伝わる魔女伝説をモチーフに、独自の色彩感覚にこだわった耽美的な描写で一世を風靡した『サスペリア』、そして工夫を凝らした残酷シーンと、意外すぎるでトリックでミステリファンをも驚嘆させた『サスペリア PART2』。
イタリア映画界にとどまらずハリウッドにも進出、当時人気絶頂のジェニファー・コネリー主演『フェノミナ』や、華麗なる流血表現でカルト的人気を誇る『オペラ座 血の喝采』などの傑作を連発。
ジョージ・A・ロメロ監督『ゾンビ』や『デモンズ』シリーズなどプロデューサーとしても活躍。
 
『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督による18年の『サスペリア』リメイクの大ヒットも記憶に新しい。
いまなお、ジェームズ・ワン、クエンティン・タランティーノ、エドガー・ライトら名だたる監督たちが影響を口にする巨匠、ダリオ・アルジェント。
本書では、新作の公開により改めて注目の集まるホラー/サスペンス映画の鬼才の全貌を紹介、さらにはアルジェントを生んだイタリアのサスペンス映画「ジャッロ」の入門特集も掲載。
 
執筆:伊東美和、宇波拓、片刃、上條葉月、児嶋都、児玉美月、後藤護、高橋ヨシキ、ナマニク、はるひさ、ヒロシニコフ、真魚八重子、森本在臣、山崎圭司

『決してひとりでは読まないでください──ダリオ・アルジェント 「サスペリア」の衝撃』目次

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クロスレビュー『ダークグラス』(真魚八重子、高橋ヨシキ)
ダリオ・アルジェント・バイオグラフィー(山崎圭司)
イラストコラム(児嶋都)
フィルモグラフィー
アルジェントがアルジェントであるために作られた監督デビュー作──『歓びの毒牙』(ナマニク)
宙吊りの連続──『わたしは目撃者』(上條葉月)
アルジェントが唯一挑んだ「ホモエロティシズム」映画──『4匹の蝿』(ナマニク)
無産階級から見た革命を描く──『ビッグ・ファイブ・デイ』(はるひさ)
恐怖のアルジェント・マシーン── 自動人形・エレベーター・マネキンとの別世界通信『サスペリアPART2』(後藤護)
奇妙な世界をサヴァイヴし、その扉から出ていくとき──『サスペリア』(児玉美月)
デタラメのなかの美意識──『インフェルノ』(上條葉月)
暗闇の領域──『シャドー』(山崎圭司)
美少女と鮮血──『フェノミナ』(真魚八重子)
殺戮の創意──『オペラ座 血の喝采』(真魚八重子)
娘アーシアを本格的に女優として開眼させた、フェィッシュな首チョンパ映画──『トラウマ/鮮血の叫び』(ナマニク)
繰り返される大文字のアートへの接近──『スタンダール・シンドローム』(高橋ヨシキ)
新説──『オペラ座の怪人』(はるひさ)
アルジェントによるジャッロの「再発見」──『スリープレス』(高橋ヨシキ)
アルジェント流デスゲーム──『デス・サイト』(片刃)
ヒッチコックとの共通項とは──『ドゥー・ユー・ライク・ヒッチコック?』(高橋ヨシキ)
汚くエグい中にも爽快感──『サスペリア・テルザ 最後の魔女』(片刃)
ただ、黄色であるというだけ──『ジャーロ』(はるひさ)
カマキリの神話学 祈りと邪眼──『ダリオ・アルジェントのドラキュラ』(後藤護)
これでもかというポーの「美味しいところ乗せ」『マスターズ・オブ・ホラー/悪夢の狂宴「黒猫」』(片刃)
力みすぎない中にもハードな描写『マスターズ・オブ・ホラー』(真魚八重子)
プロデューサーとしてのアルジェント(伊東美和)
ドキュメンタリー『ダリオ・アルジェント 鮮血の魔術師』(森本在臣)
 
インタヴュー:吉本ばなな
対談:アルジェントはお好き?」(山崎圭司・ヒロシニコフ)
 
コラム
アルジェントと音楽(宇波拓)
最高のパートナーにして魔女の血族── ダリア・ニコロディ(森本在臣)
アーシア・アルジェント──銀幕とその裏側(片刃)
「ぶっ殺し」と「ぶっ壊し」──
アルジェントに影響を受けた新世代の映像作家たち(ヒロシニコフ)
小特集 ジャッロ入門
概説「ジャッロ映画」とは(山崎圭司)
おすすめジャッロ30選(ヒロシニコフ+森本在臣)
コラム それはジャッロであり、ジャッロではない──ホラー映画の新たなる潮流「ネオ・ジャッロ」(ヒロシニコフ)

商品情報

決してひとりで読まないでください──ダリオ・アルジェント 「サスペリア」の衝撃

ele-king編集部(編)
2023年4月19日(水)発売
本体1,800円+税
ISBN978-4-910511-47-4-2
発行:P-VINE/ele-king books

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