渋谷龍太の著書『吹けば飛ぶよな男だが』が3月1日(水)に株式会社KADOKAWAより発売される。
ロックバンド・SUPER BEAVERの渋谷龍太が2021年7月からダ・ヴィンチWebで連載しているエッセイを書籍化、毎月綴ってきたエッセイに加筆・修正を加え、新たなエピソードも書き下ろし、さらに「幸せ」「夢」をテーマにした新作小説も収録した一冊。
ロックバンドのフロントマン・渋谷龍太は日々、思考の連続。数多あるマイルール…、めんどくさいけど、なんだか愛おしくなる、そんな彼の初のエッセイは、携帯電話を拾ったときの妄想&顛末、ワインを飲む場でのそわそわした気持ち、「むかし話」の教訓を考え続けた先の結論、自身のライブで「ぱぱー」と呼ばれてしまったこと、完全無欠の“かっこいい人”について、アルバイト時代に出会った社長さんにもらった“言葉”、ライブで観客を“あなたたち”ではなく“あなた”と呼ぶ理由…など、渋谷が日々、思考を巡らせること、身の上に起こった出来事が綴られている。彼ならではのリズム、言葉選びでユーモラスに描かれた、笑えて、ちょっぴり共感できるエッセイ集だ。
書き下ろしの小説も加えた今作の帯にコメントを寄せたのは、小説家の吉本ばなな。渋谷が初の小説『都会のラクダ』(2021年刊行)を出版した際、ダ・ヴィンチWebで対談を行なった2人。その縁もあり、渋谷たっての希望を快諾してくれた吉本ばななが寄せてくれた愛あふれる帯コメントが以下。
「最強のバンドマンよ、憧れのロックスターよ! いつまでも、いつまでもこういうことばかり考えていてほしい!」
現在、本書はAmazonほかにて予約受付中で、Amazon限定版のポストカードは俳優の北村匠海が撮影した写真に、本を手に取ってくれた方へ渋谷からのメッセージが印字されたポストカード、TOWER RECORDS、HMV、TSUTAYA(実施対象店舗のみ)で実施される各店舗別のしおりは、渋谷がそれぞれデザインした、エッセイのエピソードに紐づいた愛らしいイラストとなっている(※いずれも数量限定特典のため、なくなり次第配布終了)。
【渋谷龍太プロフィール】
1987年5月27日生まれ。ロックバンド・SUPER BEAVERのボーカル。2005年にバンド結成、2009年メジャービュー。2011年レーベルを離れ、インディーズで活動を開始し、年間100本のライブ活動をスタート。大型フェスにも参加し、2018年には日本武道館単独公演を開催。
2019年に兵庫・ワールド記念ホールと2020年1月には東京・国立代々木競技場第一体育館で初のアリーナ単独公演を開催。チケットを即日ソールドアウトさせる。結成15周年を迎えた2020年4月にメジャー再契約。2021年、「愛しい人」がドラマ『あのときキスしておけば』(テレビ朝日系)の主題歌に、「名前を呼ぶよ」が映画『東京リベンジャーズ』の主題歌に起用された。新曲「ひたむき」が、2022年10月から読売テレビ・日本テレビ系全国29局ネットで放送されている人気TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』第6期のオープニングテーマに決定し話題を呼ぶ。現在もライブハウス、ホール、アリーナ、フェスなど年間100本近いライブを行ない、同年10月から12月にかけて自身最大規模となる4都市8公演のアリーナツアーも開催。他にも執筆活動やTV、ラジオパーソナリティを務めるなど多彩な才能をみせる。