羊文学、Creepy Nutsを擁する(株)次世代が開催した初のオーディションにてグランプリを受賞。1stEP『Catchall』のリリース以降、全国で精力的にライブを展開し、話題沸騰中。洋邦問わずさまざまな音楽からの影響を吸収したオルタナティヴなサウンドと、どこか懐かしさを感じさせながらも強烈な新しさと個性が炸裂するポップネスが混じりあった、まさに現代を生きる東京ローカルな若者による等身大のロックを鳴らすインディー・ロックバンド、Apes(エイプス)。
先日、スペースシャワー列伝第153巻 ~咲音福寿の宴~@新宿LOFTにて熱狂のパフォーマンスを披露し、テージ上から待望の1stフル・アルバム、フランス語でピュアを意味する『PUR』(ピュール)を4月に発売することをVo.の坂井が告知したばかり。
3人体制となってから、初のリリースとなった1月『Hesitate』を皮切りに2月『Neighbor』、続けざまにアルバムからの先行連続配信もいよいよ第3弾。本日、3月22日に新曲『Over ray』をデジタル・リリース。
哀愁を帯びたギターのアルペジオの静寂から、徐々にドラムとベースがリズムインし、Vo.坂井のエモーショナルな歌と演奏が緩やかにビルドアップして聴くものを魅了する胸熱なミドル・チューン。
“歩き出そうぜ 些細な機微や悔い 目の前の不安で
大事なものを見失わぬよう 光を追い越す
誰も見たことない その向こうで笑うため
光の向こうへ 今を追い越して”
現代を生きる全ての若者が抱える、先の見えない未来への不安、青春の光と影、葛藤、そこからの一筋の希望、大丈夫、歩き出そうぜと等身大の言葉で優しく語り掛けるかのような心温まるApes流、珠玉のバラードがここに誕生。
そして本日、同時公開となるメンバーのアラユが手掛ける『Over ray』のMVは、『Neighbor』との2部作となっており、前作のMVで画家を目指す主人公の女の子がカフェで不思議な体験をしたところからストーリーがはじまり、自室に戻った主人公が不安や葛藤の中から最後には真っ白いキャンバスに向き合って一歩踏みだそうとするその姿をメンバーの演奏シーンと交錯しながら、まるで往年のフィルム映画を思わせるかのような質感で映像化したハートウォーミングな映像作品に仕上がっている。
主演には、2019年デビューの『ザ・コインロッカーズ』選抜メンバー(ドラム担当)として様々なメディアに露出。2021年12月バンド解散後はドラマーとしての活動以外にも映画・MV・CM・雑誌など多方面で活躍の場を広げる、森ふた葉が前作に引き続き務める。
▼Apes『Over ray』(Official Music Video)
また、先日Apes公式HPやSNSにて、待望の1stフル・アルバム『PUR』の詳細がついに発表された。
1st EP『Catchall』(キャッチオール)を経て、幼少時に触れたMr.Childrenやレッド・ホット・チリ・ペッパーズに始まりNIRVANAからNOT WONK、Arctic MonkeysやDYGL、カネコアヤノまで洋邦問わずさまざまな音楽からの影響を吸収しより純度を増したオルタナティヴなサウンド、そしてどこか懐かしさを感じさせながらも強烈な新しさと個性が炸裂するポップネス、さらに本作では3人体制になったApesが、改めて世間に自分たちの存在を提示していくような、強い決意を感じさせるポジティヴなメッセージに満ち溢れたエモーショナルなアルバム。
先行配信の3曲をはじめ既にライブでもお馴染みの、2本の炸裂するギター、ドライブするベースがせめぎ合いながら紡ぎだす、圧倒歴な疾走感と抒情性を有したグッドメロディと、坂井玲音が紡ぎだすメッセージに裏打ちされた歌詞世界、まさに、生きづらい昨今の世の中で等身大のロツクを鳴らす渾身の1stフル・アルバム『PUR』が遂に完成した。
メンバー自身がデザインも手掛ける真っ白なキャンバスが印象的なアルバムのジャケットは、封入のブックレットを読み進めると、イラストレーターgaramによるにイラストが徐々にそこに描き足されていくという趣向になっている。「完成した絵を見たいなら、CD買えよという販促だけのアートワークだと勘違いはされたくない。CDを買って欲しい思いはそう解釈されて然るべき、だし実際買って欲しい。ただ、今作で表現したかったのは “変化していくこと” であり、だからこそジャケットには何も描かれてない真っ白なキャンバスを置いた。そこに〈光〉〈孤独感〉というテーマが加わってアルバムが進行していき、一つの答えになる絵で締め括られる。その流れが大事」(Vo.坂井)洒落た仕掛けを楽しむだけではなく、ぜひ手に取って『PUR』の本質を感じていただきたい。
さらに、フルアルバム発売を記念して開催される、リリースツアー『PUR』の対バンゲストも本日解禁。大阪公演・森良太バンド編成、愛知公演・KOTORI、東京公演・さよならポエジー、という普段からApesが敬愛してやまない3組の先輩アーティストを迎えた対バンツアーとなることが判明。記念すべき1stフルアルバムのリリースツアーであると同時に、敢えて格上の先輩アーティストと真っ向から対峙するという自分たちへの挑戦とでも言うべき今回のツアー。着実に快進撃を続ける“いまのApes”を耳で感じライブで体感していただきたい。
商品情報
Live Info.
1st full album “PUR” Release Tour “PUR”
2023年5月27日(土)LIVE HOUSE Pangea(大阪・心斎橋)
OPEN 17:30 / START 18:00
with:森良太バンド編成
2023年5月29日(月)CLUB UPSET(愛知・名古屋)
OPEN 18:30 / START 19:00
with:KOTORI
2023年6月2日(金)Spotify O-Crest(東京・渋谷)※ツアーファイナル
OPEN 18:30 / START 19:00
with:さよならポエジー
<チケット>
前売りチケット3,500円 ※ドリンク代別 / 全席スタンディング
<オフィシャルサイト4次先行受付中>
2023年3月22日(水)18:00~2023年3月26日(日)23:59